本、手相
公開 2024/10/03 21:48
最終更新
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古書で買った本が届いた。
もともとはくどうれいんさんの本に登場するイタリアンレストランが気になって調べたところ、そこは店内に本も並べる楽しそうなお店で、店主のかたがインタビューに答えたなかに紹介されていたのがこの本「フィレンツェ料理の技術」(サンドラ・ローチ)だった。
装丁のカラーリングも好みだし、家庭料理がベースになって興味深い。翻訳も味わい深く、楽しく読める。
こんな風に好ましいものを追いかけていくことでまた好きなものが見つかる。
思えば自分の「好き」はこうして広がって来た。
翻訳といえば、ふだん日本語でのやり取りにおいても語彙の選び違いはあるし、むしろその補正によって互いの理解が深まったりする。補正の可能な分野では隙のある訳やその人なりの語彙の選択を好ましく思う。
昨日手相の本を読み終えて、自分が何を耐えているか考えた。個人の卑小な問題に帰する事もなく(すでに十分ズボラで家族に甘やかされている)、ぼくはずっと政治に怒り我慢し続けているんだなと気づいた。
物価は高えし円安は解消しない。
長年好んでいたReal best foodsのマヨネーズはもう買う気にならない値段に釣り上がった。ちくしょう。
社会に対する怒りはもっと表した方がいいと思っている。そのための場所と方法について考えている。
もともとはくどうれいんさんの本に登場するイタリアンレストランが気になって調べたところ、そこは店内に本も並べる楽しそうなお店で、店主のかたがインタビューに答えたなかに紹介されていたのがこの本「フィレンツェ料理の技術」(サンドラ・ローチ)だった。
装丁のカラーリングも好みだし、家庭料理がベースになって興味深い。翻訳も味わい深く、楽しく読める。
こんな風に好ましいものを追いかけていくことでまた好きなものが見つかる。
思えば自分の「好き」はこうして広がって来た。
翻訳といえば、ふだん日本語でのやり取りにおいても語彙の選び違いはあるし、むしろその補正によって互いの理解が深まったりする。補正の可能な分野では隙のある訳やその人なりの語彙の選択を好ましく思う。
昨日手相の本を読み終えて、自分が何を耐えているか考えた。個人の卑小な問題に帰する事もなく(すでに十分ズボラで家族に甘やかされている)、ぼくはずっと政治に怒り我慢し続けているんだなと気づいた。
物価は高えし円安は解消しない。
長年好んでいたReal best foodsのマヨネーズはもう買う気にならない値段に釣り上がった。ちくしょう。
社会に対する怒りはもっと表した方がいいと思っている。そのための場所と方法について考えている。