ゆっくり、焦らして(リチャ正)
公開 2023/09/24 16:51
最終更新
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※2週間振りにセッする話
ぬちゅ……ちゅぷり……ぷちゅ……
リチャードのものが恐ろしいくらいゆっくりと、内壁の厚みを確かめるようにスライドする度に粘度の高い水音が寝室に響く。
それがどうにも恥ずかしくて……なんたって音の出所は、俺の尻の穴なのだから仕方ないだろう。耳を塞ぎたくても両手はリチャードと指を絡めた状態で拘束されていて自由にできない。
時々リチャードの親指がするりと手を撫でる感覚ですら甘い刺激になる。
「ん、リチャード……りちゃ、も、うごいて……っ」
「動いているでしょう。あなたのご希望通り、ゆっくりと」
「そうじゃな……っ、んん、んぅ……っ!」
「私の形、長さ、熱を覚えてください……正義」
そんなもの、忘れられるわけがない。そう叫びたかったが口から出たのは中途半端な刺激に震えた嬌声だけだった。
ヤるならゆっくりしてほしい、と言ったのは本当だった。
ここ2週間はリチャードもシャウルさんも忙しく、自動的に俺の仕事も増えていた。なんとか予定を調整してもこれが限界、というスケジュールで動くしかなく、ゆっくりホテルで休むこともままならなかった。
ようやく予定していた最後の商談を終えたのが今日の夕方のことだった。まだ事務処理はあるものの今日と明日は久しぶりにゆっくりできる予定だった。
俺とリチャードはクタクタの状態で予約していたホテルにチェックインを済ませ、シャワーを交代で浴びたあと、ぐっすりと眠るつもりだったのだが。
リチャードは、そうではなかったらしい。
ドライヤーで髪を乾かしてから俺の寝ていたベッドに忍び込んできた美貌の宝石商は欲望の気配を隠すこともなく、俺のパジャマのボタンを外してきた。
「正義、したい」
「い……いまから? お前だって疲れてるだろ」
「ええ、ですから、今」
「リチャード、話が微妙にすれ違ってないか」
「お気になさらず……するのか、しないのか」
「…………します。だけど、ゆっくりしてくれ」
「ゆっくり?」
「その、あんまり激しいと、すぐ気を飛ばしちゃうかもしれないから……」
「ああ……なるほど。ええ、努力します。ゆっくり、ですね」
ニッコリと笑うその顔に若干の違和感と悪寒を感じたものの、唇を重ねたあとはもういつもの雰囲気と欲望に身を任せるだけだった。
そして俺の希望を聞いたリチャードは、それはもうゆっくりと俺の全身を愛撫し、俺のものを口に含んだ時も甘噛みをしてからアイスキャンディを舐めるように下から上へと舌と指を絡めてきた。
……そんなエロチックな仕草にすぐに白濁を吐き出してしまったわけだが、そのまま飲まれ、先端に残っていたものまで吸い上げられてしまっては、俺はもうキャパオーバーだ。
ひんひんと仔犬のように全身を震わせて感じている俺に笑みを浮かべたリチャードは、くぱくぱと次の刺激を待ち侘びる孔に屹立を当ててから俺の名前を読んだ。
「正義」
「ふぁっ、な、に……?」
「ゆっくり、しましょうね」
そして言葉の通りにゆっくりと、それこそ亀の動きのようにずず……っと俺の中に入ってきたリチャードは全部を埋めきったあともゆっくりと、ゆっくりと抽挿を繰り返し……話は、冒頭に戻る。
「ゆっくりじゃ、なくて、いいからぁ……っ! いつもみたいに動いて、イカせてくれよ……!」
「いいのですか、気を飛ばしてしまうと言っていたでしょう。意識のないあなたを抱くのはあまり好きではありません」
「いい、いいからっ、はやく……足りないから、リチャードのでいっぱいにして……!」
「……ええ、では。あなたが気をやってもまたすぐに起こすことにしましょう」
「へっ、ひぁ、あぁぁああーーーっ!!」
ほぼ抜いた状態から一気に奥へと突っ込まれたせいでじゅぶりと音がしたように思えたが、自分が出した声のせいでほとんど聞こえなかった。
最奥に届いたらまた入り口へ、そしてまた奥へ。さっきまでとは当然比べ物にならないスピードで、ガツガツとリチャードは腰を動かした。仰向けになっていた俺が思わず浮かせた腰の下にリチャードの膝が入り込んできて、少し変わった角度がまた別の性感帯にリチャードの先端が当たるようになる。もう気持ち良すぎて気絶することも出来ないほどに感じていた。
「あぅ、あぁ、あっりちゃ、リチャード、もっとおく、おくにほしい……いい……っ!」
「……っ締まる……っ!」
「あー~ーっそこぉ! やぁ、ひぃあ、あぁあっ! イク、イクぅっ!」
欲しかった一番奥をノックされ、抉じ開けるような痛みにも似た快感にぶしゃりとまた前を弾けさせた俺は、身体の後ろと中に広がる熱さに意識を手放し───
「……まだ、終わりでは、ない」
───そうになったところを、中に吐き出したものをそのまま塗り込めるような動きに強制的に意識を引き戻された。イったばかりの内側がビクビクと震えているのがわかる。
それでも震えながらもリチャードのものを誘うように蠢く内壁の感覚や、また立ち上がり始めた俺の分身がリチャードの言葉を理解していた。そうだ、まだ終わりじゃない。
「うん……もっと、きもちいいの、いっぱいして……?」
「……グッフォーユー。よくできました」
後ろにリチャードのものを銜え込んだまま状態を起こされて、騎乗位の体勢になる。絡めたままの指が一度きゅっと握られて、どちらともなく腰を揺らし始める。
