【古今著聞集】仁治三年、大嘗祭に、外記庁内のもちの木の梢に 臥せる法師の事。
公開 2023/11/26 10:36
最終更新
2024/05/24 17:45
※まいたけがいい加減に訳して脳内補完をいれたものです。
***
仁治三年、大嘗祭のため大内裏に大勢の人が集まっていたときのことである。ある人が「あっ」と上を見上げて声を上げた。陽明門からまっすぐ内裏へと進んだ角…外記庁の敷地の東にあるもちの木。その梢に人が引っ掛かっていたのである。騒ぎはすぐに広がり、人を集めてどうにか木の上から降ろすと、引っ掛かっていたのは髪がざんばらに伸びた法師と思しき者であった。取り囲んだ人々が声を掛けても法師はぼんやりと目を明けたまま何も言わず、まるで死人のようであったという。法師は春日町辺りの者ということらしいが…天狗の仕業であろうか。摩訶不思議なことである。
***
仁治三年、大嘗祭のため大内裏に大勢の人が集まっていたときのことである。ある人が「あっ」と上を見上げて声を上げた。陽明門からまっすぐ内裏へと進んだ角…外記庁の敷地の東にあるもちの木。その梢に人が引っ掛かっていたのである。騒ぎはすぐに広がり、人を集めてどうにか木の上から降ろすと、引っ掛かっていたのは髪がざんばらに伸びた法師と思しき者であった。取り囲んだ人々が声を掛けても法師はぼんやりと目を明けたまま何も言わず、まるで死人のようであったという。法師は春日町辺りの者ということらしいが…天狗の仕業であろうか。摩訶不思議なことである。
