短編小説っぽい何か(271~285)/それに関する説明つき
公開 2023/08/27 15:23
最終更新 2023/08/27 15:30
▽短編小説271(2023/1/21)/青い花が示す疑問の記憶と静かな音色
 流れ落ちた涙が青い花を照らす。記憶の中に破れた譜面のように、ぽっかり空いた穴はその風化を許し、そして彼は何者かわからないままそのままで、空を見上げていた。その姿が他にあるような気がしたのも、気のせいにして透明な心は疑問を忘れていた。

 海の蝶が記憶を失い、消えた世界で彼は疑うことも忘れて、操り人形にされていることも気づかないまま、その未来を歩むだけだった。

 弾けもしないピアノの鍵盤を押して、鳴る不協和音と反射して映る自分の姿。霊となり死した後の願いなどとうになく、静かな何もないこの空間に咲き続ける一輪の青い花。枯れることを忘れ、まるで時が止まったかのようにその花は散ることも知らない。

 彼にとって初めての疑問はあの青い花だった。しかしそれ以上の考えは気のせいに落ちつけて、無自覚にすべてを遮断した。それが気づかなくていい、とかけられた洗脳のような封印であったとしても、彼はあの青い花のことになると思いつめていた。

※この話は『霊の話(第三部)』の青い霊としての記憶を失った彼の物語。本編で語られるかは現在不明。

▽短編小説272(2023/1/26)/雪積もる白に映る未来と一つ目の苦悩
 一つの星に数多の神
 信仰増えれば その力与えられ
 衰退すれば その力失われ堕ちる
 人々が忘れし 化け物の楽園

 その血が大地を染め上げていた頃、雪の神殿に一つ目の人型は立っていた。何百年も放置され、神の姿は奪われた。新たな体は封印されていた。
「行かなければ」
「会わなくては」
「あの子が穢れる前に」
 白い息を漏らし、ゆっくりと人の言葉を紡いでいた。声という名の音が少しずつ聞こえるようになった。
「またあれが現れるだろうか?」
「また戻ってくるだろうか?」
「また……」
 この目覚めが一度目ではないことはわかっていた。何度やり直したかわからない。繰り返すたびに歪んでいくのを感じながら、あの子との未来を模索していた。
「あの子は知っている」
「名前を」

 あの子の声は一つ目の人型の封印を解き
 あれはあの子の声を奪って本物になりかわる

※短編小説272の後、『失われし真実の名と少女の声 ~雪降る白に刺さる夢の跡~』に続くため、n度目の目覚めでやっと終わりを迎えたことになる。

▽短編小説273(2023/2/4)/歴史 邪神の誕生と生贄のはじまり
 それは遠い昔のことだった。神が信仰に値する存在だった頃、人々は何の疑いも持たなかった。しかしそれが意味のないものだと気づいた時、人々は自らの力を信じて未来を切り開いた。
 その代わり、神は信仰を得られなくなり、人々が作り出した仮の姿さえも失われて、維持できなくなった体は世界の糧となり、神は少しずついなくなった。
 だが諦めずに神の座から降りなかった者達はいつからか人々に忌み嫌われていた。神の力を受け入れないと考えを改めた者達にとって不必要な行為は邪魔でしかなかった。
 だから人々はそれらの神のことを邪神と呼び、封印の儀を執り行い、この世界に干渉しないように閉じ込めた。もうその頃には人々は神の力を超えていた。

 複数の扉をもって封印された神達は長い年月の中で神々しい姿から最も遠く離れた醜い姿へ、力は人々にとって良くないものへと変わっていた。
 しかし人々はいつか封印が解けるかもしれないと思い、生贄を捧げるようになった。それが行われている場所は平和な街から離れた小さな村で、それ以外の人々は生贄が捧げられていることなど知らなかった。

▽短編小説274(2023/2/9)/雪溶ける白に目覚める世界と無音の悲鳴
 信仰遅らせ 迷いの神
 過ぎ去る世界はいくつもの命と引き換えに
 封印されし邪神の影よ
 化け物の楽園は鎖解けてはじまりを告げた

 時間を繰り返し 少女を救いし一つ目よ
 声色に惹かれて 名を告げた変わり果てた神
 似つかわない姿となりても一つの目は少女を映し
 もう一つの目はかつて過ごした世界を見ていた

 「雪が溶けて世界が見える」
 「私は彼とともに歩いている」
 「しかし恐れられて皆逃げている」
 「彼は優しい人なのになぜ?」

 「雪が溶けて未来が始まる」
 「少女はすでに人と相容れない存在」
 「それに気づいていない彼女は傷ついている」
 「少女の声は幸福を運びその後で厄災が流れる」

 失われた名は戻り 封印が解かれても
 その名が二度と表舞台に出ることはなかった
 彼は少女の声を心地よく 体を抱えて歩き
 世界は人を許さぬ化け物の楽園へと変えていた

