タロット・ガーデン
公開 2024/11/07 22:50
最終更新
2024/11/08 10:03
朝はニキ・ド・サンファルの、主にタロット・ガーデンをみせてくれるドキュメンタリー「Viva Niki」を観てきた。
生前のニキのインタビューが観れるドキュメンタリー(美しい獣 原題はNiki de Saint Phalle - Wer ist das Monster, Du oder ich? )はいつ観たっけ、と調べたら1998年だった。
今日みた映画でかけらがいくつか嵌った感じがした。
ぼくが黒磯のニキ美術館に行ったのは1997年だ。自然光が降りそそぐ素晴らしい空間にニキ・ド・サンファルの人間的な(ユーモラスで痛ましい)彫刻がたくさんあった。当時の美術館には珍しく写真撮影が許されていたけど、ぼくは小さなフィルムカメラしか持っていなかった。観たままが写せるカメラがあったらなあと心から思ったのはこのニキ美術館が最初だ。
歳を経るにつれ作品がだんだん大きくなっていくのが凄い(建築志向だという本人の言がある)。鉄骨を組み、セメントを吹きつけ、完成までに何年もかかるタロットガーデンのような大型建築物を作るには組織形成とマネジメントの能力も必要だ。ニキ・ド・サンファルにはその力もあったのだろう。
今なら作品のマネタイズ経緯についても知りたいと思う。
芸術表現で自身の傷(とそれを与えた存在の罪)をいたましくも暴きながら、同時に観るものにとっては幸福としか言いようのない作品を創造していく、その動的な活動を素晴らしいと思う。
泣き叫ぶと同時に高らかに笑い謳っているような。
作品へのポリエステル噴霧が肺を悪化させていたというのはこの映画で知った。
生前のニキのインタビューが観れるドキュメンタリー(美しい獣 原題はNiki de Saint Phalle - Wer ist das Monster, Du oder ich? )はいつ観たっけ、と調べたら1998年だった。
今日みた映画でかけらがいくつか嵌った感じがした。
ぼくが黒磯のニキ美術館に行ったのは1997年だ。自然光が降りそそぐ素晴らしい空間にニキ・ド・サンファルの人間的な(ユーモラスで痛ましい)彫刻がたくさんあった。当時の美術館には珍しく写真撮影が許されていたけど、ぼくは小さなフィルムカメラしか持っていなかった。観たままが写せるカメラがあったらなあと心から思ったのはこのニキ美術館が最初だ。
歳を経るにつれ作品がだんだん大きくなっていくのが凄い(建築志向だという本人の言がある)。鉄骨を組み、セメントを吹きつけ、完成までに何年もかかるタロットガーデンのような大型建築物を作るには組織形成とマネジメントの能力も必要だ。ニキ・ド・サンファルにはその力もあったのだろう。
今なら作品のマネタイズ経緯についても知りたいと思う。
芸術表現で自身の傷(とそれを与えた存在の罪)をいたましくも暴きながら、同時に観るものにとっては幸福としか言いようのない作品を創造していく、その動的な活動を素晴らしいと思う。
泣き叫ぶと同時に高らかに笑い謳っているような。
作品へのポリエステル噴霧が肺を悪化させていたというのはこの映画で知った。
