花をもらったのは
公開 2024/05/12 22:31
最終更新
2024/05/12 22:32
上の子とフランスに行ったのは3月に震災があった年の5月だ。
貯めたマイレージを使い切るための旅行だった。
家族はそのころ仕事で単身海外にいた。
産まれてからずっと子どもと二人だけの生活をほんの10日ばかり別の場所で送る、ただシフトするだけだ、でもぼくは今でも行って良かったと思う。
その後の怒涛の日々(パワハラによる健康被害を含む)、自分で決めて実行した事がある、そのことにどれだけ救われたかわからないからだ。
その年は明けてすぐ、不思議と何か急かされるような気持ちがあった。1月にはすべての予定をおさえた。5月後半のパリは国内外からひとがやって来る。
3月、あの震災がすべてをめちゃくちゃにしたあと、全ての事は出来るときにしか出来ないとわかった。
行けるときにしか行くことは出来ない。
パリで野菜を買ったらお店の若い男性から花をもらった。
何故花をくれるんですか?と訊いたら、今日は子連れのひとには皆渡す日なんです、と言う答えだった。
キッチン付のホテルにあった花瓶は大きくて花束ではない一輪の花には合わず、空瓶に飾った。花瓶をみつくろえず空瓶に飾ってしまうのはいまも変わらない。
貯めたマイレージを使い切るための旅行だった。
家族はそのころ仕事で単身海外にいた。
産まれてからずっと子どもと二人だけの生活をほんの10日ばかり別の場所で送る、ただシフトするだけだ、でもぼくは今でも行って良かったと思う。
その後の怒涛の日々(パワハラによる健康被害を含む)、自分で決めて実行した事がある、そのことにどれだけ救われたかわからないからだ。
その年は明けてすぐ、不思議と何か急かされるような気持ちがあった。1月にはすべての予定をおさえた。5月後半のパリは国内外からひとがやって来る。
3月、あの震災がすべてをめちゃくちゃにしたあと、全ての事は出来るときにしか出来ないとわかった。
行けるときにしか行くことは出来ない。
パリで野菜を買ったらお店の若い男性から花をもらった。
何故花をくれるんですか?と訊いたら、今日は子連れのひとには皆渡す日なんです、と言う答えだった。
キッチン付のホテルにあった花瓶は大きくて花束ではない一輪の花には合わず、空瓶に飾った。花瓶をみつくろえず空瓶に飾ってしまうのはいまも変わらない。