▽短編小説275(2023/2/16)/時間と空間と交わる偽の運命
 暗闇に閉じ込められし時計の針
 残された時間と運命に抗うため
 形見の懐中時計を手にした少年は
 間違いに気づかないままその魂を狙う

 十字架に呪われし不老不死の力
 欠片に込められた力は少女の体の中に
 最後の守護者と名も無き暗殺者は
 良くない気配を感じて警戒していた

 切り離された世界に流れ着いた放浪者
 目的を忘れて過ごした平和な日々
 しかし少女とその仲間の一人と出会う時
 砂嵐の記憶が溢れて壊れ始める

 闇の使者 懐中時計をかけて
 放浪者の前に現れて 忘却の記憶は戻る
 だがその記憶は歪められて修復され
 空間の使い手は復讐のために動き出す

 少女と速度の使い手の前に現れた二人
 望んだ再会は新たな殺し合いの火種となり
 交わられた約束は歪んだ記憶に消えた
 空間と速度の使い手が一歩も引かない中
 闇の使者は懐中時計を開き その針を止めた

▽短編小説276(2023/2/23)/紅い花が示す空白の時間と巻き戻る意識
 止まった日差しが紅い花を照らす。巻き戻しのテープが絡まって切れた記憶。空白の時間に謎の違和感を感じながら目を覚ました彼は歪んだ白い紙を捨てた。何もない空間に置かれた机とそこに散らばる紙束。何も書かれていない白い紙のはずなのに、彼の脳は砂嵐とともに錯覚する。

 血の蝶が記憶を失い、消えた世界でも何かを求めたわけじゃないが、空白が彼の考えを阻害する。何もないはず、と決めつけたその想いは数分で崩れ去る。

 何処からか聞こえる音色が何もない空間に響く。重ねられた音色は綺麗な和音を鳴らしつつ、かすかに聞こえる巻き戻しテープが不快感を仰ぐ。その音色が聞こえる方へ足を運んでみるが、彼の意識はそこで途切れて、最初に巻き戻る。

 ただどれだけ日差しに照らされていようが、紅い花が枯れることはなかった。この空間そのものが止まっていると気がついた時、彼は空白に隠された秘密を解き明かそうとしたが、その考えは巻き戻るたびに消されていた。

 けれど白い紙は数を減らし、残らない記憶の重なりは一つの出口と絶望を知ることとなる。

▽短編小説277(2023/3/3)/遠く過ごした日々は紛い物にかけられた呪い
 動かない証拠が見たものすべてを記録するなら、天使の瞳は嘘をつかない。その真実も誰かの証言の嘘となりて、本当の出来事はうやむやになる。その理由を語る死も待ち続ける猫も溶けた氷のように荒廃した世界の不要な駒として忘れられて、その目は石像を残して消え去った。

 時に海 その影を真とするならば
 時に空 その光を偽とするならば
 天使の輪を破壊された少年の魂は
 本当の心と記憶を封印されて地に落ちた

 その答えが歪められたものだと気づいた者はその存在を紙屑の如く粉砕し、血飛沫が部屋を赤く染めてもそれが異常だと誰もわからない。欠けた瞳が黒い涙を流しても暗闇に光るのは赤色だけだった。壊れかけの体は直視の未来さえも破壊する。

 時に夜 その鏡を偽とするならば
 時に音 その闇を真とするならば
 天使の瞳が真実のみを告げる
 しかしそれは歪められた前では意味をなさない

 描かれた絵の手がかりが最後の希望ならば
 それを手にした彼らは

▽短編小説278(2023/3/10)/夢は終わりを告げて歩み出した橙の霊の記憶
 天から与えられたその場所は誰も知らない夢の足跡。終焉の端に住まう彼は色つきの霊達とは離れた旅人。とある騎士が残した夢に干渉し、忘れた罪を探し求めた先は何もない終わりの世界。
 踏み入れた物語に色をつけて書き記した橙の霊の記憶。見届けることしか出来なかった彼は一人、静かな暗闇の中で光る懐中時計の音だけを聞いていた。その手を引く者はいなくて、誰もその存在に気づかないまま時間だけが進んでいた。

 終焉の端の外、天界がどうなっていようが何も知らなかった。それを知る必要がないというより終わりとはじまりを見届ける方がよっぽど時間がなく、その考えに至ることは今までなかった。
 扉に挟まれた手紙、宛先不明の封筒。時間という概念を失いつつあった場所に彼は少しばかりの不安を感じた。休める心を忘れて動き続けた体は何か疑問に思うことも頭から抜け落ちていた。
『今、外は何をしているのだろうか?』
 そう彼が思った時には扉の方へ足を進めていた。ゆっくりと開かれた扉から落ちる封筒。それは知らないはずなのに懐かしいと感じた名前。