そうして再び、部屋に艶やかな声が響いた。
ぬちゅ……ちゅぷり……ぷちゅ……
リチャードのものが恐ろしいくらいゆっくりと、内壁の厚みを確かめるようにスライドする度に粘度の高い水音が寝室に響く。
それがどうにも恥ずかしくて……なんたって音の出所は、俺の尻の穴なのだから仕方ないだろう。耳を塞ぎたくても両手はリチャードと指を絡めた状態で拘束されていて自由にできない。
時々リチャードの親指がするりと手を撫でる感覚ですら甘い刺激になる。
「ん、リチャード……りちゃ、も、うごいて……っ」
「動いているでしょう。あなたのご希望通り、ゆっくりと」
「そうじゃな……っ、んん、んぅ……っ!」
「私の形、長さ、熱を覚えてください……正義」
そんなもの、忘れられるわけがない。そう叫びたかったが口から出たのは中途半端な刺激に震えた嬌声だけだった。
ヤるならゆっくりしてほしい、と言ったのは本当だった。
ここ2週間はリチャードもシャウルさんも忙しく、自動的に俺の仕事も増えていた。なんとか予定を調整してもこれが限界、というスケジュールで動くしかなく、ゆっくりホテルで休むこともままならなかった。
ようやく予定していた最後の商談を終えたのが今日の夕方のことだった。まだ事務処理はあるものの今日と明日は久しぶりにゆっくりできる予定だった。
俺とリチャードはクタクタの状態で予約していたホテルにチェックインを済ませ、シャワーを交代で浴びたあと、ぐっすりと眠るつもりだったのだが。
リチャードは、そうではなかったらしい。
ドライヤーで髪を乾かしてから俺の寝ていたベッドに忍び込んできた美貌の宝石商は欲望の気配を隠すこともなく、俺のパジャマのボタンを外してきた。
「正義、したい」
「い……いまから? お前だって疲れてるだろ」
「ええ、ですから、今」
「リチャード、話が微妙にすれ違ってないか」
「お気になさらず……するのか、しないのか」
「…………します。だけど、ゆっくりしてくれ」
「ゆっくり?」
「その、あんまり激しいと、すぐ気を飛ばしちゃうかもしれないから……」
「ああ……なるほど。ええ、努力します。ゆっくり、ですね」
ニッコリと笑うその顔に若干の違和感と悪寒を感じたものの、唇を重ねたあとはもういつもの雰囲気と欲望に身を任せるだけだった。
そして俺の希望を聞いたリチャードは、それはもうゆっくりと俺の全身を愛撫し、俺のものを口に含んだ時も甘噛みをしてからアイスキャンディを舐めるように下から上へと舌と指を絡めてきた。
……そんなエロチックな仕草にすぐに白濁を吐き出してしまったわけだが、そのまま飲まれ、先端に残っていたものまで吸い上げられてしまっては、俺はもうキャパオーバーだ。
ひんひんと仔犬のように全身を震わせて感じている俺に笑みを浮かべたリチャードは、くぱくぱと次の刺激を待ち侘びる孔に屹立を当ててから俺の名前を読んだ。
「正義」
「ふぁっ、な、に……?」
「ゆっくり、しましょうね」
そして言葉の通りにゆっくりと、それこそ亀の動きのようにずず……っと俺の中に入ってきたリチャードは全部を埋めきったあともゆっくりと、ゆっくりと抽挿を繰り返し……話は、冒頭に戻る。
「ゆっくりじゃ、なくて、いいからぁ……っ! いつもみたいに動いて、イカせてくれよ……!」
「いいのですか、気を飛ばしてしまうと言っていたでしょう。意識のないあなたを抱くのはあまり好きではありません」
「いい、いいからっ、はやく……足りないから、リチャードのでいっぱいにして……!」
「……ええ、では。あなたが気をやってもまたすぐに起こすことにしましょう」
「へっ、ひぁ、あぁぁああーーーっ!!」
ほぼ抜いた状態から一気に奥へと突っ込まれたせいでじゅぶりと音がしたように思えたが、自分が出した声のせいでほとんど聞こえなかった。
最奥に届いたらまた入り口へ、そしてまた奥へ。さっきまでとは当然比べ物にならないスピードで、ガツガツとリチャードは腰を動かした。仰向けになっていた俺が思わず浮かせた腰の下にリチャードの膝が入り込んできて、少し変わった角度がまた別の性感帯にリチャードの先端が当たるようになる。もう気持ち良すぎて気絶することも出来ないほどに感じていた。
「あぅ、あぁ、あっりちゃ、リチャード、もっとおく、おくにほしい……いい……っ!」
「……っ締まる……っ!」
「あー~ーっそこぉ! やぁ、ひぃあ、あぁあっ! イク、イクぅっ!」
欲しかった一番奥をノックされ、抉じ開けるような痛みにも似た快感にぶしゃりとまた前を弾けさせた俺は、身体の後ろと中に広がる熱さに意識を手放し───
「……まだ、終わりでは、ない」
───そうになったところを、中に吐き出したものをそのまま塗り込めるような動きに強制的に意識を引き戻された。イったばかりの内側がビクビクと震えているのがわかる。
それでも震えながらもリチャードのものを誘うように蠢く内壁の感覚や、また立ち上がり始めた俺の分身がリチャードの言葉を理解していた。そうだ、まだ終わりじゃない。
「うん……もっと、きもちいいの、いっぱいして……?」
「……グッフォーユー。よくできました」
後ろにリチャードのものを銜え込んだまま状態を起こされて、騎乗位の体勢になる。絡めたままの指が一度きゅっと握られて、どちらともなく腰を揺らし始める。
そうして再び、部屋に艶やかな声が響いた。
