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古典文学や文語体の文章をいい加減に口語訳・脚色したモノをちまちま載せています。
※「おしながき」が作品のインデックスになっておりますので、御参照ください。
記事一覧
【平家公達草紙】かたのまもり
高倉院の御代では、中宮様に仕える女房たちは折々風流を凝らしたかたのまもりを競って仕立て、身に付けていました。特に近習の女房たちは、中宮様の御厨子にかたのまもりを入れた手箱が常に置かれていましたので、…
公開 : 2026/05/06 20:58 / 更新 : 2026/05/06 20:58
根南志具佐(茸) 三之巻
そういうわけで竜宮城では、閻魔大王の勅命を受けて瀬川菊之丞捕獲のため緊急会議が招集された。評定の間に大小さまざま、列を正して詰める鱗どもをぐるりと見回し龍王は口を開いた。 「閻魔大王様の幕下に属し、…
公開 : 2026/02/14 09:58 / 更新 : 2026/02/14 10:00
根南志具佐(茸) 二之巻
そもそも芝居のはじまりを紐解いてみれば、地神五代の始めまで遡る。そのころ日の本は高天原から天下りたもうた天照大御神が治めておられたが、御弟君・素戔嗚尊は甚だおきゃんな御生まれ付きにてましませば、何を…
公開 : 2026/02/03 00:01 / 更新 : 2026/02/14 10:05
徒然草(茸) 序〜10
序段 退屈で物寂しい日々の手慰みに、硯に向かい、心に浮かんでは消えるあれこれをつらつら書きつけていると、自分でも驚くほど熱中してしまってるんだよなぁ * * * 第1段 まぁ、なんだ。この世に生…
公開 : 2025/09/11 00:37 / 更新 : 2026/02/14 10:06
根南志具佐(茸)
根南志具佐一之巻 「公河を渡ることなかれ、公ついに河を渡る。河に堕ちて死す、まさに公をいかんすべき」と詩に詠まれたのは、見ぬ唐土のいにしえに夫を河で亡くした悲しみに堪えぬ妻の嘆きだとか。さて宝暦十…
公開 : 2025/05/11 21:33 / 更新 : 2026/02/14 10:04
根南志具佐(茸)自序
自序 唐人の陳粉看(ちんぷんかん)、天竺のオンベラボウ、オランダのスッペラポン、朝鮮のムチャリクチャリ、京の男は「あのおしゃんすことわいな」と髭を食いそらし、江戸の女は紅を引いた口で「忌々しい、は…
公開 : 2025/05/11 21:26 / 更新 : 2026/02/14 10:05
おしながき(古典文学)
現在、公開している現代語訳の一覧です。 ※現代語訳して小説化しているものです。かなり私の主観が強い解釈ですので、ご了承ください。 *** 〇伊勢物語(茸)…コメディ、恋愛 第一段 初冠 https://simb…
公開 : 2025/04/06 12:02 / 更新 : 2025/04/06 12:02
おしながき(文語体)
文語体を口語訳したもの *** ●妖怪報告…井上円了の「妖怪報告」よりアヤシイ話を抜粋。 【妖怪報告】霊魂は幽明の間に通ずるものか【井上円了】 https://simblo.net/u/CSwtDp/post/109572 ●ごぉるで…
公開 : 2025/04/06 12:02 / 更新 : 2025/04/06 12:02
【撰集抄】西行於高野奥造人事
これは同じ頃、高野山の奥に住んでいた西行法師の話である。 西行には懇意にしている友がいた。月が美しい夜には橋の上で落ち合って共に月を眺め眺めして過ごしていたが、ある時この友の聖は「京でやらなければな…
公開 : 2025/04/06 00:53 / 更新 : 2025/04/06 12:01
椒圖志異/魔魅及天狗 編②
22. 桜町天皇が元文五年に比叡山の西塔釈迦堂の御修理をなされたが、修理の指揮を取る奉行は江川信楽の代官・多羅尾四郎左衛門という人と、大津の代官・石原清左衛門という人が務められた。石原様の家来に木内兵…
