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まいたけ
古典と怪談が好きな茸です。タイッツーに生息。
なえどこLog
古典文学や文語体の文章をいい加減に口語訳・脚色したモノをちまちま載せています。
※「おしながき」が作品のインデックスになっておりますので、御参照ください。
記事一覧
いとどしく
いとどしく むかしむかし、あるところに何事かやらかした男がいたそうな。 色々あって京に居づらくなった男は、東国を目指して旅に出た。伊勢国と尾張国の国境いあたり、海沿いの道を歩いているときのこと。海…
公開 : 2023/08/27 18:18
芥川
芥川 むかしむかし、あるところに厄介な恋に身を焦がす男がいたそうな。 決して結ばれることがないと知りながらも、諦めきれない男は幾度も女の許へ足を運び、繰り返し求婚していた。しかし彼女は最初から行く…
公開 : 2023/08/27 18:17
をしめども
をしめども むかしむかし、あるところに月日が経つことさえ嘆く男がいたそうな。 弥生の終わり、群青に変わりゆく山の端を遠く眺めて、 「春の終わりの今日の日も、とうとう暮れようとしている…あぁ、どれほど…
公開 : 2023/08/27 18:16
もろこし舟
もろこし舟 むかしむかし、あるところに友達思いの男がいたそうな。 男の友人は五条辺りのさる女の家へ足繁く通っていたが、梅の花の頃、何も告げずにかの想い人が引っ越してしまったのだそうな。「もうあの人…
公開 : 2023/08/27 18:15
月やあらぬ
月やあらぬ むかしむかし、東の京の五条に皇太后様の御屋敷があり、その御屋敷の西の対に姪である高子様が住んでおられたそうな。 困ったことにその西の対へ高子様を深く慕い、度々訪う男があった。高子様は既…
公開 : 2023/08/27 18:14
ひじき藻
ひじき藻 むかしむかし、あるところに恋焦がれる男がいたそうな。 男が想いを寄せる女の元へひじき藻という海藻に贈った際に、 「あなたと共寝できるなら、月明かりが差し込む荒屋でも構いません。わたしの衣…
公開 : 2023/08/27 18:13
築地の崩れ
築地の崩れ むかしむかし、京の東、五条あたりに忍んで通う男がいたそうな。 その家の者に見つかってはまずいので、表から堂々と…という訳にはいかない。どうしたものかと家の周りを見て回った際に、近所の悪童…
公開 : 2023/08/27 18:12
西の京の女
西の京の女 むかしむかし、あるところに恋に惑う男がいたそうな。 平城京から平安京へと遷都して間もなく、まだ人家も疎らな時代のこと。西の京に女が住んでいた。その女は良家の血を引く人で、容姿こそ目立つ…
公開 : 2023/08/27 18:11
初冠
初冠 むかしむかし、あるところひとりの男がいたそうな。 彼はまだ元服して間もない年頃の青年であったが、かつての平城京あたり、春日の里というところに所領を持っていた。これはそのあたりへ鷹狩に出かけた…
公開 : 2023/08/27 18:10 / 更新 : 2023/09/01 20:33
【必ずお読みください】はじめに
*『伊勢物語(茸)』は、まいたけが趣味で古典「伊勢物語」を現代語訳して小説風に書いたものです。 *まいたけの主観と脳内補完がドバドバ入っています。ゆえに『通説』とはだいぶ違う箇所もございます。 …
公開 : 2023/08/27 18:00 / 更新 : 2023/08/29 00:26
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