遺物に侵食された世界(10/10)
公開 2024/02/24 14:11
最終更新
2024/02/24 14:15
(空白)
神は高笑いしていた。誰も止めることの出来ない優越にひたって落ち行く二人を見届けようとしていた。地上にいた能力調査隊の人間達は絶望に苛まれ、丸十や甜瓜は恐怖で演奏が止まり、白露は二人の名を叫んでいた。しかし堕天使は何かを感じ取り、二人の方を見続けていた。
光が収まりその状況に神は止まっていた。何故なら空中に二人がとどまっていたからだった。懐中時計は完全に落ちて砂に埋もれていたが、そこに封印されていた本来の力が蒼徨の中に入り、光の雨によって怪我をした箇所は何事もなかったかのように消えていた。そしてそれは風花にも同じように起こり、痛みで気絶した状態から意識を取り戻し目を覚ましていた。
「『何故だ! ありえない』」
「ありえないことでもないさ」
「『貴様!』」
神の目にはうっすらと天使の姿が映っていた。その姿に見覚えがあり、天使の贈り物として名付けられていた遺物はもともと神が持つものであり、それを盗んだ天使だった。
「……う……蒼徨さん?」
「僕はすべてを思い出しました。何もかも……今まで忘れていた記憶を。だからもう大丈夫。風花さんが傷つく必要はない」
蒼徨は神の方に目を向けて天使は彼のそばにいた。神は怒りに任せて杖を振り、そこから発せられた光は二人に放たれたが、謎の結界に阻まれて攻撃は防がれた。風花が持つ無線機から声が聞こえてきた。
『運命はもうお前のものではない! それに彼らはまだ死ぬべきではない』
その声は虧月だった。見届けるだけの役目を担っていた『死者の瞳』は寿命と死の日を見る。しかし死の日を迎えていない者が殺されそうになっている時、その者を救うための結界を張ることが出来ることを思い出し、とっさに二人を見て守っていた。
「『死神も裏切るか……神に仇なす者め』」
「もうお前に味方などいない」
「『ならばすべてをこの光で浄化するのみ』」
空を覆うは眩し過ぎる光の海。今までのは序の口と言わんばかりの膨大な力が落ちようとしていた。
地上にいた丸十と甜瓜もそれに気づき、けれど何も出来ない自分達が悔しかった。楽しければ楽しいほどその力は強力となる『詩の音色』だが、魅入られた者達が攻撃をやめたことでその死の矛先は完全に能力を持っている者へと傾いていた。今演奏を始めれば、神の思うつぼとなってむしろ壊滅する可能性が高かった。
「お兄ちゃん……私達は何も出来ないの?」
甜瓜に尋ねられる丸十は黙っていた。そもそも攻撃型ではない『詩の音色』は他の強力な能力に対して今となっては無力に近かった。『死者の瞳』は新たな覚醒を得て、守る力を手に入れたのに、『詩の音色』は何も変わらなかった。
「二人とも演奏を続けて」
「堕天使さん? でも」
「大丈夫」
「何か考えがあるのか?」
「ある」
それ以外語ることをしない堕天使に甜瓜は不安そうにしたが、丸十が構えると彼女も構えて演奏し始めた。一瞬だけ能力調査隊の人間達に被害が及んでいたが、すぐに堕天使が切り換えて神を見続けていた。
膨大な光の海を落とそうとする中、神にまとわりつく結界もまた再生し始めていた。第二砲撃として『硝薬』が投げた爆弾は暴走状態に近い神の足元にも及ばず、落としてもすぐに光の砲弾で撃ち落されていた。一瞬、煙によって空が灰色に染まっていたが、すぐに光の海で白くなり、意味のない行為だと戒められていた。
「『小賢しい人間め……邪魔をするな』」
そう神が言い、追尾砲撃でヘリを撃ち落とし、砂を焦がしながら爆発していった。なんとか脱出できた者もいたが、間に合わずにそのまま死んだ者もいた。やっと蒼徨と風花の相手をすることが出来ると思い、ニヤリとした時、謎の違和感があった。再生したはずの結界が少しずつ崩れ去っていることに。『硝薬』の能力による爆発ではなく、それは『詩の音色』によるものだった。蒼徨と風花の助けになりたいと願った丸十と甜瓜が奏でる音色は堕天使によって神を殺すための『死の音色』となっていた。未だ地上で戦う能力者達や無力ながらも武器をふるう人間達には無害な応援曲として聞こえて、神には死だけを与え続けていた。結界を維持するための力は奪われていた。
「この世界の運命はもう僕達のものだ」
「『そんな力で我に勝ったとでも思っているのか! 戯言を』」
そう神が言った時、回復していたはずの風花は蒼徨から離れて落ちていた。『死者の瞳』によって守られていたはずの結界を通し、蒼徨に当てようとした攻撃が近くにいた風花に刺さっていた。気づいた時にはその手は取れないほど離れて追いかけようとしたが、神の妨害で壁を張られてしまった。