公開 : 2025/01/19 20:24
椒圖志異/魔魅及天狗 編①
魔魅及天狗 1.異形の顔 堀田何某公の家中に何とかの久兵衛という者がいた。久兵衛は役所へ出仕して政務を行っていたが、一日の労働を終えると暑い暑い日のことである。殊にぐったり疲れ、重たい頭と体を引きず…
公開 : 2025/01/19 20:18 / 更新 : 2025/01/19 20:39
【雑談】崇徳院の御遺詠
讃岐で崩御された後、藤原俊成へ届けられた崇徳院の御宸筆。雨月物語「白峯」を読むにあたり、この長歌がベースにあると思い解釈してみました。わかりやすくするために補足や脚色も入ってますので、「だいたいこん…
公開 : 2024/12/31 16:47
【平家公達草紙】内裏近き火
安元の御賀の華やかさは、今さら言うまでもありませんね。またあのころ内裏で開かれた宴の数々、些細な出来事につけても、心惹かれる忘れられないことばかりですよ。あの頃の私はまだ少将や中将の若造でしたが、同…
公開 : 2024/12/31 16:46 / 更新 : 2024/12/31 17:18
【平家公達草紙】花影の鞠
治承二年の三月ごろだったでしょうか。少将であった私…隆房は内裏を辞した夕方、内大臣の小松殿…重盛殿の御屋敷へ伺いました。 お屋敷に通されますと、庭の桜の木陰に小松家の若君たちが佇んでいるのが見えました…
公開 : 2024/11/27 21:39
【平家公達草紙】青海波
安元二年、法住寺殿で行われた安元の御賀でのことでした。三日に渡って行われた祝賀の後宴にて、当時、右大将であられた重盛殿のご子息、維盛殿、清経殿、有盛殿が舞人に抜擢されたのです。法皇様の節目の御賀、御…
公開 : 2024/11/24 12:55 / 更新 : 2024/11/24 12:58
椒圖志異/怪例及妖異 編
芥川龍之介の怪談集「椒圖志異」を口語訳したものです。まだ続きます。 *** 1.上杉家の怪例 桜田屋敷と呼ばれた上杉候の屋敷には、吉事があるごとに黒衣の女が現れたという。 いつの頃のことか、若殿様…
公開 : 2024/10/18 17:26 / 更新 : 2025/01/19 20:27
【妖怪報告】霊魂は幽明の間に通ずるものか【井上円了】
※井上円了「妖怪報告」https://www.aozora.gr.jp/cards/001021/card49274.html より、奇妙な夢の話を抜粋し、まいたけがいい加減に訳したものです。 *** 明治十九年、静岡県遠州何某氏より 私の家は…
公開 : 2024/10/08 22:47
【雨月物語】白峯
逢坂の関を越えてから、秋めいた山の紅葉も見過ごしがたく、浜千鳥の足跡がどこまでも続く鳴海潟、富士の高嶺に立ち昇る煙、浮島ヶ原、清美ヶ関、大磯小磯の浦々、紫草が咲き乱れる武蔵野の原、塩竈の凪いだ海の朝…
公開 : 2024/09/01 21:00 / 更新 : 2024/12/31 16:58
ごぉるでんでぇもん⑦
第八章 立ち込めた春霞の中、月は薄衣に透かしたようにほのぼのと明るく、水面はどこまでも仄白く揺蕩う。それはまるで無邪気な夢を見ているよう。寄せては返す波の音も眠たげにうつらうつらと、吹き来る風は人…
公開 : 2024/08/04 01:56 / 更新 : 2024/08/04 12:05
ごぉるでんでぇもん⑥
第七章 熱海は東京に比べて十余度ほども温かい。今日はようやく一月も半ばを過ぎたところだが、二千本もの梅林の梢は咲き乱れ、昼下がりの日差しは燦々と見上げる人々の面を照らしていた。また梅林の小路は爽や…
公開 : 2024/07/28 09:42 / 更新 : 2024/07/30 18:51
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