短編小説っぽい何か(351~360)/それに関する説明つき
公開 2024/10/27 10:29
最終更新 2025/01/07 20:28
▽短編小説351(2024/8/3)/穢れた光がすべてを狂わせても
 暑い空を覆う雲
 灰色の影が色を塗り潰し
 強い光の後に放たれた黒い雨
 掬う水は虹色の毒となり
 乾きを潤す役目は失われた

 崩落の洞窟に曇らせた瞳
 枯れた血と崩れ去る骨
 見え動く肉の爛(ただ)れと痛み
 悲しみも憎しみも考えられないほどに
 命この地に尽きる

 燃え散る魂の欠片
 青年の想いはとうに届かず朽ちる
 溶け切った体は影だけを残し
 あの日の絶望は記憶に刻まれる

 『もう戻りはしない』

 『会うことは叶わない』

 朧(おぼろ)げな記憶は夏の暑さと結びつく
 晴れた空に落とされた不幸の爆弾
 語り継ぐはあの日の出来事

※この話の前半は原子爆弾のこととそれによって引き起こされた事象。後半は現在(2024/8/3)時点で進行中の『幽霊と少女』に登場する青年の話の一部。
 「燃え尽きる魂の欠片」と「溶け切った体」は青年の大切な想い人のことで、落とされた原子爆弾の近くにいたために、その体は一瞬にして燃え尽きてしまっているのを、幽霊となった青年は見ている。

▽短編小説352(2024/8/10)/遮断する風景に映る紅緋(べにひ)の空
 晴れた日差し 警報切れ
 心地よい風が不吉に変わる時
 その後悔は運命の中にあった
 落とされた原子爆弾が熱を散らし
 砕け溶ける光が痛みを解(ほど)いた

 無残な姿は認識不可能の領域に
 血だまりは影に枯れた跡として残り
 見える骨は腐り切った肉を落とす
 一瞬の出来事 苦しみは永遠に
 その映像は頭に記録した恐怖の印

 痛みが身体中を巡り 爛(ただ)れて枯れて
 虹色の水たまり 潤しは毒となり
 暑さは異臭と腐敗を繰り返して
 終わらない地獄は未だ続く瞳の中

 流れる血が物語る悲しみの記憶
 放射線を帯びた雨は黒くなり
 残っていた自然を焼き尽くす
 鮮やかな色は灰色に 暑さは燃える
 最後の命は儚く 視界はゆっくりと暗くなる

※紅緋(べにひ)とはやや黄色がかった赤色のこと。短編小説351同様に話が構成されているが、今回の話では『幽霊と少女』は関係なし。

▽短編小説353(2024/8/17)/夢の中の夢 擦り減る心に助けの手を
 目の前にある三つのお菓子
 けれど食せば硝子の破片を取り込んで死ぬ
 「選んで食べてね」と怖い笑顔が近づく
 一回目は抗えず毒に従った

 知った少女は目を覚ます
 “逃げ出そう、この家から”
 でも子供達は知らず、手は引かれていつもの場所
 二回目は押し込まれて毒に染まった

 繰り返される出来事
 何度も失敗する死の風景
 かろうじて逃げ出したその日の目は赤く
 包丁を持って少女を切りつけて殺した

 誰もいないいつもの場所
 誰も知らないままお菓子を食せば
 少女は忍び込んで手に取った
 しかしその手を叩いた少年は首を振った

 不可思議な夢、認識できるのは少女だけだった
 しかし繰り返し変わりゆく夢で少年は違和感を持つ
 『どうしてあの子は皆と違うのだろう?』
 その時、夢の一部から切り離されて意思を手に入れた

※この話は実際に見た夢を元に製作している。夢の中で夢を見ることを『多重夢』というらしい。

▽短編小説354(2024/8/23)/失われた記録者とはじまりの勾玉
 分たれぬ奇跡の夜 修正の前に
 危うい勾玉の光 約束の日に
 巫女は最期に最初の契約を
 眠りにつき 目覚める赤子

 望んだ約束は叶わず 暴れ出す者
 生まれ変わりの巫女 先代の力を借りて
 書き直された世界 霊の後で
 解き放たれた勾玉は共鳴に穢れる

 『不明』に消された記録者の力
 彼が覚醒しない限り 閉ざされたもの
 温かな火は紅色(あかいろ)に 静かな海は青色に
 自然と繋がる命 流れ着く答え

 暴れ出す者蔓延り 巫女は無力
 先代の力も一時的なもので本来の力はまだない
 押し寄せる者に 現れる二人の契約者
 記録者を失っても残っていた世界の記憶

 巫女の手の甲に口づけし 勾玉は生み出される
 新たな時代の幕開け 灯された二つの光
 それに反応した深き闇 約束は破られた
 すれ違いの彼方 外れた道は広がり続ける

