壊れた人形と選別 ~夢でつなぐ終わりの世界~
公開 2023/09/03 11:48
最終更新 2023/09/03 12:01
その世界はすでに終わっていた。崩れ去る建物の形も忘れて知っていた未来が訪れた。人々は恐れた事態をすんなり受け入れていたが、少数は多数の納得に理解できずに混乱して死亡していった。

 一つの事件
 誰もが予想した結末
 現実と幻想が混じる境界線
 赤く光る眼は閉じて暗闇に
 目覚めて空に灰色の雲

 集合した複数の男女は廃墟の家にいた。そこで武器になりそうなものや使えそうな資材を集めて籠城していた。しかし彼らはそれぞれ疑心悪鬼に陥っていた。どうしてかというとそれは知らぬ間に目覚める殺人鬼の存在だった。
 その世界がまだ平和と呼ばれていた頃、神によって選ばれた人に与えられたといわれている赤い目の存在。人に隠れた殺人鬼と呼ばれ、それにやられた人の死体は残らず、その死体が動き出す。その死体群を人々は壊れた人形(ニンゲン)と呼んでいた。彼らは目覚めて暴れだして人々を殺していた。


 その世界で生き続けていた私は妹を守るために壊れた母を殺した。その母も私達姉妹を守るために壊れた人形に立ち向かって戦っていたが、彼らと同類になってしまった。母が生前振り回していた改造した草刈り鎌を手にして、私は壊れた人形と化した母の頭を飛ばして殺した。殺せたかという確証はないけれど、山から現れた人形の相手をしながら妹を連れて逃げていた。
 その先で人が手を加えたであろう隠れ家を見つけて、その中に入ってみると薄暗く、少し進むと一人の男が座って怯えて、二人を見つけると震えながら口を開いた。
「ひっ……僕は……殺さないで」
 その声に壊れた人形とは違うちゃんとした人間であることを理解し、手に持っていた草刈り鎌を地面に置いた。
「……殺さないよ。目も赤くないみたいだから」
「おねえちゃん?」
「生存者みたいだね……でも」
 私は周りを見てかすかに当たった光の明かりをもとに、壁にしみ込んだ血を見て妹の目を手で覆った。
「暗くなった!?」
「おねえちゃんがいいというまで目を閉じていて」
「うん……」
 言われた通り目を閉じた妹を見て頷くと、私は男の方を見た。未だに男は怯えているが、私はその隠れ家の中を散策してみた。ばらまかれて破壊されて形を失った木の板を動かしながら前に進んでみた。そして奥までたどり着くと大量の袋とその周辺から腐敗臭がした。男の怯える様子から彼がこれを行ったとは思えなかった。さすがに開ける気にはならず、私は妹と男のもとへ戻ってきたが、立ち続けている妹と怯えた男という変わりのない風景があった。
「ねぇ」
「……はい!」
 私が話しかけてもまだ怯えているからどうしたらいいのかと考えていると男はゆっくりと話し始めた。
「僕が……僕が気絶する前、ここには壊れた人形から逃げてきた人がいました。その数は多く、男女関係なしにいました。でも赤い目がいるかもしれないという疑心悪鬼からすべてが壊れていきました。そして一振りの刃が一人の人間を殺した時、返り血が僕にかかって……それからはわからない」
「……わからないって気絶していたからでいいのかな」
「……ごめんなさい」
「怒っているわけじゃなくて……信じられなかったんだね」
「はい。それに僕は弱かったから何も言えなかった」
 完全に落ち込んでしまった男の手を私は握っていた。その行動がどう映ったのかわからないが、彼は少し驚きながらも立ち上がった。ぼさぼさになった髪が片目を隠していた。改めてはっきり見たその目は赤に染まっておらず、一般的な人と変わらなかった。ボロボロになった白いシャツと所々敗れたズボンに大量の血を浴びたと思われるしみが彼の語った惨劇を物語っていた。男の顔にもかかっていたが、それを拭き取らないのかと言おうとした時、嫌な予感がして振り返ると目を閉じた妹の体に触れようとする愚か者がいた。
 地面に置いていた草刈り鎌を手に取り、その愚か者の頭を吹っ飛ばし、そこから得体のしれない液体が大量に噴射していた。その音に妹は目を開けてしまい、死体が倒れていくのを目の当たりにしてしまった。悲鳴を上げようとした時、男はとっさに前に出て、妹の口をふさいだ。
「……妹をお願い」
「でも」
「お願い……まだ信じ切っていないけど、今はあなたにしか頼めないの」
「……わかった。彼女とともに少し離れておくよ」
「ありがとう」
 私は目を閉じて集中していた。男が妹を連れて遠のいていくのを音で確認すると目を開けて奴らを見た。壊れた人形はゆっくりと私の方へ来る。何も変わらないいつもの風景と化してしまった日常。
「さよなら」
 慣れた手つきで私は鎌を振り回し、次々と頭を吹っ飛ばしていく。悲鳴にならない声が壊れた人形達から発せられても関係なしに全て殺していく。ただ妹を守るために殺す。
 隠れ家にいた壊れた人形達は殺しつくしたが、その音に反応したのか遠くにいた奴らも近づいてきていた。私は息を整えていたが、歩き続けてまともに休憩していなかったからつらくなってきていた。
 すると鎌を手にしていない左腕を引かれてびっくりした。そこには遠くに行っていたはずの男と妹がいた。
「どうして!? 遠くに行って、って言ったはずでしょう」
「君は死ぬつもりか」
「いやだよ。おねえちゃん」
「……」
「逃げよう」
「どこ……に」
「ひとまずここじゃない場所に……って」
「おねえちゃん? おねえちゃん……? ねぇ……どうしちゃったの?」
 突然襲った疲労で私は意識を失った。男と妹の声が遠のいていく。手から落ちた鎌の刃が地面で跳ね返った音がした。

