白石晃士の決して送ってこないでください 感想
公開 2023/11/13 18:40
最終更新
2023/11/13 18:41
だいぶ前になってしまうのですが、「白石晃士の決して送ってこないでください」を観てきました。
タイミングが中々あわず見送るかな〜と思ってましたがなんとか行けてよかったです。
「コワすぎ!」や「カルト」を観て、どんなにめちゃくちゃやってもなんかうっかり信じそうになってしまう説得力がとても好きだと感じたので、是非劇場で観て騙されたかった。
どういう風に感想を纏めたら良いか悩んでたり、体調や忙しさもあってアップするのが遅くなってしまいました…。
タイトルに作者や監督名が含まれるの、最近のものでパッと思いつくのが「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」があります。通販番組の回が好きでした。あと最近創元の復刊フェアで出た「ガストン・ルルーの恐怖夜話」を購入したのですが、これは原題は作者名つかないのかな…。
テリファーも本国では「ダミアン・レオーネのテリファー」らしいですね。
白石監督作品で観たことのあるものは上記の「コワすぎ!」「カルト」の他は「貞子vs伽椰子」がありますがどの作品も破天荒なディレクターや強い霊能者など言ってしまえば「ネット受け」するキャラクターがいるものばかりです。
これはコワすぎの感想で見かけたのですが、白石監督の霊能者キャラって全力で相談者を助けようとしてくれる存在なんですよね。勿論怪異に敗れてしまうこともあるけど基本裏切ったりしないんです。裏切ったり。
しかし今作はそういった「強くて、一般人を助けようとしてくれたり、ちょっと面白みをもったキャラクター」が存在しない作品でした。
それはどういうことかというと、彼らのキャラクター性で打ち消されていた、世の中に嫌というほど溢れているありふれた不幸や不運、そしてそれらに振り回された人間達を直視するということです。
白石監督がご自身に送られてきた心霊現象をおさめたという動画の一部を我々に見せてくれるというていで話は進みます。
それらの動画は奇妙にもつながっており、作中の動画内での白石監督の捜査パートも相まって「何が起きていたのか」の断片の数々を目の当たりにしていくというモキュメンタリー。
「人間」がおぞましい作品でした。心霊スポットから持ち帰ったビデオテープの内容がキツくてキツくて観ているだけで逃げ出したくなるほどです。「コワすぎ」で個人的に一番キツかった部分をトンチキフィルター無しに見せられた感じでした。
この「逃げられない」感の生々しさは中々味わえないと思います…キツいし絶対にリアルでは遭遇したくないけれど、それでもこの精巧さは凄いと思います。
ただ、ガチな犯行映像の可能性もあるビデオテープを警察に届けるという選択肢無しに監督へ送るあたり「系譜」を感じましたし、その点は謎の安心感がありました。動画は監督に送るものだし、スクープのためなら命をはる。常識。
「カラメ」はカメラということなのだろうけれど、死んでいった女性達の集合体みたいなものなのでしょうか。怪異と人間の関係性が逆転しているような作りで、彼女のフランクさもあってベッド下のパートはかなり好きです。
ラストのカットめちゃめちゃ怖いです!!!なにあれ!!!!!でも幸せならオッケーです!ってこと?
タイミングが中々あわず見送るかな〜と思ってましたがなんとか行けてよかったです。
「コワすぎ!」や「カルト」を観て、どんなにめちゃくちゃやってもなんかうっかり信じそうになってしまう説得力がとても好きだと感じたので、是非劇場で観て騙されたかった。
どういう風に感想を纏めたら良いか悩んでたり、体調や忙しさもあってアップするのが遅くなってしまいました…。
タイトルに作者や監督名が含まれるの、最近のものでパッと思いつくのが「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」があります。通販番組の回が好きでした。あと最近創元の復刊フェアで出た「ガストン・ルルーの恐怖夜話」を購入したのですが、これは原題は作者名つかないのかな…。
テリファーも本国では「ダミアン・レオーネのテリファー」らしいですね。
白石監督作品で観たことのあるものは上記の「コワすぎ!」「カルト」の他は「貞子vs伽椰子」がありますがどの作品も破天荒なディレクターや強い霊能者など言ってしまえば「ネット受け」するキャラクターがいるものばかりです。
これはコワすぎの感想で見かけたのですが、白石監督の霊能者キャラって全力で相談者を助けようとしてくれる存在なんですよね。勿論怪異に敗れてしまうこともあるけど基本裏切ったりしないんです。裏切ったり。
しかし今作はそういった「強くて、一般人を助けようとしてくれたり、ちょっと面白みをもったキャラクター」が存在しない作品でした。
それはどういうことかというと、彼らのキャラクター性で打ち消されていた、世の中に嫌というほど溢れているありふれた不幸や不運、そしてそれらに振り回された人間達を直視するということです。
白石監督がご自身に送られてきた心霊現象をおさめたという動画の一部を我々に見せてくれるというていで話は進みます。
それらの動画は奇妙にもつながっており、作中の動画内での白石監督の捜査パートも相まって「何が起きていたのか」の断片の数々を目の当たりにしていくというモキュメンタリー。
「人間」がおぞましい作品でした。心霊スポットから持ち帰ったビデオテープの内容がキツくてキツくて観ているだけで逃げ出したくなるほどです。「コワすぎ」で個人的に一番キツかった部分をトンチキフィルター無しに見せられた感じでした。
この「逃げられない」感の生々しさは中々味わえないと思います…キツいし絶対にリアルでは遭遇したくないけれど、それでもこの精巧さは凄いと思います。
ただ、ガチな犯行映像の可能性もあるビデオテープを警察に届けるという選択肢無しに監督へ送るあたり「系譜」を感じましたし、その点は謎の安心感がありました。動画は監督に送るものだし、スクープのためなら命をはる。常識。
「カラメ」はカメラということなのだろうけれど、死んでいった女性達の集合体みたいなものなのでしょうか。怪異と人間の関係性が逆転しているような作りで、彼女のフランクさもあってベッド下のパートはかなり好きです。
ラストのカットめちゃめちゃ怖いです!!!なにあれ!!!!!でも幸せならオッケーです!ってこと?
怖い話、特にホラー寄りの映画が好きです。
映画をよく観るようになったのがここ数年からなので、古い有名なものとかあまり観られていなかったりします。
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