※この話は先代の巫女の件が『二つの世界』の「修正される前の世界」での出来事で、生まれ変わりの巫女の件が『再構成された世界(抜け殻の世界)』での出来事となる。
 伏字の「記録者」は『記録者』に出てくる者達なのだが、『再構成された世界(抜け殻の世界)』において「魂の共鳴」を所持している。ただしこの話では『不明』の記録者が記憶を失っているために、『記録者』の力は愚か、「魂の共鳴」の力も使えなくなっている。

 紅色は『結界』の記録者、青色は『永眠』の記録者。二人の契約者は『空間』の記録者と『時間』の記録者がそれぞれ勾玉の力を宿して契約者となった姿。

▽短編小説355(2024/8/31)/憎悪と苦悩と好奇心 愛を知らぬ邪神
 あの日の目覚めがはじまりの空
 神として崇められた彼らは
 化け物になれ果てて封印された
 しかし血の瞳はすべてを解き放つ

 あらゆる情報は彼女のもとに
 知らないことなど一つもない
 しかしそれはこの楽園であるから可能で
 他の世界の事象は把握できない

 彼が連れてきた人間
 怪しげに光る魂に魅入られて
 「人間は殺さなければ」
 それは憎悪からくる殺意だった

 嫌う人間の形へ変わって近づいて親密に
 裏では殺す機会を伺っているだけ
 けれど彼の心は気づかぬうちに
 単なる興味は好意へとなっていた

 ある世界の記録
 『一年中、雪が降る地に……神は少女と……』
 もし同じことが起きるなら
 好奇心は殺意よりまさっていた

※この話は『神(化け物)が作り出したもの』、『無知と狂気と少女の瞳 ~繋がった未来の欠片~』から分岐した物語の一つ。彼女は洗朱華(あらいしゅか)、彼は連翹類(れんぎょうるい)、彼が連れてきた人間は月草霞(つきくさかすみ)である。
「血の瞳」=『無知と狂気と少女の瞳 ~繋がった未来の欠片~』に登場するもの。
 『一年中、雪が降る地に……神は少女と……』は『失われた真実の名と少女の声 ~雪降る白に刺さる夢の跡~』のことで、『神(化け物)が作り出したもの』ではあるが、洗朱華達とは違う時空の話であり、同じ楽園とはいえ記録でしか知りえることができない。

▽短編小説356(2024/9/7)/止まった世界の忘却と残された幻の奇跡
 晴れた青い空にかかる灰色の雲
 遮られた太陽の光は影を強めた
 茂った緑の葉が紅葉へと変わり
 不気味な風が吹いていた

 烏が散らす汚れた柿の跡
 橙色に混じる白い歩道
 水に溶けた虹が化け物を映し
 振るう鉈(なた)がすべてを壊した

 降り立つ世界の観測者
 終わったはずの世界の消滅
 記録者が存在しない楽園の出来事
 壊れた「―――」の瞳は虚(うつ)ろになる

 異様な光を放つ紫色の龍
 書き残されていた茶色の本に
 「―――」の意思と血溜まりの影
 傷だらけの心を癒す者は排除された

 優しく包み込む黄色の光と
 春を置き去りにした桜の桃色
 眠る手を取った半身は目を閉じ
 翆色の魂は旅立った

※この話は何者かによって『二つの世界』に存在する一部の物語が消滅し、それが原因で『記録者』が存在できなくなり、眠っていたはずの『世界の観測者』が目覚めた。
 最後に出てくる半身は本来『不明の記録者』となるはずだったが、翆色の魂が存在できなくなっているために、その姿を形成することができず、「旅立つ」=「消える」になっている。
 また色は十五色……その意味を知ったとしても答える必要はない。

▽短編小説357(2024/9/14)/残された世界を巡る最後の記録
 すべてを失った世界に
 取り残された『不明』の魂
 翆色に輝くその魂が姿を変え
 暗闇の外へ足を進めた

