プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち 感想 圧倒的成長を感じろ
公開 2024/08/15 08:09
最終更新
2024/08/15 08:35
タイトル目が滑るなぁ…。
誰しも小学生の頃、ムキムキのドラえもんやなんか顔が濃いアンパンマンとかを自由帳に描いていたと思います。え、描いてない?すまんな。……でもフラッシュ倉庫とかは見てたっしょ?知らない?すまんな……。
大抵の人は自由帳やらフラッシュ倉庫止まりのそれらをよりによって著作権が切れたくまのプーさんで映画化までこぎつけたのが前作プー あくまのくまさんです。原題のWinnie the Pooh Blood and Honeyのが潔くて好きですね。


確か前作公開前に舞浜でビラ配りをしていた公式ツイートを見た記憶があるのですが、探したけど見当たりませんでした。
公開直前に公式Twitter(X)アカウントが凍結されるというハプニングもあった気がしますがその影響なのでしょうか。知らんけど。
私も昨年初日に観に行きました。色々粗が目立つ作品ではありましたが人間を憎んで野生に帰ったはずのプーさんが丁寧に車を運転してギャルの頭を轢き潰すシーンは意味不明過ぎて良かったし、全体的なスピード感とかも相まってなんか憎めない作品に仕上がっていたと思います。
2は制作費が10倍だか15倍だかというので懲りもせず初日に観てきました。
端的に感想を言うと、圧倒的成長です。
いや、確かに一般的なホラー映画と比べると説明不足やご都合主義を感じる部分は多いのですが「あの」一作目からの成長率と考えると凄まじい飛躍です。
まず伏線がちゃんと回収されてます。ハードル低いとか言わんでください。
一作目は意味深なカットや正直プーさんより怖かったヒロインのトラウマ不法侵入おじさんなどこれ後々生きてくるんだろうな…?と思った要素が全く回収されず賽の河原の如くチェーホフの銃が積み重なっていましたが、今回はちゃんと撃たれています。凄い!進歩してる!
ゴア表現はまだ暗い箇所が多いものも、モノによっては明るい場面で見せてきたり、そもそも物量が桁違いなこともありかなり満足出来ます。プーさんが引きちぎったギャルの頭部を上へ放り投げてバットで打つの特定界隈へのファンサービス過ぎるだろ!
個人的にキッチンでのアレが最高でした。そもそもそんな入れ方すんな!!!笑
ストーリーもかなりしっかりしたものになっています。相変わらず冒頭にアニメーションがありますが、なんか尺が長いし説明がやたら丁寧笑。
1の後のクリストファーの境遇やプーたちのことを教えてくれますので前作を観ていなくても大丈夫な親切仕様。
(ただ、前作を観ているとクスッとできるシーンも一瞬あるので、前作に耐えられるなら観てからの鑑賞の方が良いかも)
今回は(著作権が切れるタイミングの都合上)前作では音信不通であったオウルとティガーが参戦します。明らかにシルエットがおっさんなプーたちと比べてダークファンタジーの適役みたいなビジュアルのオウル。一瞬世界観違うように思えますが、アクロバティック人攫いや強酸ゲロアタックをかますのでそんなに心配いらないです。
更に前回明らかに適当に作っただろうと思われていたとある設定がなんと深堀りされます。凄い!凄いぞ!ちゃんと続編になっている!
ただその設定が明かされるシーンは予算の都合なのか、台詞での説明に留まっていたのがちょっと残念でしたね。ラストもちょっと尻すぼみ感は否めないけれど思いっきり続編作る気満々の終わり方だったし、3にはもっと予算がついて欲しい。
正直ハードル下げ目で観ていたのもありかなりいい意味で驚かされました。あと今年馬鹿みたいにバカスカ人が死ぬ洋画スラッシャーにあまり出会えてなくて、ようやく飢えが癒やされた感もあります。爆流行りして怒られるまでシリーズ続いて欲しい。
誰しも小学生の頃、ムキムキのドラえもんやなんか顔が濃いアンパンマンとかを自由帳に描いていたと思います。え、描いてない?すまんな。……でもフラッシュ倉庫とかは見てたっしょ?知らない?すまんな……。
大抵の人は自由帳やらフラッシュ倉庫止まりのそれらをよりによって著作権が切れたくまのプーさんで映画化までこぎつけたのが前作プー あくまのくまさんです。原題のWinnie the Pooh Blood and Honeyのが潔くて好きですね。


確か前作公開前に舞浜でビラ配りをしていた公式ツイートを見た記憶があるのですが、探したけど見当たりませんでした。
公開直前に公式Twitter(X)アカウントが凍結されるというハプニングもあった気がしますがその影響なのでしょうか。知らんけど。
私も昨年初日に観に行きました。色々粗が目立つ作品ではありましたが人間を憎んで野生に帰ったはずのプーさんが丁寧に車を運転してギャルの頭を轢き潰すシーンは意味不明過ぎて良かったし、全体的なスピード感とかも相まってなんか憎めない作品に仕上がっていたと思います。
2は制作費が10倍だか15倍だかというので懲りもせず初日に観てきました。
端的に感想を言うと、圧倒的成長です。
いや、確かに一般的なホラー映画と比べると説明不足やご都合主義を感じる部分は多いのですが「あの」一作目からの成長率と考えると凄まじい飛躍です。
まず伏線がちゃんと回収されてます。ハードル低いとか言わんでください。
一作目は意味深なカットや正直プーさんより怖かったヒロインのトラウマ不法侵入おじさんなどこれ後々生きてくるんだろうな…?と思った要素が全く回収されず賽の河原の如くチェーホフの銃が積み重なっていましたが、今回はちゃんと撃たれています。凄い!進歩してる!
ゴア表現はまだ暗い箇所が多いものも、モノによっては明るい場面で見せてきたり、そもそも物量が桁違いなこともありかなり満足出来ます。プーさんが引きちぎったギャルの頭部を上へ放り投げてバットで打つの特定界隈へのファンサービス過ぎるだろ!
個人的にキッチンでのアレが最高でした。そもそもそんな入れ方すんな!!!笑
ストーリーもかなりしっかりしたものになっています。相変わらず冒頭にアニメーションがありますが、なんか尺が長いし説明がやたら丁寧笑。
1の後のクリストファーの境遇やプーたちのことを教えてくれますので前作を観ていなくても大丈夫な親切仕様。
(ただ、前作を観ているとクスッとできるシーンも一瞬あるので、前作に耐えられるなら観てからの鑑賞の方が良いかも)
今回は(著作権が切れるタイミングの都合上)前作では音信不通であったオウルとティガーが参戦します。明らかにシルエットがおっさんなプーたちと比べてダークファンタジーの適役みたいなビジュアルのオウル。一瞬世界観違うように思えますが、アクロバティック人攫いや強酸ゲロアタックをかますのでそんなに心配いらないです。
更に前回明らかに適当に作っただろうと思われていたとある設定がなんと深堀りされます。凄い!凄いぞ!ちゃんと続編になっている!
ただその設定が明かされるシーンは予算の都合なのか、台詞での説明に留まっていたのがちょっと残念でしたね。ラストもちょっと尻すぼみ感は否めないけれど思いっきり続編作る気満々の終わり方だったし、3にはもっと予算がついて欲しい。
正直ハードル下げ目で観ていたのもありかなりいい意味で驚かされました。あと今年馬鹿みたいにバカスカ人が死ぬ洋画スラッシャーにあまり出会えてなくて、ようやく飢えが癒やされた感もあります。爆流行りして怒られるまでシリーズ続いて欲しい。