ヒグマ!! 感想 人生とはリセットできないクソゲー
公開 2026/01/27 08:08
最終更新
2026/01/27 08:08
ヒグマ!!観てきました。ちゃんと公開がされて本当に良かったです。映画は公開されてなんぼなんでね。面白かった!
動物が出てくる映画のエンドロールの製作するにあたって動物に危害は加えていませんの注意書きを見るのが好き。「おっ!出た出た〜!」ってなります。
*****
父親が自死してしまった小山内(鈴木福さん)は、進学の為の資金を稼ぐために怪しいバイトに応募する。それは特殊詐欺や強盗を行う闇バイトグループであった。
ある時グループ内で宝石の持ち逃げをした女を追って山に入った小山内とその仲間達であったが、そこは人食い熊「19」の縄張りで、彼らは次々と襲われてしまう。
****
シネコンの劇場に入るとき、入口に電子ポスターが表示されてないと「劇場ここで合ってるよな……?」って始まるまで不安になるんですよアホだから。
今回何故かポスター見当たらなくて、しかも最初超ローポリの謎クソゲー画面から始まったのでマジで劇場間違えたかと思った。合ってて良かった。
しかしそこから非常〜にテンポよく転落していきます。怪しいバイトに応募して闇バイト開始からの山入り、熊遭遇、仲間惨殺でタイトル出現。この時点でもうやること全部やった気すらしてこのあと何すんの?と不安に思いますが、話は続きます。
ところで(普通っぽく見える)求人サイトに隠す気無い求人出す闇バイトグループはちょっと笑う。たぶん実際はSNSで声かけとかですよね。
熊の造形は「作り物」とは判るデザインなのですが、作り物としての作り込み(?)がしっかりとされていて迫力があったと思います。なんか目ぇ光ってたし。
G区分の映画ということでそこまで期待はしていませんでしたが、昨今の熊騒動で報道されている、熊は顔面から襲うという習性は再現されていましたし、結構目を引く描写だったと思います。
ただ実質的な残基(人間)が早々に尽きてしまった感があるので、中盤以降のグロ的な盛り上がりはあまり無いです。
私はあまり演技力の良し悪しってそこまでわからないのですが、鈴木福さん演じる主人公の「頼りなさ」が全編通して溢れ出ていて凄まじかった。凄まじい頼りなさ。
なんかもう表情筋の動かし方から頼りなくて、現実にマジでそこそこの数いるであろう「悪いことを断れないままズルズルいっちゃう若い子」感が辛かった。※褒めています。作品として凄く良い。
個人的にもう少し掘り下げて欲しかったのが闇バイト方面。
主人公の父親は投資詐欺に遭った為自死してしまったのですが、その息子である主人公が特殊詐欺に加担するのってめちゃくちゃグロい構図だと思うんですよね。一応、主人公は中盤で自分の軽率な行いを悔いている描写はあるものの、もう少しここの繋がりを意識させる描写を挟んでも良かったのではないかな、とも思います。
このあたりから察するに、恐らく本作のテーマは「生きていればやり直せる」。主人公が冒頭で製作していたゲームは何度も「死んで(リセットして)のやり直し」が出来たけれど、現実の人生は父親のように死んだらやり直せない。生きているからこそやり直すことが出来る。勿論実際には残念ながら取り返しのつかないところまで行ってしまう人もいるけれど、主人公はどうか長い年月をかけて償っていってほしいな、と感じる作品でした。細かいツッコミどころは色々あるけれど、面白かった!観られて良かったです。
それはそうとして唐突な悪魔のいけにえオマージュは笑う。最近観たばっかだから余計……!
動物が出てくる映画のエンドロールの製作するにあたって動物に危害は加えていませんの注意書きを見るのが好き。「おっ!出た出た〜!」ってなります。
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父親が自死してしまった小山内(鈴木福さん)は、進学の為の資金を稼ぐために怪しいバイトに応募する。それは特殊詐欺や強盗を行う闇バイトグループであった。
ある時グループ内で宝石の持ち逃げをした女を追って山に入った小山内とその仲間達であったが、そこは人食い熊「19」の縄張りで、彼らは次々と襲われてしまう。
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シネコンの劇場に入るとき、入口に電子ポスターが表示されてないと「劇場ここで合ってるよな……?」って始まるまで不安になるんですよアホだから。
今回何故かポスター見当たらなくて、しかも最初超ローポリの謎クソゲー画面から始まったのでマジで劇場間違えたかと思った。合ってて良かった。
しかしそこから非常〜にテンポよく転落していきます。怪しいバイトに応募して闇バイト開始からの山入り、熊遭遇、仲間惨殺でタイトル出現。この時点でもうやること全部やった気すらしてこのあと何すんの?と不安に思いますが、話は続きます。
ところで(普通っぽく見える)求人サイトに隠す気無い求人出す闇バイトグループはちょっと笑う。たぶん実際はSNSで声かけとかですよね。
熊の造形は「作り物」とは判るデザインなのですが、作り物としての作り込み(?)がしっかりとされていて迫力があったと思います。なんか目ぇ光ってたし。
G区分の映画ということでそこまで期待はしていませんでしたが、昨今の熊騒動で報道されている、熊は顔面から襲うという習性は再現されていましたし、結構目を引く描写だったと思います。
ただ実質的な残基(人間)が早々に尽きてしまった感があるので、中盤以降のグロ的な盛り上がりはあまり無いです。
私はあまり演技力の良し悪しってそこまでわからないのですが、鈴木福さん演じる主人公の「頼りなさ」が全編通して溢れ出ていて凄まじかった。凄まじい頼りなさ。
なんかもう表情筋の動かし方から頼りなくて、現実にマジでそこそこの数いるであろう「悪いことを断れないままズルズルいっちゃう若い子」感が辛かった。※褒めています。作品として凄く良い。
個人的にもう少し掘り下げて欲しかったのが闇バイト方面。
主人公の父親は投資詐欺に遭った為自死してしまったのですが、その息子である主人公が特殊詐欺に加担するのってめちゃくちゃグロい構図だと思うんですよね。一応、主人公は中盤で自分の軽率な行いを悔いている描写はあるものの、もう少しここの繋がりを意識させる描写を挟んでも良かったのではないかな、とも思います。
このあたりから察するに、恐らく本作のテーマは「生きていればやり直せる」。主人公が冒頭で製作していたゲームは何度も「死んで(リセットして)のやり直し」が出来たけれど、現実の人生は父親のように死んだらやり直せない。生きているからこそやり直すことが出来る。勿論実際には残念ながら取り返しのつかないところまで行ってしまう人もいるけれど、主人公はどうか長い年月をかけて償っていってほしいな、と感じる作品でした。細かいツッコミどころは色々あるけれど、面白かった!観られて良かったです。
それはそうとして唐突な悪魔のいけにえオマージュは笑う。最近観たばっかだから余計……!
怖い話、特にホラー寄りの映画が好きです。
映画をよく観るようになったのがここ数年からなので、古い有名なものとかあまり観られていなかったりします。
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