 最後につけられた色 それは希望の光
 彼は長い夢から覚めて 彼らに出会う
 そして動き出した物語は

※彼ら=色つき霊達
またこの物語では第二部で初めて橙の霊の存在を認識した紅い霊(≠血の蝶)が手紙を書いている。

▽短編小説279(2023/3/18)/不安に閉じる雲の霊と夜空に照らす花
 夜空に揺れる花の香り、何も見えない瞳が映し出す夢。暗闇に色づく風景はひとときの記憶。花に照らされた誰かはそこに立っていた。
 雲の霊が誰かの存在を認識した時、その夢は消える。そして目覚めとともにまた暗闇になる。

 不安の感情は募り 彼を作ったように
 失われた生前の記憶は見えない夢の中

 雲行きが怪しくなると気づくことも出来ず、透過に進む物体に当たることもなく、疲れを知らない足は硬い音を残していた。
 長い迷路のような道は終わりを知らない忘れられた世界。何も見えない彼はすれ違った虚ろな少女を認識せず、彼女もまた雲の霊を知らなかった。

 天気変わる風の香り 意識奪われ夢に落ちて
 夜空続く花畑の真ん中で誰かは口を開く
『いつか……』
 しかしその後の言葉は聞き取れずに口は閉じた

 だが誰かは彼を見ていた
 夢が途切れることなく
 記憶が儚く散ることなく
『会わない方がよかった』
 そう呟いた声を彼は知らない

▽短編小説280(2023/3/25)/怒りに離れる雷の霊と無音の白い風景
 すべての空が繰り返されるその日々を目覚めの雷が遮る。あの扉に導かれた無知な心は雷の奴隷となり、体も想いも蝕まれていた。
 生前の記憶などとうに消去されたかのように小さく、それが何なのか雷の霊にはわからなかった。

 怒りに侵食された心は雷の轟音
 一瞬の光に残された想いの欠片は砕かれる

 雷が落ちた場所は燃え広がり、あらゆる天気を破壊した。雨降る水も雲流れる風も雪積もる氷も何もかも破壊尽くす雷を止める手段はない。
 まして虚ろな少女がその場を歩くならば道はないに等しく、雷の霊は無慈悲に破壊するだろう。

 深く眠りについた本心が辿り着く道、雷が彼から離れた一瞬の時間。呼びかける誰かの声が響いていた。しかしそれは雷の音でかき消されて、すぐに失われていた。だが想いの欠片が刺さり、怒りの感情から離れた時、記憶にかかる霧が消えた。

『待っていたよ』
 誰かは起き上がり、けれど苦しそうに
 白い部屋 快晴の見える窓に反射する点滴
 彼はその声を その風景を知っている が……
 背後の影 想いはまた雷に侵食される

▽短編小説281(2023/4/1)/霊の話 交差する未来と過去と現在
 不思議な夢 神との戦争 羽ばたく蝶の影
 灰色に染まる空と紅い血で塗られた地面
 自然な緑は失われて 白い雲は風に吹かれた

 桃の花も混ざる花畑に光り輝く一輪の花
 紫の封蝋(ふうろう)を押した封筒は旅人の手に渡り
 茶色の本を持つ青年は木の影で眠る

 夢の欠片 終わりとはじまり 懐中時計
 終焉の端より目覚めた橙の霊は一冊の本を
 開いた答えは“あの世界”の最初の記録

 五匹の蝶が飛び去る前の透明に
 半(はした)の霊は変わる予兆を 神はすべての否定を
 切り裂かれた未来は彼らの希望となる

 霧の森 境界線の虹 天界 終焉の端
 色つき霊と呼ばれた彼らは生まれて
 神に抗い 転生を奪われた者

 青の瞳は暗闇の紺色となりて死を運び
 黄の瞳は誘惑の菜(菜種油/なたねあぶら)色となりて悪に染まる
 水の瞳は心無くし 記憶無くし 湖は凍る
 風の瞳はかつての仲間を追い ナイフは霊を消す
 紅の瞳は道標の本にて新たな緋(あか)い夢を見る

 灰の瞳は目覚めて 彼らに託し 空を見上げた

▽短編小説282(2023/4/8)/安らぎに残された一枚の絵
 戦争の渦中に仕舞われていた幼き記憶。まだ幸せに暮らしていた頃、母は絵が好きだった。見るのも描くのも好きだった。人物も風景も、その絵が上手いと言われなくとも、母の描く絵が好きだったことを紅い霊は思い出した。
 霧の森が生まれて彼が訪れたすぐの頃、それを思い出し、記憶の欠片を探り描き上げた一枚の絵は心理を写し取った抽象画だった。

