味の色
公開 2024/04/19 20:43
最終更新
2024/04/19 20:44
表現としてはマイナーなのか、それぞれのひとが実は感じていながら積極的には表さず胸に秘めているのかも、と思うひとつが味にも色があること。
「青い味」はよく聞くし使う。葉野菜などの青物やまだ熟していない硬い匂いだ。
そこからずんだ餡やうぐいす豆も、どんなに甘くても青い味と言いたくなる。
それに近い感覚で白い味(明るい味)、黒い味(重い味)もある。たとえばパプリカの蒸し焼きなどは明るい味!!と思うし、新鮮なりんごの瑞々しい齧り口も白い!明るい!と思う。
なんでこんな事を書いているのかと言えば、亡くなった祖母は毎年春先に裏で摘んだ蓬を擦って餡を包んだお餅を拵えていたのだけど、その餡は決まって白餡だった。
これも畑で植えていた白隠元を炊いて潰した自家製で、蓬独特の暗い薄荷のような風味に明るい白餡はよく合うな、蓬餅だけだと食べづらいけど白餡がいてくれるから心強い、と食の細かった子ども(ぼく)は勇気づけられたのだ。
進学でひとり住まいを始めたとき、和菓子屋さんの蓬餅とは小豆餡しかない事が軽い衝撃だった。
お餅ではないけど三軒茶屋の和風パンの濱田屋さんで、白隠元の甘煮が巻かれたよもぎパンを見つけたときはあっ!と思って嬉しかった。
甘い白隠元は白い明るい味でよもぎパンによく合っていた。
「青い味」はよく聞くし使う。葉野菜などの青物やまだ熟していない硬い匂いだ。
そこからずんだ餡やうぐいす豆も、どんなに甘くても青い味と言いたくなる。
それに近い感覚で白い味(明るい味)、黒い味(重い味)もある。たとえばパプリカの蒸し焼きなどは明るい味!!と思うし、新鮮なりんごの瑞々しい齧り口も白い!明るい!と思う。
なんでこんな事を書いているのかと言えば、亡くなった祖母は毎年春先に裏で摘んだ蓬を擦って餡を包んだお餅を拵えていたのだけど、その餡は決まって白餡だった。
これも畑で植えていた白隠元を炊いて潰した自家製で、蓬独特の暗い薄荷のような風味に明るい白餡はよく合うな、蓬餅だけだと食べづらいけど白餡がいてくれるから心強い、と食の細かった子ども(ぼく)は勇気づけられたのだ。
進学でひとり住まいを始めたとき、和菓子屋さんの蓬餅とは小豆餡しかない事が軽い衝撃だった。
お餅ではないけど三軒茶屋の和風パンの濱田屋さんで、白隠元の甘煮が巻かれたよもぎパンを見つけたときはあっ!と思って嬉しかった。
甘い白隠元は白い明るい味でよもぎパンによく合っていた。
