異様な世界と三人の記録者(1/2)
公開 2024/04/22 16:34
最終更新 2024/05/14 22:41
(空白)
 暗闇の中で何かを引き摺る音がする。それが金属に当たったのか響いていた。トンネルのような空間を通り抜けて、姿を現したのは大きな男が斧を引き摺っていた。大男は辿り着いた場所で眠っている子供達を見ていた。大きな音が響いているのも関わらず、誰一人起きることのない状況に不気味だと感じる者はいない。ここではそれが普通だった。
 大男は子供の一人を抱えてトンネルの方に引き返した。暗闇の中で分岐する道を無視して一番奥へと進むと、その部屋には謎の手術台があって子供を寝かせた。手術台の周りにはたくさんの大人達がいた。大男はその人達に何かを話して去っていく。扉が閉められる数秒に見えたものは鈍器だった。

 朝も夜も分からない空間に響く鐘の音で目を覚ました子供達。一人連れて行かれたと心配する様子はなく、むしろいいなと思っていた。手術台に連れて行かれた者は今動いている偽物の体を捨てて、本物の体に変わることが出来る。子供達はそんな生活を送りながら今か今かと自分の番を待っていた。するとそこにいた少女は大男が来ると感じて、子供達をまとめていた。
「おはよう! 今日も一人を選ぶから夕飯のあとに発表するよ」
 大男は優しそうな声で子供達に言った。仲良く暮らしているものの皆ライバルで、けれど蹴落とす行為をすれば順番は最後の方になってしまう。良い子にしながらも我慢しなければならなかった。
「どうした? 元気がないようだが」
「……大丈夫。私は何も無い」
「……あとで来なさい」
 大男は心配そうに少女に話しかけていたが、彼女の目は大男を捉えておらず、遠くの方をまっすぐ見ていた。


 世界の書庫、そこにはすべての物語が保管されている。新たな世界が現れた時、世界を記録する者として『世界の観測者』。不必要な世界と判断した時、世界を消滅させる者として『永遠の機械人形』。二人はそれぞれ目的のために行動していた。対立することもあったが、最終的に一緒に動くようになり、『二つの世界』は終焉を迎えた。
 これ以上の世界を紡ぐことを放棄した「―――」の意思のもと、二人は眠りについた。しかし『神(化け物)が作り出したもの』の世界が生まれた時、二人が目覚めることはなかった。かわりとして世界の意思が呼び寄せたのは世界から溢れた二人の死体だった。彼ら二人の魂は物語と共鳴し、『記録者』として新たな命を得た。『記録者』が目を覚ました時、「―――」の意思を引き継いだ分身体である少女が現れて、世界の書庫の管理を三人で行っていた。
 ただある日、時間の記録者であるストルンが物語の登場人物に誘(いざな)われて謎の世界に取り込まれてしまった。残された少女と空間の記録者であるツィオーネは取り込まれた本を手にして、それがあったかもしれない未来を映したバグだらけの世界、通称『不完全な世界』だった。ストルンを取り戻すために旅立ったツィオーネだったが、長い時が経っても物語が完全に記録されることはなく、そのせいで今も二人は戻っていない。

 世界の書庫に残された少女が何もしていないわけではなかった。ここにはすべての物語が保管されているなら、助ける手段があるのではないかと思って探していた。しかし大量に存在する物語の中から探し出せたとしても一人ではあまりにも大変だった。
「早く戻ってきて……」
 寂しそうに呟く少女はたくさんの本に囲まれて調べものを繰り返していた。けれど糸口は見つからず、ページはめくられるだけだった。その音だけが響き、それ以外は静かな世界の書庫。少女はふと一冊の本を手にしていた。それは新しく生み出された白紙の本。まだ物語が紡がれていなかったはずの本に奇妙な文字が書き綴られていた。
「……文章が勝手に生成されている。新しい世界が生まれて……でもすごく怖い」
 綴られる物語は異様にも歪んでいた。記録するには値するが、ここにはもう『記録者』がいない。世界の書庫の管理を任されている少女はその場から動くことは出来なかった。

 少女の想いに緊急事態だと判断した世界の意思は書庫に収められていた三冊から新たな命を生み出した。時間と空間の記録者の姿に似せた新たな記録者として三人の姿を作り、それぞれ魂の共鳴を行い、その体にふさわしい能力を付与した。
 人の形を得た記録者の三人は世界の書庫の中で目覚めて、何もわからないまま歩いていた。世界の意思によって生み出された存在を知らず、少女は二人を救う方法を模索し続けていた。その出会いが噛み合わないまま、少女が持っていた白紙の本は文章を増やしていた。