落ち行く風花は目を閉じ、意識が遠のいて今度こそ死ぬのだと思っていた。落ち行く中で刺さった光の槍は消えて、砂の中に埋もれる形で落ちたと思ったが、風花は抱えられておりそこには白露がいた。
「白露さん!」
「……なんとか無事です。ただ早く救護班を!」
遠くから見守っていた白露は万が一のために光の砲撃が当たらないところまで近づいていた。一瞬の出来事で驚いたものの、神は蒼徨や風花以外の人間達に目をやらなかったおかげで白露がいたことに気づけず、彼は落ちてくる彼女を受け止められた。指揮を取っていた人も走ってきて、落ちてきた衝撃で慌てていたが、すぐに救護班を呼んでいた。
治療を行ったものの風花は今までの戦闘で起き上がれなくなっていた。また雨夜は数々の神の攻撃により再生が不可能となり、小さな影となり彼女のそばにいてやることしか出来なくなっていた。
「……もう話すことも出来ない」
「風花さん!」
「この声……白露さん?」
「よかった」
「ごめんなさい……よく見えなくて……ぼやけていて」
「大丈夫……ただあいつは」
白露は窓から外を見ていた。神と対峙する蒼徨の姿が見え、風花はぼやけながらその方へ手を伸ばしていたが、力尽きて落ちてまた目は閉じられた。
神にまとわりついていた結界はすべて崩れ去っていた。『死者の瞳』による結界も貫かれた際になくなっていて、蒼徨も少しだけ怪我をしていた。光の海を止める手段はなく、人間達は最後の瞬間まで戦い続けていた。それがこの世界の終わりだと皆が思い始めていたが、蒼徨の願いは固まっていた。本当は風花のそばにいて守られ続ける運命でもよかった。けれどそれではまた神が暴れて繰り返し、同じ運命を担うならばそれすらも変えてしまえばいい。
「本当にそれでいいんだな」
そばにいた天使は問う。あの日、蒼徨に贈り物が使われてすべてが動き出した時から、こうなることは確定事項ではなかった。彼が信じ続けたものが間違っていなかったからこそ、この願いは運命となって叶う。天使は彼でよかったと初めてそう思った。
「『抗え、そして絶望しろ』」
「絶望するのはお前の方だ」
「『なっ……!?』」
「たとえ僕の存在が忘れられても……それでもそう願いたいんだ」
光の海が落ちてきたのと同時にこの世界の運命は彼の願いによって変えられた。遺物がこの世界に落ちる前、それすらも消し去った平和な世界を望み、神に宿った悪意を消し去った。それによって彼の存在が永劫消滅しても、後悔はなかった。
太陽の光が輝き、快晴の空が朝を告げる。鳥達の話し声が耳に届く頃、人々は変わらない日常に取り込まれていた。過ぎ行く日々に疑問を持つ者は誰もいないはずだが、一人だけそれが異常だと気づいていた。けれどその異常を説明することは出来ない。何故ならばそのことを覚えているのは少女だけだった。
空から降り注いだ遺物とそれによって生み出された能力、これらによって引き起こされた事件のすべては最初から存在しなかったものとして処理されたこの世界の記録。
危険区域と呼ばれていた街も遺物によって消滅した街も、何事もなかったかのように元に戻っていた。研究所があった場所はただの山となっていて、動物達が静かに暮らしていた。少女の両親はこの街から離れた場所に住み、少女は一人旅に出ていた。
ビルの電子看板には天才ピアニストの双子の紹介がされており、そこには双子の兄妹が母親とともに映って、演奏会の日が書かれており、チケットは発売中となっていた。
突然、電話がかかってきて取るとその相手は両親の知り合いの研究者であった。その人はたまに電話してくる不思議な人だったが、少女の話す内容を嘘と決めつけず聞いてくれる変な人でもあった。
司祭がどうなったかは知らなかった。神に体を奪われた司祭は解放されたのか、それとも一緒に消えてしまったのか、少女の記憶の中には残されていなかった。
ふと立ち止まり暗い路地裏へと足を踏み入れる。普通の街となったその場所でもまだ高い建物が古くなったまま放置されたところもあった。少女の影はもう動かない。能力として生まれ変わった青年はこの世界から消えた。存在したという記録はなく、少女の記憶だけに存在していた。
そしてあの日、初めて会ったその日からこうなる運命だったのかもしれない。『運命の羽根』が願ったものはすべての人を救い、代わりに大切な人を奪った。
「どうして……」
少女は空を見上げて、涙は頬を伝って地面に落ちた。
神は高笑いしていた。誰も止めることの出来ない優越にひたって落ち行く二人を見届けようとしていた。地上にいた能力調査隊の人間達は絶望に苛まれ、丸十や甜瓜は恐怖で演奏が止まり、白露は二人の名を叫んでいた。しかし堕天使は何かを感じ取り、二人の方を見続けていた。
