星よりも
公開 2023/09/24 15:11
最終更新
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「流星群かぁ」
着替えるついでに天気予報を確認しようとして見ていたニュース番組から流れてきた情報に、いつかのキャンディの夜を思い出す。好きな人になってくれ、という俺の願いを受け入れてくれたリチャードと見た夜空。
あの時俺の目には流れ星は見つけられなかったけど、きっとそれで良かったんだろう。視界の端で、流れ星より美しいものを見てしまったから。
「さて、そろそろ起こさないと朝食に間に合わないな」
ネクタイは後回しにして寝室に戻れば、起きた時と変わらずシーツの繭がまだそこにあった。カーテンを全部開けてから、繭を解きにかかる。
「おーい朝だぞー。そろそろ起きて支度しないとビュッフェ食いっぱぐれるぞ。オムレツとパンケーキ楽しみにしてただろ」
ビュッフェのメニューを聞いてもぞもぞとシーツの下から現れるもまだかなり眠そうな顔に、笑いながらキスを落とす。
夜空から落ちてきた星のように美しい男。俺の雇用主。そして俺の好きな人。
「おはよう、リチャード。今日も世界一綺麗だな」
着替えるついでに天気予報を確認しようとして見ていたニュース番組から流れてきた情報に、いつかのキャンディの夜を思い出す。好きな人になってくれ、という俺の願いを受け入れてくれたリチャードと見た夜空。
あの時俺の目には流れ星は見つけられなかったけど、きっとそれで良かったんだろう。視界の端で、流れ星より美しいものを見てしまったから。
「さて、そろそろ起こさないと朝食に間に合わないな」
ネクタイは後回しにして寝室に戻れば、起きた時と変わらずシーツの繭がまだそこにあった。カーテンを全部開けてから、繭を解きにかかる。
「おーい朝だぞー。そろそろ起きて支度しないとビュッフェ食いっぱぐれるぞ。オムレツとパンケーキ楽しみにしてただろ」
ビュッフェのメニューを聞いてもぞもぞとシーツの下から現れるもまだかなり眠そうな顔に、笑いながらキスを落とす。
夜空から落ちてきた星のように美しい男。俺の雇用主。そして俺の好きな人。
「おはよう、リチャード。今日も世界一綺麗だな」
