悪魔がはらわたでいけにえで私 感想 −悪魔はいつも君の側にいる
公開 2024/03/05 08:18
最終更新
2024/03/05 08:22
「悪魔がはらわたでいけにえで私」を観てきました。シネマート新宿舞台挨拶付きの回です。舞台挨拶込で1時間半ほど、本編のみだと60分ちょいです。

生首だけ顔認証されなかった。
昨年12月くらいからシネマート新宿に行くたびに予告で観た「これ、殺すやつ」、ようやく観られました。嬉しい。
タイトル元ネタ、「悪魔のいけにえ」一作目は一応昔に観たことがあったのですが、「死霊のはらわた」の方は最新作のライジングしか観たことがなかったので前日に大急ぎでレンタルして鑑賞しました。
感想は軽くタイッツーに書きましたが、コイツ人体破壊の事しか書いてねぇな…
https://taittsuu.com/users/rosyfrog/status/22838758
「悪魔がはらわたでいけにえで私」の話に戻ります。長いのであくわたって略すよ。
ストーリーは有って無いようなものに見えて、実はちゃんと(?)ある。多分。
音信不通の友人(他の方のレビューを見る限りバンドメンバーらしい。地味に重要な設定な気がする)を訪ねた男女三名。
そのうち女性の一人が御札を剥がしたことで死霊に取り憑かれ、悪魔化(?)してしまうことで話が始まる。起承転結の起。
三ヶ月後、謎の廃墟?潰れたバー?らしき場所で目が覚めた音楽プロデューサーのおっさん(亀甲縛り済)が色々あって襲いかかってきた半顔皮剥がれ兄貴から、とある人物に助けられる起承転結の承。
そして一年後、やはり自分には音楽しかないと思ったおっさんが自分を助けてくれた人物に再開する転・結。
ちょっと何がなんなのかわからないと思うのですが、一時間の作品なのでもう少しわかるように説明すると完全ネタバレになってしまう。困った。
同日に観たハンテッドも不条理な作品でしたが、こちらも負けず劣らず別の意味で不条理。褒め言葉です。
作品を感じるとか、浴びるという感覚が近いのだと思います。
でもなんだか心にスッと入ってくるし、すごく気持ちが軽く、暖かくなる作品です。細かいギャグも好みでした。亀甲縛りのおっさん、髪型がリーゼントでいかついんですけど段々チワワか何かに見えてくるんですよ。可愛い。
作中のゴキちゃん、CGかと思ったらスタッフロールにアルゼンチンモリゴキブリの皆さんってあってひえぇ…。
ゴキブリ操演のスタッフさん、猛獣使いみたいな感じなんだろうか…。
舞台挨拶で女優さんが、「現実が辛いときに頭空っぽにして観られる作品を(かなりうろ覚え)」と仰っていて、その言葉にすごく嬉しくなりました。
自分も創作物に助けられるタイプの人間なので、そういう想いで作られた作品に出逢えてとても幸運だと感じます。
この作品は音楽も非常に重要な要素の一つなのですが、映画…というか物語も、音楽も、あと多分悪魔も辛かったり悲しかったりしているときにきっと寄り添ってくれる。
いややっぱ悪魔はいいかな…。
千葉公園決戦編とかあったら観てみたいよ。

生首だけ顔認証されなかった。
昨年12月くらいからシネマート新宿に行くたびに予告で観た「これ、殺すやつ」、ようやく観られました。嬉しい。
タイトル元ネタ、「悪魔のいけにえ」一作目は一応昔に観たことがあったのですが、「死霊のはらわた」の方は最新作のライジングしか観たことがなかったので前日に大急ぎでレンタルして鑑賞しました。
感想は軽くタイッツーに書きましたが、コイツ人体破壊の事しか書いてねぇな…
https://taittsuu.com/users/rosyfrog/status/22838758
「悪魔がはらわたでいけにえで私」の話に戻ります。長いのであくわたって略すよ。
ストーリーは有って無いようなものに見えて、実はちゃんと(?)ある。多分。
音信不通の友人(他の方のレビューを見る限りバンドメンバーらしい。地味に重要な設定な気がする)を訪ねた男女三名。
そのうち女性の一人が御札を剥がしたことで死霊に取り憑かれ、悪魔化(?)してしまうことで話が始まる。起承転結の起。
三ヶ月後、謎の廃墟?潰れたバー?らしき場所で目が覚めた音楽プロデューサーのおっさん(亀甲縛り済)が色々あって襲いかかってきた半顔皮剥がれ兄貴から、とある人物に助けられる起承転結の承。
そして一年後、やはり自分には音楽しかないと思ったおっさんが自分を助けてくれた人物に再開する転・結。
ちょっと何がなんなのかわからないと思うのですが、一時間の作品なのでもう少しわかるように説明すると完全ネタバレになってしまう。困った。
同日に観たハンテッドも不条理な作品でしたが、こちらも負けず劣らず別の意味で不条理。褒め言葉です。
作品を感じるとか、浴びるという感覚が近いのだと思います。
でもなんだか心にスッと入ってくるし、すごく気持ちが軽く、暖かくなる作品です。細かいギャグも好みでした。亀甲縛りのおっさん、髪型がリーゼントでいかついんですけど段々チワワか何かに見えてくるんですよ。可愛い。
作中のゴキちゃん、CGかと思ったらスタッフロールにアルゼンチンモリゴキブリの皆さんってあってひえぇ…。
ゴキブリ操演のスタッフさん、猛獣使いみたいな感じなんだろうか…。
舞台挨拶で女優さんが、「現実が辛いときに頭空っぽにして観られる作品を(かなりうろ覚え)」と仰っていて、その言葉にすごく嬉しくなりました。
自分も創作物に助けられるタイプの人間なので、そういう想いで作られた作品に出逢えてとても幸運だと感じます。
この作品は音楽も非常に重要な要素の一つなのですが、映画…というか物語も、音楽も、あと多分悪魔も辛かったり悲しかったりしているときにきっと寄り添ってくれる。
いややっぱ悪魔はいいかな…。
千葉公園決戦編とかあったら観てみたいよ。