光が収まりその状況に神は止まっていた。何故なら空中に二人がとどまっていたからだった。懐中時計は完全に落ちて砂に埋もれていたが、そこに封印されていた本来の力が蒼徨の中に入り、光の雨によって怪我をした箇所は何事もなかったかのように消えていた。そしてそれは風花にも同じように起こり、痛みで気絶した状態から意識を取り戻し目を覚ましていた。
「『何故だ! ありえない』」
「ありえないことでもないさ」
「『貴様!』」
神の目にはうっすらと天使の姿が映っていた。その姿に見覚えがあり、天使の贈り物として名付けられていた遺物はもともと神が持つものであり、それを盗んだ天使だった。
「……う……蒼徨さん?」
「僕はすべてを思い出しました。何もかも……今まで忘れていた記憶を。だからもう大丈夫。風花さんが傷つく必要はない」
蒼徨は神の方に目を向けて天使は彼のそばにいた。神は怒りに任せて杖を振り、そこから発せられた光は二人に放たれたが、謎の結界に阻まれて攻撃は防がれた。風花が持つ無線機から声が聞こえてきた。
『運命はもうお前のものではない! それに彼らはまだ死ぬべきではない』
その声は虧月だった。見届けるだけの役目を担っていた『死者の瞳』は寿命と死の日を見る。しかし死の日を迎えていない者が殺されそうになっている時、その者を救うための結界を張ることが出来ることを思い出し、とっさに二人を見て守っていた。
「『死神も裏切るか……神に仇なす者め』」
「もうお前に味方などいない」
「『ならばすべてをこの光で浄化するのみ』」
空を覆うは眩し過ぎる光の海。今までのは序の口と言わんばかりの膨大な力が落ちようとしていた。
地上にいた丸十と甜瓜もそれに気づき、けれど何も出来ない自分達が悔しかった。楽しければ楽しいほどその力は強力となる『詩の音色』だが、魅入られた者達が攻撃をやめたことでその死の矛先は完全に能力を持っている者へと傾いていた。今演奏を始めれば、神の思うつぼとなってむしろ壊滅する可能性が高かった。
「お兄ちゃん……私達は何も出来ないの?」
甜瓜に尋ねられる丸十は黙っていた。そもそも攻撃型ではない『詩の音色』は他の強力な能力に対して今となっては無力に近かった。『死者の瞳』は新たな覚醒を得て、守る力を手に入れたのに、『詩の音色』は何も変わらなかった。
「二人とも演奏を続けて」
「堕天使さん? でも」
「大丈夫」
「何か考えがあるのか?」
「ある」
それ以外語ることをしない堕天使に甜瓜は不安そうにしたが、丸十が構えると彼女も構えて演奏し始めた。一瞬だけ能力調査隊の人間達に被害が及んでいたが、すぐに堕天使が切り換えて神を見続けていた。
膨大な光の海を落とそうとする中、神にまとわりつく結界もまた再生し始めていた。第二砲撃として『硝薬』が投げた爆弾は暴走状態に近い神の足元にも及ばず、落としてもすぐに光の砲弾で撃ち落されていた。一瞬、煙によって空が灰色に染まっていたが、すぐに光の海で白くなり、意味のない行為だと戒められていた。
「『小賢しい人間め……邪魔をするな』」
そう神が言い、追尾砲撃でヘリを撃ち落とし、砂を焦がしながら爆発していった。なんとか脱出できた者もいたが、間に合わずにそのまま死んだ者もいた。やっと蒼徨と風花の相手をすることが出来ると思い、ニヤリとした時、謎の違和感があった。再生したはずの結界が少しずつ崩れ去っていることに。『硝薬』の能力による爆発ではなく、それは『詩の音色』によるものだった。蒼徨と風花の助けになりたいと願った丸十と甜瓜が奏でる音色は堕天使によって神を殺すための『死の音色』となっていた。未だ地上で戦う能力者達や無力ながらも武器をふるう人間達には無害な応援曲として聞こえて、神には死だけを与え続けていた。結界を維持するための力は奪われていた。
「この世界の運命はもう僕達のものだ」
「『そんな力で我に勝ったとでも思っているのか! 戯言を』」
そう神が言った時、回復していたはずの風花は蒼徨から離れて落ちていた。『死者の瞳』によって守られていたはずの結界を通し、蒼徨に当てようとした攻撃が近くにいた風花に刺さっていた。気づいた時にはその手は取れないほど離れて追いかけようとしたが、神の妨害で壁を張られてしまった。
落ち行く風花は目を閉じ、意識が遠のいて今度こそ死ぬのだと思っていた。落ち行く中で刺さった光の槍は消えて、砂の中に埋もれる形で落ちたと思ったが、風花は抱えられておりそこには白露がいた。
「白露さん!」