 本に囲まれて調べ続ける少女のところに初めてやってきたのは速度の記録者だった。彼は少女を見るな否や、違和感を感じていた。魂の共鳴として使用された記憶と一致しない姿に対して、あまりにも幼すぎると思っていた。次にやってきたのは結界の記録者で、彼は手にスケッチブックと筆を持っていた。そのスケッチブックには目覚めてから世界の書庫をあらゆる視点から描かれた絵が大量にあった。
 少女は二人が戻ってきたと思ったが、違う人物が立っていたことに驚いて一瞬だけ恐怖を感じたが、それが新たに生まれた『記録者』だと理解すると、異様なまでに歪んだ文章を綴り続ける本を渡した。その内容を速度の記録者が読んでみたが、いまいち反応が良くなく、結界の記録者も同じ反応をしていた。形こそ二人に似せて作ったものの、『記録者』としての機能がまだ定まっていなかった。
 首を傾げ続ける速度と結界の記録者に対して少女は「どうしよう」と呟いていると、遠くで別の気配を感じた。速度と結界の記録者を置いて、その方へ向かうと永眠の記録者が椅子に座ったまま眠っていた。しかし両手で押さえていた枕が床に落ちて彼はゆっくりと目覚めた。
「おはよう、―――」
 それを聞いて少女はこの人なら大丈夫、と思って速度と結界の記録者に渡した本を取り上げて、永眠の記録者に見せた。彼はページをめくりながら頷いていた。

 三人の記録者が少女の前に立っていた。記録者として機能しているのかは置いておくとして、永眠の記録者は本を閉じていた。文章はあまりにも恐怖を煽るものであったが、何事もなく読み終わり、その本を持ち続けていた。
 少女は三人を見ながら彼らがそれぞれ何の魂から共鳴したのか少しずつ分かってきた。それから導かれた『速度』、『結界』、『永眠』は名前として合っているものだった。しかしそれは二つ名として存在しているものであり、彼らには名前がなかった。しかしその名前はふと少女の頭の中に浮かび上がる。「―――」の分身体であるが故に彼女もまたその権利があった。
「フォノス……シクール……ロエアス」
 少女がそう呟くとさっきまで不完全な動きをしていた速度と結界の記録者は名前を得たからか、人として必要な会話を普通に行っていた。永眠の記録者はそんな二人を見ながら少女の頭を撫でていた。これならきっと記録者として動ける、と思った少女は三人に告げた。
「速度の記録者 フォノス、結界の記録者 シクール、永眠の記録者 ロエアス」
『……』
「その本の結末を記録して戻ってきて」
「俺は構わないが」
「私も同意します」
「僕もいいよ。でも一つ聞いてもいい?」
「何? ロエアス」
「修正の過程で登場人物が消えても構わないよね」
「え?」
「僕にはその力があるから……」
「……そんな危険な力が備わっていたんだ。ストルンとツィオーネにはなかったのに」
「それって時間と空間の記録者のことか」
「うん……長い間戻ってきてないけど」
「悲しい顔をしないでください。私達は記録次第すぐに戻ってきますから」
「ありがとう。シクール」
「でもどうやってその本の世界に行くんだ? 俺達にはその時間と空間の記録者のような転移の能力を持たない」
「それなら大丈夫。疑似的に転移が可能な本があるの。三人にはこれを使ってもらう」
「……一冊しかないけどいいのか?」
「うん! 記録するための世界が導いてくれるから」
 転移の本をフォノスに渡し、記録するための本はいつの間にかシクールの手にあった。転移の本に三人の手が重なった時、記録するための本は開き、白い光を放って世界の書庫から消えてしまった。再び一人になった少女は「きっと大丈夫」と呟きつつ、静かになった世界の書庫で涙を流していた。


 朝食を済ませて子供達はそれぞれ各場所の掃除をし始めていたが、少女は大男のところに行っていた。トンネルの中には多くの分岐と部屋があった。豆電球程度の明るさしかないところを歩き、いつも大男がいるところに辿り着いた。そこは普通の部屋に見えるが、やけに工具が置いてあった。
「よく来た」
「私は大丈夫ですから」
「いや……まだ慣れていないようだ」
「何が」
「まぁ、ここに座りなさい」
 大男は少女に対して座るように促すが、彼女は一向に座ろうとしなかった。さっさと戻って子供達の様子を見たいという感じに、何の異常もないと睨みつけるように見ていた。しかし大男は仕方ないと立ち上がり、少女に近づいて右手を掴んで引っ張り強制的に座らせた。
「うーん……」
「何もないよ」
「いや、少し……お話をしよう」
「話はもういらない」
「ならばこのにがーい薬を飲むかい?」
「私はそれでもいい。早く帰らせて」
「……まったく気の乗らない子だ」
 大男はため息を吐き、少し席を立ち戻ってくると小さな瓶を持ってきた。その中には得体の知れない色の液体薬が入っていたが、少女は何の迷いもなく飲み干した。彼女の虚ろの目はもっと深く刻まれてゆっくりと瞼を閉じていた。制御が効かなくなった彼女の体は倒れ始めて大男は受け止めた。背中をさすっていると少女は目を覚ました。
「なんで眠くなるの」
「……君の信仰がまだ甘いということだ」
「薬は苦いのに」
「いずれ苦く感じることもなくなる」
「それは本物の体を手に入れることが出来たらってこと?」
「そうだ。今でこそ偽物の体だが、順番が来れば君も」
「それはいつ?」
「それは言えないな。今日かもしれないし、また次の日かもしれない。はたまた遠い日かもしれない。それは君次第だ」
「……わかった」
 少女の目は虚ろのままにしょんぼりして、椅子から立ち上がり部屋を出て行った。扉が静かに閉まり、大男は謎の笑みを浮かべていた。
 少女はそんな笑みを知らず、子供達の元に戻るためにトンネルを抜けた。豆電球しかない明かりからすれば抜けた先はもっと明るかった。しかし窓もなく朝か夜か分からない場所。時計だけがご飯と行動の時間を示し、それ以外の自由はほとんどなかった。
 そして夕食後、一人の子供が選ばれた。選ばれた子供は喜び、その他の子供達は反発しようとしたが、反抗すれば悪い子として判断されるため静かにしていた。少女は大男の目を見ていたが、何も感じていないようだった。


