エクソシスト 信じる者 感想
公開 2023/12/12 08:25
最終更新 2023/12/12 08:25
エクソシスト 信じる者を観てきました。こちらも映画の日に。

悪魔憑きや悪霊憑きのもの、沢山観ている訳ではないのですが今まで観たものだとヴァチカンのエクソシストザ・ライトみたいにガチガチのキリスト教圏ではちゃんと取り憑いたものが倒されていましたが、非キリスト教圏の女神の継承はとんでもない方向に行ってました。
エクソシスト・シャーク?知らない子ですね…。

デビルシャークなら観ましたが……。

しょうもない話は置いておいて、久し振りに映画館で泣いてしまいました。少しだけ。

13年前、ハイチで起きた地震に巻き込まれ母親の犠牲と引き換えに産まれた少女アンジェラ。現在ジョージアで父親と暮らす彼女は友人のキャサリンと共に親に内緒で森で降霊術を行い、行方不明になってしまう。
三日後無事に発見された二人だが、次第に様子がおかしくなっていき……。

シリーズは一作目しか観ていないのですが、一作目の続編という立ち位置のようです。子どもたちが親に内緒で降霊術を行うの、お約束だけどなんぼあっても良い。

一作目で取り憑かれた娘の母親が中盤の重要人物として登場します。一作目の経験から自伝を書いて(元から女優でしたが)有名になったけど、それが原因で娘と疎遠になってしまったとのこと。

洋画の登場人物、割と自身の経験を自伝にしがちな気がするんですが、向こうは何かそういうルートがあるんでしょうか。

彼女が悪魔憑きの少女と対峙するシーン。もしかして一作目の母親が今回のエクソシスト役なの?!?!と思ったらまさかの…!の……!ひ〜〜〜!!!
(一作目の十字架の例のシーンを彷彿させる腕っぷし、やっぱり意図してなのかしら?)
母親の事を知ったふうだったけど、今作で二人に取り憑いたのはパズスという認識で良いのか、それとも「お前のことを知っているぞ」というふりをした全く別悪魔なのか、ちょっとわからなかった。

除霊の儀式、合同戦線というか、ちゃんぽんというか、色んな意味で今風
前半の娘たちが行方不明のとき、近所の人が呼んできた祈祷師のひとは絶対かませのインチキ霊媒師だと思ってたんだけど割としっかりした人でした。ごめんなさい。

大人たちが良いところも悪いところも「大人」や「親」として描かれている作品だなぁと思った除霊シーン。
ある人物が最悪の選択肢をとってしまうのですがこの行動を責められる人間はそうそういないのではないでしょうか。
とても辛いのだけれど、同じ立場だったら自分もそう選択してしまうかもしれないと思うとゾッとする…。

逆に、凄く美しく力強いシーンもあります。
ネタバレまではいかないものの、物語のハイライトだと思うシーンなので一応ふせったーにしてリンクを貼りますね。隣人のおばさんめちゃめちゃ好きなキャラだ〜。

https://fse.tw/1VhiPBTY#all

除霊の顛末は辛いけれど、終わり方は少しだけ明るくなれるもので良かったです。続編にもあの二人は出てくるのかな?

あそこまで大惨事になって、除霊に参加した大人たちは警察にどう説明したのかが気になるので続編ではそのあたりにも触れて欲しい。
かえるくん
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怖い話、特にホラー寄りの映画が好きです。
映画をよく観るようになったのがここ数年からなので、古い有名なものとかあまり観られていなかったりします。
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