 体が揺れている。目を開けるとまだ暗くて頭をゆっくりと上げた。意識がはっきりしてくると男におんぶされていることに気づいた。
「私は」
「おねえちゃん!」
「! よかった。もう少しで着くからそれまでこのままでいいかな」
 妹の手には草刈り鎌があったが、刃の部分が布切れで隠れていた。男が危険だと思って隠したのだろうか。
「どこに行くの?」
「壊れかけのラジオから流れていたんだけど、生き残った人々が集まる避難所がある。まだこんなになる前の最初の頃だったかな」
「それを……」
「いまもあるかわからないけど、行くしかないと思う。このままじゃまた誰かが倒れるかもしれないから」
「……」
 そうするしかないとわかっているけれど、あの惨劇の後によく人がいるような場所に行こうと思ったのか、彼の真意が見えない。疑心悪鬼に陥ることはわかっているはずなのに、どうして自ら足を踏み入れるのか、理解できなかった。けれど誰も止めないから彼の足はその避難所という場所へ進んでいく。
 変わらない風景が続いていたが、廃墟に囲まれても倒れることなくとどまっていたシャッターが閉まった建物を見つけた。その近くに門番らしき警察官が立っていた。
「ここは避難所。合言葉は?」
「えっ?」
「……お前達は壊れた人形か」
「ち、違うよ」
「ならその証拠を……」
「やめんか!」
 警察官と私達の間に入り込んできた人は物干し竿を手にしていた。警察官はその人を見るな否や、謝罪すると離れていった。
「すまんな」
「えっと……ありがとうございます」
「礼はいらんよ。みんなピリピリしているから……その鎌の汚れを見ればすぐにわかるっていうのに」
「ということは?」
「おじさんも壊れた人形を殺しているからね。警察官は優秀だけどこういう点では無能だな。後は入ってから聞きな」
「あの……あなたは?」
「おじさんはこれから仕事だよ」
 おじさんは私達に手を振って避難所の外に出ていってしまった。私達が避難所の中に入って最初に見た掲示板には多くの人が乗っていた。バツがついている人は死んだ人なのだろうかわからないが、赤い線で消されていた。
「ようこそ避難所へ」
 掲示板を覗いていたら後ろに人がいた。その人曰く、ここの受付をしているらしい。話を聞いていると安全管理のため、一度体の検査が必要だということだった。といっても目の検査が重要視されていて、その他に頭や身体と言ったところだそうだ。
 ひとまず、その検査とやらをするために移動すると複数の部屋があったが、扉には何も書かれていなかった。しかしその一つの部屋の扉が開き、白衣を着た人が出てきた。
「おや? 受付人が言っていたのは君達かな」
 その質問に私が頷くと白衣の人に連れられて別々の部屋に入るように言われた。妹は私から離れることを拒み、服の端を引っ張っていたが、少しの間だけだから、と伝えるとしぶしぶ手を離し、部屋に入っていった。
「おろして、もう大丈夫だから」
 そう言ったのに男はおろしてくれなくて、私をベッドに運ぶまでおんぶしたまま歩いていた。
「いいって言ったのに」
「またふらつくかもしれないと思って……でもきっと休めるから」
 ベッドに座らせて男が部屋から出ようとした時、私は呼び止めた。
「……もし」
「?」
「先にあの子の検査が終わるかもしれないから、もし終わったら見ていてくれない?」
「そんなことないと思うけど……わかった」
 そう言って男は出ていった。代わりに数人の白衣を着た人がやってきて説明した。最初は目の検査をして、その後は眠っていても構わないと言った。私は言われた通りに目の検査を終えると、ベッドに横になって眠りについた。