 静かな夜の風景に沈む月すら拝むことが出来ない。そこには窓がなく空気の入れ替えが不十分な場所。慣れた目でさえその暗さを捉えることが出来ない。三人の記録者が目覚めたのはそんな場所だった。転移の本は光を失い、ただの本になり果てていた。おそらく記録が終わらない限り、それを使うことが出来ないのだろうと三人は思った。
 足を一歩踏み出せば冷たい空気にさらされて、無音の足音がこの世界に響いていた。何も見えない中、先頭を歩いていた速度の記録者 フォノスが止まり、結界の記録者 シクールと永眠の記録者 ロエアスは次々と背にぶつかった。フォノスが見たのは大男が一人の子供を連れて行こうとしていたところだった。本の内容を理解していないフォノスはそれが誘拐事件か何かだと思って止めようとしたが、その手は干渉できず通り抜けた。
「え?」
 驚くフォノスだったが、それが記録者であるが由縁の現象だと気づくと遠ざかっていく大男を見ていた。止めないのかと疑問に思ったシクールがフォノスの前に立つが、フォノスは首を振ってそれを制した。
「ちょっと!」
「これが記録者としての役目だ。俺達はこの世界を記録するだけ。だから干渉できない」
「でも……あれ?」
「どうした」
「ロエアスはどこ行った?」
 シクールの後ろにいたはずのロエアスがいつの間にかいなくなっていた。そのことにイラつくフォノスと慌てふためくシクールだったが、ひとまずロエアスを探すため、止まっていた足音は再び響き始めた。


 日々は繰り返される。一日、また一日と子供達は選ばれて連れて行かれる。本物の体を手に入れた後の子供達の姿を見たものはいない。しかし少女は幾度となく夢を見ていた。それは本物の体を手に入れる手術を受けている時の夢。魂の転移を行い、偽物の体は火葬される。けれどその体の右腕は肥大化し、普通の生活を送るにはあまりにも不便に見えた。おかしいと感じるはずがないのに、その夢での少女はいつも首を傾げていた。
 夢から目覚めれば偽物の体のまま、手術台はなく子供達がいた。恐ろしさが残る後味の悪い夢。静かに従っていれば何も思うことはない。良い子を演じ続けていればすぐに忘れられるだろうと気楽に思っていた。しかしそんな甘くはなく、その夢は少しずつ鮮明になっていた。
 少女がそんな感じだから大男もまた悩んでいた。苦い薬を飲ませた後も何度か話を試みようとしたが拒否されて、仕方なく彼女を気絶させて連れて行った。そこは手術室の前にある部屋だが、その入り口には何も書かれていなかった。子供達はその部屋のことを悪い子を叱るための部屋と呼んでいた。気絶させた少女を寝かせた大男は何かを呟いていた。
「穢れを取り除き 苦しみは解放される そして 幸福のために」
 それから聞きなれない言葉を発しながら少女は光り輝く。そして少女の腕に小型ナイフを当てて血を流し、その血は服に染み込むことなく言葉に合わせて浮かび上がる。血は花となり、それを大男は握りしめて散らせた。流れ出していた血は傷跡も残さず止まり、少女はゆっくりと目を覚ました。
「……ここは」
「もう大丈夫だ」
「何も思い出せない」
「それで構わない。君は……」
「この体は偽物の体……本物は何処にある」
「もう少しだから待っていなさい」
「はい」
 まるで別人のようになった少女は何も感じずに大男を眺めているだけだった。鮮明になりつつあった夢は嘘のように消え、頭の中は空っぽになっていた。そして代わりに本物の体のことだけを考えるようになっていた。ふらふらと立ち上がって出て行こうとする少女に大男は「今日は自由にしていなさい。明日は君の番だ」と告げた。それを聞いて少しだけ顔が明るくなった少女は部屋を出てトンネルを歩いていた。
趣味で小説や詩を書いている者です。また読書や音楽、写真など多くの趣味を抱えています。
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