「……なんとか無事です。ただ早く救護班を!」
遠くから見守っていた白露は万が一のために光の砲撃が当たらないところまで近づいていた。一瞬の出来事で驚いたものの、神は蒼徨や風花以外の人間達に目をやらなかったおかげで白露がいたことに気づけず、彼は落ちてくる彼女を受け止められた。指揮を取っていた人も走ってきて、落ちてきた衝撃で慌てていたが、すぐに救護班を呼んでいた。
治療を行ったものの風花は今までの戦闘で起き上がれなくなっていた。また雨夜は数々の神の攻撃により再生が不可能となり、小さな影となり彼女のそばにいてやることしか出来なくなっていた。
「……もう話すことも出来ない」
「風花さん!」
「この声……白露さん?」
「よかった」
「ごめんなさい……よく見えなくて……ぼやけていて」
「大丈夫……ただあいつは」
白露は窓から外を見ていた。神と対峙する蒼徨の姿が見え、風花はぼやけながらその方へ手を伸ばしていたが、力尽きて落ちてまた目は閉じられた。
神にまとわりついていた結界はすべて崩れ去っていた。『死者の瞳』による結界も貫かれた際になくなっていて、蒼徨も少しだけ怪我をしていた。光の海を止める手段はなく、人間達は最後の瞬間まで戦い続けていた。それがこの世界の終わりだと皆が思い始めていたが、蒼徨の願いは固まっていた。本当は風花のそばにいて守られ続ける運命でもよかった。けれどそれではまた神が暴れて繰り返し、同じ運命を担うならばそれすらも変えてしまえばいい。
「本当にそれでいいんだな」
そばにいた天使は問う。あの日、蒼徨に贈り物が使われてすべてが動き出した時から、こうなることは確定事項ではなかった。彼が信じ続けたものが間違っていなかったからこそ、この願いは運命となって叶う。天使は彼でよかったと初めてそう思った。
「『抗え、そして絶望しろ』」
「絶望するのはお前の方だ」
「『なっ……!?』」
「たとえ僕の存在が忘れられても……それでもそう願いたいんだ」
光の海が落ちてきたのと同時にこの世界の運命は彼の願いによって変えられた。遺物がこの世界に落ちる前、それすらも消し去った平和な世界を望み、神に宿った悪意を消し去った。それによって彼の存在が永劫消滅しても、後悔はなかった。
太陽の光が輝き、快晴の空が朝を告げる。鳥達の話し声が耳に届く頃、人々は変わらない日常に取り込まれていた。過ぎ行く日々に疑問を持つ者は誰もいないはずだが、一人だけそれが異常だと気づいていた。けれどその異常を説明することは出来ない。何故ならばそのことを覚えているのは少女だけだった。
空から降り注いだ遺物とそれによって生み出された能力、これらによって引き起こされた事件のすべては最初から存在しなかったものとして処理されたこの世界の記録。
危険区域と呼ばれていた街も遺物によって消滅した街も、何事もなかったかのように元に戻っていた。研究所があった場所はただの山となっていて、動物達が静かに暮らしていた。少女の両親はこの街から離れた場所に住み、少女は一人旅に出ていた。
ビルの電子看板には天才ピアニストの双子の紹介がされており、そこには双子の兄妹が母親とともに映って、演奏会の日が書かれており、チケットは発売中となっていた。
突然、電話がかかってきて取るとその相手は両親の知り合いの研究者であった。その人はたまに電話してくる不思議な人だったが、少女の話す内容を嘘と決めつけず聞いてくれる変な人でもあった。
司祭がどうなったかは知らなかった。神に体を奪われた司祭は解放されたのか、それとも一緒に消えてしまったのか、少女の記憶の中には残されていなかった。
ふと立ち止まり暗い路地裏へと足を踏み入れる。普通の街となったその場所でもまだ高い建物が古くなったまま放置されたところもあった。少女の影はもう動かない。能力として生まれ変わった青年はこの世界から消えた。存在したという記録はなく、少女の記憶だけに存在していた。
そしてあの日、初めて会ったその日からこうなる運命だったのかもしれない。『運命の羽根』が願ったものはすべての人を救い、代わりに大切な人を奪った。
「どうして……」
少女は空を見上げて、涙は頬を伝って地面に落ちた。
桜詩凛の読みは「さくらしりん」で、由来は二つ。一つは元から使っていた桜子凛花が長いと思ったため、短くするために「桜」と「凛」を取り、その間に当時から書いていた「詩」をいれたもの。もう一つは『複雑な生き方をする少女』に登場する「さくら、黒蛇、シラ、理夏(りか)、ラナン」の頭文字を取ったものとなってい…
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