 複雑な生き方をする少女に出会う
 修正前の勾玉と修正後の十字架
 『二つの世界』から切り離されても続く
 終わりなき幻想の物語

 魔導書を持つ少女に出会う
 遥か昔に刻まれた人物は守護者となり
 それぞれの記憶が混ざり紐解かれる
 かつて仲間だった者の物語

 一人残された少女に出会う
 分裂した二つの国と孤児院の友人達
 その顔を確認する術はなく黒に塗り潰された
 懐かしくも分からない世界の物語

 何者かに破壊されたすべての世界
 『不明』の魂が行き着く最後の場所
 色つき霊は失われたはずの彼の名前を呼ぶ
 涙拭ってかける姿は翆の霊になっていた

※この話は『記録者』が生まれなかった世界線で、誰にも見つからず彷徨い続けた『不明』の魂(翆色の魂)が記録として残されていた『世界の観測者』の真似事をしながら、何者かによって破壊されてしまったすべての世界を巡る物語。
 それぞれ少女は『複雑な生き方をする少女(主に学園編)』のさくら、『魔導書』の刹那(せつな)、『分裂した二つの国と天使』のクラリことで、物語の主要人物であるからこそ世界が破壊されても残り続けていた。『分裂した二つの国と天使』でクラリ以外の人物の顔が確認できなくなっているのは彼らが存在できなくなったからである。
 また『霊の話』の設定上、翆の霊は名前を持っていないため、誰も知らないはずなのだが……。

▽短編小説358(2024/9/21)/止まった夢の奇跡を凍った心の中に
 懐中時計の針は完全に止まった
 進もうとしていた未来が途切れる
 世界は閉じて崩壊の道を辿る
 答えは知っている 終わったのだと

 世界の観測者が異変に気づいたのは、埋まっていたはずの本棚に空間が生まれていたことだった。しかし空間があるように見えていただけで、そこには透明になった本が収められていた。その本達は開くことができるが、それ以外のことは何もできなくなっていた。
 あらゆる世界の分岐も記した本達が時間の流れに抗うことができずに消去の道を辿る。そこに少女の意図はなく、記憶の一部を失ったかのように透明の本の話は何も語らなくなった。

『終わりを告げる前にすべては崩れ去るの』
『それが運命だと受け取るしかないの』
『時間の流れは残酷 壊れるのは一瞬なのに』

 世界の観測者の前に現れた最初の少女
 すべての物語の最初の地にて
 空想と現実が混ざり合う時
 希望の奇跡は絶望へと墜落する

※少女=「―――」の分身体であり、世界の書庫のすべての物語の記憶を持つ
 最初の少女=一番最初に書かれた物語『天界物語』に登場する人物で、最初に名前が出てくる少女

 この話は「―――」の心情を語ったものであり、それを世界の観測者が書いたものである

▽短編小説359(2024/9/28)/新たな道標(みちしるべ)は運命を切り開く温かな光
 動き出した奇跡の海
 羽ばたいた新しい風
 迷いは積もった雪のように溶け
 揺らぐ花が散るのを見届けた

 姿を消した蝶が透明に変わる
 色を失って新たな道へと
 涙は深くに閉じこめて
 煌めく星は闇に溶けた

 一筆が描く新たな世界
 飛び立つ光が蛍の点滅と重なり
 隠れた記憶は本に閉じた記録
 戻れはしない希望の日々

 奏でるピアノが止まる時
 一つ また一つと離れた欠片
 繋ぎ止めた弦がぷつりと切れる
 見えぬ顔は直らない寂しさに伏せる

 深く刻まれた過去の栄光
 分たれた複数の道を進む
 『新たな旅は何を見せてくれる?』
 少女はそう彼らに問いかけた

※短編小説356~258にかけて書かれた物語が負の感情で書かれたものだとすれば、短編小説359はまだ希望に満ちている。少女は「―――」で、彼らは「―――――――――」である。

▽短編小説360(2024/10/5)/忘却の名前と衰弱の心
 閉ざされた心に名前を忘れて、座り込んだ少女は天使に問うた。けれど答えはなくて飛び回り続けるだけだった。光照らされる肌に赤色を濡らして痛み伴う感覚はもう枯れた涙と同じくらいに思っていた。

 閉ざされた闇に名前を忘れて、飛び続ける少年は幽霊に問うた。けれど答えはなくて座って俯(うつむ)き続けるだけだった。光照らす肌のこぼれ落ちる血が薄れゆく意識の中に包まれて涙は流れていた。

 すれ違いの間違い探し
 心傷(しんしょう)深き闇に殺害の瞳
 無意識の接触に崩れ落ちる体の形
 少女の周りはいつも血生臭い

 天と地を這うお人好し
 勘違いの裏切りに沈めた心
 願いは捻じ曲げられる黒い空
 少年の周りはいつも濁っていた

※少女は、心に深い闇を抱えており、彼女に触れ続けると数分も経たないうちに死亡する能力を持ち、少女の心傷を他者に外傷として与えることで体を引き裂かれるような痛みを起こすことができる。
 少年は、天使の姿をした悪魔が人格を奪っており、元の人格は閉じ込められている。元の人格がどんな願いを叶えたいと思っても、悪魔が捻じ曲げて良くない方に傾く。
趣味で小説や詩を書いている者です。また読書や音楽、写真など多くの趣味を抱えています。
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