 それは夢の中、図書館に置かれていそうな大きな机と周りに配置された椅子。そこに座っている人々とそれに付き添う看護師や勉強を教えている先生がいた。けれど私も同じように座っているのに、その側には誰もいなかった。
 何も手にしていなかった私は立って歩き始めた。赤く染まった床とどこまで続くかわからないほど奥は暗い。壁側にはガラス張りの本棚が置かれていた。その本棚に手を置いて覗き込むと本があったが、その中に紛れて写真が置かれていた。しかしよく見てみるとその顔は白や黒に塗り潰されて、まるでのっぺらぼうのようになっていた。
 はそれを不思議そうに見ていた。

 ふとその場に曲が流れ始めた。私はその曲を知っていた。周りには誰もいない。でも迷惑になるかもしれないからと小声で歌っていた。けれど耳に届く歌詞は違うものだったが、は歌っていた。しかし少し経つと修正されて本来の歌詞に戻っていた。いつの間にか楽しくなったのか、私の声は大きくなっていてその場所に響いていた。
 夢の中の曖昧な感覚は現実に等しくなりつつあった。終わりを知らない暗闇の奥に進むたびに足にかかる負担は重くなっていく。ガラスに触れた手の感覚も残っていた。すると私の行く方向に執事の格好をした人が立っていた。
「お待ちしておりました。お嬢様」
 そう言って私の手をいきなり握る。驚きと恐怖心でそれを離そうとしたが、その執事とともに暗闇の中に引きずり込まれた。気がつくと私は車に乗せられていた。後部座席に寝かされていた。運転は執事が行っていたが、前部座席には誰か座って喋っていた。
「起きたみたいよ」
「よかったです。もうすぐ着きますからね」
 嬉しそうに話すが、私には恐怖心しかなかった。おろしてと思ったが手や足が縛られていた。外そうにしても痛みを伴うだけだった。

 行かなくちゃ
 あの子のために
 守らないといけないのに

 でもなんで
 行かなきゃいけないの
 それを知らないのに

 残された私の
 生きる

 その時、瞼が落ちて意識を失った。そして再び目覚めた時、は木の側に座っていた。遠くで火事になっている。けれど関係ないこと。なんでここにいるのかわからないが、私は立って、生きるために、何か忘れたものを守るために歩いていた。

 誰かの叫び声はもう遅かった。少女が暴れていると思っていたらいきなり気を失って、再び目を覚ました時にはその目は赤くなっていた。そして縛られていたはずの少女の体の紐はなくなってほどけていた。周りに壊れた人形はいなかったが、少女が指さした執事の姿はみるみると大きくなり服が破れてけむくじゃらになった。執事の意識は奪われて化物となったその身は巨大なネズミに見えた。
 車は運転手を失って森の中の道なき道へ入っていく。少女は未だ動いているにもかかわらず、その扉を開けて外に出た。降りる際に少女が見たのは、巨大なネズミが前部座席に座る人の頭をかじっている光景だった。しかし足にかかった衝撃で痛みが生じて少女は気を失った。
 彼女が飛び降りた後、車は数分もしないうちに爆発したが、焼かれながらも人の残骸を食い散らかしていた。そしてその巨体は車から出て歩いていたが、周りを張っていた警察官に見つかり、大量の銃弾によって死んだ。しかしそれが単なる人間だった、と理解する目は誰も持っていない。なぜならネズミに見えていたのは少女がかけた暗示だったからだ。


 検査を終えて部屋から出ると彼女の妹が待っていた。少女のことを尋ねると首を傾げていた。何を言っているのかわからない顔をされてしまい、男は逆に首を傾げた。少女が入っていったはずの部屋は別の誰かが使用していた。検査で何か見つかったのかもしれないと思った男は近くを歩いていた白衣の人に尋ねてみたが、そもそもその少女のことがわからなかった。彼女と言葉を交わした警察官や帰ってきたおじさんなどにも聞いてみたが、何を言っているのかという感じで変な人だと思われてしまった。
「何が起きて……」
「お兄ちゃん?」
 呼び止めたのは彼女の妹だった。でもそれを認識しているのは男だけだった。少女に関する記憶は男以外消滅していた。

 男は彼女の妹を他の避難者に預けて、一人避難所を後にした。門番にいたはずの警察官はいなくなっており、何も言われないまま歩いていた。変わらない灰色の空、崩れ去った建物。破壊音が未だ響くこの世界で男は歩いていた。
 すると男の前に壊れた人形達が現れた。彼を見つけるや否や前に突っ込んできた。しかし彼を襲わず通り過ぎていく。まるで避けているように壊れた人形達は去っていく。がれきの山を軽々と登って道路に降り立つ。その欠片を踏み軽い音が鳴り、砂埃が風に舞う。

