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堤中納言物語(茸)の記事一覧
【堤中納言物語】ほどほどの懸想
葵祭の頃は、澄んだ空も新緑も、目に映る全てが真新しく見えるものであろう。賎しい粗末な家さえ、半蔀に神縁を結ぶとされる葵を結びつけ、なんとも晴れやかな心地である。また通りを行く女童たちの衵や袴の清々し…
2024/06/02 22:33
【堤中納言物語】虫めづる姫
世の中に蝶を愛でる姫君がいる傍ら、按察使の大納言殿のご令嬢は大変…ある意味で…奥ゆかしく、何もかも並々ならぬ娘御であられた。それ故にご両親はそれはそれは手塩に掛けて大切に育てていらしたのである。 この…
2024/05/21 12:09
【堤中納言物語】このついで
※まいたけがいい加減に訳して、脳内補完を入れた小説風です。 *** 春らしい気だるい退屈な昼下がり。台盤所の中宮付の女房たちも気のない碁を打ったり、船を漕いだりとそれぞれ退屈を持て余していた。する…
2023/12/17 12:43
【堤中納言物語】花桜折る中将
※まいたけがいい加減に訳して、脳内補完を入れた小説風です。 *** 退屈な逢瀬を抜け出して、車に揺られながら欠伸をひとつ。男はそっと物見の戸を開けて外を眺めた。「あまりにも月が明るいから、すっかり…
2023/12/17 12:43
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同じ光の下で
サンクタム、Roatheの自室 ── 「ねぇRoathe、ちょっとだけ目をつむってて」 言うなり漂流者は、Roatheの目を自分の手で覆う。 小さくて暖かな手の感触に、Roatheは少し狼狽した。 この感触は、まだ知らない…
大聖堂24時
Posted by Nao😈𓃠👓
音のないざわつき
子供の頃、毎週土曜日の夜が怖かった。両親、わたし、弟がいて食卓を囲んで、そして寝静まる。いつもと同じ夜なのにその日の夜が怖くて仕方がなかった。底なしの寂しさのような、深い深い悲しみのような。読んでい…
NOVEL
Posted by Namino Kanata
Want to seek life
1LDKのマンションの一室のベットルームで一組の男女が互いを求めあっている。このマンションは女性の方が所有するマンションだった。 情事が終わると、男は避妊具を外しティッシュで丸めてゴミ箱に捨てそして女…
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Posted by Namino Kanata
虚ろい
僕の同僚の女性が自殺した。そんなに親しかったわけではないけれど、好きだと告白されたことがあった。職場の人たちを交えて何度か飲みに出かけたことがありただそれだけで、僕には付き合っている女性がいてうまく…
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Posted by Namino Kanata
リトルフィクション
森の中を歩く夢をみた。影が潜む森の恐怖を冒険心に変えて、わたしの小さな手は何かをつかもうとしたところで目が覚めた。 何をつかもうとしたのだろうか。それさえつかめれば、今わたしが抱えている悩みもすべ…
NOVEL
Posted by Namino Kanata
Lust ラスト
2月にしては暖かい夜だった。行きつけのBARで一人ハイボールを飲ん でいたら、女性に声をかけられた。ちょうどグラスの最後を飲み干すところだった。 「酒井さんですよね?覚えていませんか?以前仕事でご一…
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Posted by Namino Kanata
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