 墓に刻まれる者達が現れて、霧の森は広がっていた。紅い霊は外に行くことを許されて森を出た。戦後の世界は跡形もなく、綺麗に整えられていたが、自然はその影響で少なくなっているような気がした。彼は帳面(ちょうめん)と筆を持ち、その風景を描いていた。通り抜ける人々を気にせず、集中して描き上げようとしても、最後の筆は止まる。

 描けない 母のようには
 幸せだった頃の記憶は
 切り離された今 置いてきた遠くの思い出

 風強く 痛みないのに音は激しく
 潮の香りは青く広がる海と貝殻混ざりの砂浜
 「ここなら誰もいないから……?」
 見えない姿の側に海を見る少女がいた

▽短編小説283(2023/4/15)/静かな暗闇に失われた青い瞳は紺色に堕ちる
 生前の記憶、忙しさと暑さと痛みと、いろんなものが混ざり合い、血を流した体は冷たくなった。彼に残された青い瞳は霧の森を彷徨う霊となり、本当の死に場所を探し続けていた。

 迷いの瞳に招く暗闇が 助けを求めていた
 それは彼にしか見えない 最後の希望

 流れ出した暗闇 交わることのない世界
 死を集める少女は彼を静かな闇へと引きずり込む

 その奇跡は他者にとって絶望となり、彼にとってずっと探していた願いを叶えるきっかけとなり、清き狐火は黒く濁り、青い瞳は光を失って濃い紺色へと変わっていた。

 いつかの死をやり直し 本当の願いを叶える
 彼の手を引かれる女性 操られし心中の道へ
 冷たい紺色の瞳は 何の痛みもなく繰り返す

 たとえ 所詮 少女の駒だろうと
 静まる暗闇が心地よく このままでいいと
 それを邪魔するならば 死を誘おうか

 しかし彼の前に現れた 青い霊は問う
 その心すべて濁るならば それは本当の僕なのか

▽短編小説284(2023/4/22)/繰り返す悪夢に苦しむ風の霊と温かな祈り
 遠くに封じた記憶 血塗れの匂い
 仲間達と過ごした優しい記憶はもうない
 霊になっても殺し続けた魂は穢れていたが
 その場に居合わせた空の神は彼に手を差し出した

 それは遥か昔を映し取った夢 風の霊の生前
 時々見る悪夢は今も繰り返してその心は沈む
 手に取るシネラリアの花の首飾りは
 血に穢れて白き温かさは失われつつあった

 悪霊殺しの依頼 新たな世界への旅
 天界に溢れた過剰な死の数は天使と死神を困らせ
 それに便乗した悪霊達が暴れ始めていた
 彼は旅立ち 歪んだ世界へ 飛び降りた

 不思議な少女の噂話 死を誘う夜の影
 再会の紅い霊は青い霊を探しに来た
 ふと過去のことを思い出し 風の霊は呟いた
 協力関係はあらゆる人間を通じて繋がった

 血塗られた記憶 再びの悪夢は彼を苦しめる
 悪霊殺しの疲れで知らぬうちに眠りにつく
 何度も繰り返した殺し合いと死の感覚
 息を切らして目覚めた彼の手を
 少女は手に取り 温かな祈りが心を癒していた

▽短編小説285(2023/4/29)/五つの花に刻まれた記憶と開かれた本
 澄み渡る空を隠すように広がった雲
 被せた煙と燃え広がる炎は人の姿を消した
 紅い花 散る命は残された最後の色彩

 古いしきたりの街に生まれた厄災の忌み子
 招かれざる客人と知らぬ世界は彼に希望を見せた
 水の花 散る命は砕けた最後の心

 迷いの願いにささやく闇の影と偽物の安らぎ
 強き闇は死を誘う代わりに彼の本音を封じた
 青い花 壊れる命は紺色に沈む冷たい瞳

 貧困と騎士と 格差広がる国の政策
 流れた血は地を穢し 笑い声に刺した小刀
 風の花 散る命は悪に染まりし最後の光

 忘れられた存在 消された記憶は解かれて
 奇跡を呼んだ少女は彼を探し続けた
 黄の花 助ける命は封じられた温かい手

 色つき霊 彼らにもたらされた世界の記憶
 生前も 悪霊も 現代も すでに失われた
 けれど語られることのない物語は解き放たれた

 もう誰かの手によって 閉じられることはない
桜詩凛の読みは「さくらしりん」で、由来は二つ。一つは元から使っていた桜子凛花が長いと思ったため、短くするために「桜」と「凛」を取り、その間に当時から書いていた「詩」をいれたもの。もう一つは『複雑な生き方をする少女』に登場する「さくら、黒蛇、シラ、理夏(りか)、ラナン」の頭文字を取ったものとなってい…
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