 壊れた人形達が誰かに襲い掛かり、その悲鳴とともに男はあの日のことを思い出していた。疑心悪鬼の中、一刺しの刃と流れた血に反応した臆病者。本能に任せた行動は混乱を起こして人々は散り散りになり、悲鳴の後に声はない。恐怖から隠れようとした男の顔に飛んできた血を拭き取った手を映した目は危険を察して閉じた。そして目覚めた時には全てが終わっていた。けれどそこにいたはずの人々の死体はどこにもなかった。彼の服は大量の血が染み込んで赤くなっていた。
 何もかも忘れていた。少女に会うまでの記憶が失われていた。彼女に会った当初、この記憶だって本当なのかわからないほど混乱していた。けれど壊れた人形から逃げている時から変な感じはしていた。彼女の妹は明らかに壊れた人形に襲われそうになるのに、男には興味がないのかわからなかった。
「僕は……ボク?」
 男は少しずつあの日の真実の記憶を取り戻していく。そして鮮明になって目を見開いた。

 あれはボクが殺した
 もうヒトではない


 世界を変えるため
 増えすぎた人間を選別するため
 無差別に決めて流した赤い涙
 雨に混ざった赤い雫が地面に当たり待ち続けた

 いらない者といる者が混ざって暮らしている中、全てを取り込み選ばれた人間は赤い目となり、選ばれなかった残り滓(かす)は赤い目を守る壊れた人形となって、知能を失いただの道具になり果てる。壊れた人形に未来はなく、死ぬしかなかった。

 男が赤い目になった時、壊れた人形が生まれなかったのはそれに値する者がいないほど、男以外のゴミが哀れであったため、赤い涙は全ての血と引き換えに男だった者を再構成した。だから彼もまた人間ではなくなっていた。そのため記憶が曖昧で覚えていないのもこのせいであった。
 しかし地面に当たらずとも直接、赤い涙が体に触れていたという場合が少なからず存在していたが、ほとんどの場合、壊れた人形と変わらずすぐに死亡していた。だが少女は例外だった。その赤い涙のうち、濃く受け継いでしまったその雫は少女の血に混じって浸透した。少しずつ少女の人格と記憶を奪い、夢と現実の境界線の果てに少女を殺して少女になりかわった。しかし完全的になりかわることができず、いらない記憶は残されたままだった。

 赤い目は一度死亡している。その真実を知る者はいない。


 その世界は終わった。人間は生き残れなかった。壊れた人形や赤い目の殺人鬼によって混乱の中、それを制する者は誰ひとり現れなかった。灰色の雲に覆われていた空から太陽の光がこぼれだし、暗がりの世界を照らし始めた。壊れた人形達は役目を終えたかのように動かなくなり、その太陽の光に焼かれた。

 灰色の雲は風に流されて
 改正の空が見えた矢先に
 一部の赤い目の姿が爛(ただ)れて
 血の海と化して消えた

 選別に合格したとしても神はまだ多いと判断したのか、太陽の光は強くなり殺された。
「どうして!」
「神様!」
 焼けていく体にお構いなく叫び続ける外れた者達。耳障りな悲鳴が邪魔で、もがきながら懇願する姿はあまりにも滑稽に見えた。
 少女はその残酷な有様について何も思わない。いらない者は殺される。それは壊れた人形も同じなのだから、同等の生き物になり下がった外れ者もいらない。けれどこの感情はわからない。感情に結び付いた記憶が、消したはずの記憶が頭を駆け巡っていく。しかし一つ抜け落ちて最後まで到達することはない。少女は首を振って忘れようとした。
「いらない……イラナイ」
 そう呟いて赤い目は光り出し、意思関係なしに閉じられた目が再び開いた時、数分前に戻ったかのように考えは消え去った。

 外れた者が殺されていく中、赤い目は太陽の光に導かれて集まってくる。その眩しい光から現れた人の姿をした者は神と名乗った。その名を聞いた時、少女は何かを悟った。
「見つけた」
 その声を懐かしいと思ったが、少女には見覚えがなかった。しかし残された記憶からそれが男であることはわかった。男は少女を見つけるや否や、今までのことを話そうとしたが、すぐに何か違うと気づいた。
「君は……」
 少女の姿を見て、それが少女であってそうでない者がいるとわかった。その正体を男は知っている。しかし口に出すことができない。ただ自分自身と同じ人間ではない何かになりつつあることだけ頭の中にはあるのに、それを止める何かがいる。
「大丈夫?」
 慌てている男に少女は声をかけ心配していた。その声は少女そのものだった。その時、男は繋がれていた糸が切れたかのように思考が途切れて遮断した。そしてもうそれが元には戻らないことも悟った。

 外れた者達の処分が終わった神は残された赤い目を見ていた。太陽の光に包まれた神を映す赤い目は変わりゆく世界を見届ける。
「……僕は」
「これからも一緒にいてくれる?」
 少女は微笑んで男に問いかけた。は頷いて、少女の手を握っていた。
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