十一月十九日
公開 2024/11/19 23:45
最終更新
2024/11/19 23:47
谷川俊太郎さんが亡くなった。
喪失感を異なる世代で共有する事は少ないが、今朝は親子で悼んだ。
教科書とはありがたい。谷川俊太郎さんの存在は大きい。上の子は朝のリレーが好きだといい、下の子はスイミーを誦じた。
ぼくは長いことスイミーは日本の物語だと思っていた。教科書で読んだのは小学二年生だったろうか。
親から絵本というものを買ってもらった事が一度もなく、読むものといえば歳の離れたきょうだいの漫画だった。絵本の物語は図書館と教科書で知った。児童文学は全てある程度大人になってから探して読んだ。素晴らしいと感じた。
仮に子ども時代のぼくの荒れた環境に良い物語が届けられたとしても、ぼくの殺伐とした情緒はそれを受け取る事はできなかっただろう。大人になって出会えて良かったと思う。
教科書で知った物語の中でもスイミーは忘れられないもののひとつだ。
黒い目の絵は強く印象にあったけど、ぼくの記憶には暗い海の底をひとりぼっちで泳ぐスイミーがずっといた。
レオ・レオーニの絵ではない、日本語の言葉の力だろう。
喪失感を異なる世代で共有する事は少ないが、今朝は親子で悼んだ。
教科書とはありがたい。谷川俊太郎さんの存在は大きい。上の子は朝のリレーが好きだといい、下の子はスイミーを誦じた。
ぼくは長いことスイミーは日本の物語だと思っていた。教科書で読んだのは小学二年生だったろうか。
親から絵本というものを買ってもらった事が一度もなく、読むものといえば歳の離れたきょうだいの漫画だった。絵本の物語は図書館と教科書で知った。児童文学は全てある程度大人になってから探して読んだ。素晴らしいと感じた。
仮に子ども時代のぼくの荒れた環境に良い物語が届けられたとしても、ぼくの殺伐とした情緒はそれを受け取る事はできなかっただろう。大人になって出会えて良かったと思う。
教科書で知った物語の中でもスイミーは忘れられないもののひとつだ。
黒い目の絵は強く印象にあったけど、ぼくの記憶には暗い海の底をひとりぼっちで泳ぐスイミーがずっといた。
レオ・レオーニの絵ではない、日本語の言葉の力だろう。
