オーバルの罠(リチャ正)
公開 2023/09/24 14:49
最終更新
-
※ショートエロ
リチャードは時々俺の肌を執拗に撫で回すことがある。使う部位は様々で、白魚のような、それでいてしっかりと節のある指だったり、薄い唇だったり、その内に隠された真っ赤な舌だったり。
頭のてっぺんから足の爪先まで、もうリチャードが触れていない部分などなかった。それはなにも身体の表面だけではなく、内側まで。
ただ一人だけを受け入れるその場所を、今まさにリチャードの長い指がぐちゃぐちゃと掻き回している。それはもう、執拗に。
「やっ、あっあぁ~~~! イク、イクからぁ……!」
「浅い部分でもしっかりと快感を拾えるようになりましたね、正義。グッボーイ」
「ねぇおくっ、奥がいい……! りちゃ、奥さわって、りちゃ……あっひぁぁん! やぁぁ!! ひっかかないでぇ……っ!」
「おや、先程あなたが丁寧に磨いてくださった爪ですよ。傷付ける心配などまったくないことは、正義、あなたが一番よくご存知でしょう?」
「そんっ、そんなつもりじゃ」
「そうなのですか? 私はあなたが爪を丁寧に手入れしてくださるたび、どんな風にあなたを、あなたの中を暴こうかと考えていたというのに」
先程からずっとふるふると震える爆発寸前の俺の陰茎にはわざと触れず、リチャードは臍の下を強く吸い上げた。その刺激で何かがコポリと溢れたのは先端か、刺激を待ちわびる奥か。
「このまま爪の刺激でイケたら、ここまで……いいえ、この先にある部分まで愛して差し上げますよ、正義」
付けたばかりのキスマークを舌がなぞる感触と、いつの間にか増えた指の爪が浅めの弱い部分をぬべりと引っ掻いた刺激で、あっさりと白濁が吐き出された。長すぎる前戯の間一度も達することを許されなかったそれは、少しだけ壊れたんじゃないかと思うくらい長く震える。
先端にリチャードがキスを落とした僅かな刺激にすら腰が揺れた。
「ふふ、上手ですよ正義。言うことが聞けて偉いですね」
「ん、あ……はぁん……」
「約束通り、奥まで愛してあげますよ」
「まっ、て、まだイってるからぁ、イってる……!」
ずぶぶ、と音がしなかったのが不思議なくらいだった。浅いところにいた指がローションを纏って一気に深くに沈んでいく。枕を強く握り締めながら俺が上げたのが悲鳴なのか歓声なのか、もう何もわからない。
ただ、いつもは気にしたこともない指の爪が与えてる刺激だけが、妙にはっきりとして伝わってくる気がした。
夜はまだ、終わらない。
リチャードは時々俺の肌を執拗に撫で回すことがある。使う部位は様々で、白魚のような、それでいてしっかりと節のある指だったり、薄い唇だったり、その内に隠された真っ赤な舌だったり。
頭のてっぺんから足の爪先まで、もうリチャードが触れていない部分などなかった。それはなにも身体の表面だけではなく、内側まで。
ただ一人だけを受け入れるその場所を、今まさにリチャードの長い指がぐちゃぐちゃと掻き回している。それはもう、執拗に。
「やっ、あっあぁ~~~! イク、イクからぁ……!」
「浅い部分でもしっかりと快感を拾えるようになりましたね、正義。グッボーイ」
「ねぇおくっ、奥がいい……! りちゃ、奥さわって、りちゃ……あっひぁぁん! やぁぁ!! ひっかかないでぇ……っ!」
「おや、先程あなたが丁寧に磨いてくださった爪ですよ。傷付ける心配などまったくないことは、正義、あなたが一番よくご存知でしょう?」
「そんっ、そんなつもりじゃ」
「そうなのですか? 私はあなたが爪を丁寧に手入れしてくださるたび、どんな風にあなたを、あなたの中を暴こうかと考えていたというのに」
先程からずっとふるふると震える爆発寸前の俺の陰茎にはわざと触れず、リチャードは臍の下を強く吸い上げた。その刺激で何かがコポリと溢れたのは先端か、刺激を待ちわびる奥か。
「このまま爪の刺激でイケたら、ここまで……いいえ、この先にある部分まで愛して差し上げますよ、正義」
付けたばかりのキスマークを舌がなぞる感触と、いつの間にか増えた指の爪が浅めの弱い部分をぬべりと引っ掻いた刺激で、あっさりと白濁が吐き出された。長すぎる前戯の間一度も達することを許されなかったそれは、少しだけ壊れたんじゃないかと思うくらい長く震える。
先端にリチャードがキスを落とした僅かな刺激にすら腰が揺れた。
「ふふ、上手ですよ正義。言うことが聞けて偉いですね」
「ん、あ……はぁん……」
「約束通り、奥まで愛してあげますよ」
「まっ、て、まだイってるからぁ、イってる……!」
ずぶぶ、と音がしなかったのが不思議なくらいだった。浅いところにいた指がローションを纏って一気に深くに沈んでいく。枕を強く握り締めながら俺が上げたのが悲鳴なのか歓声なのか、もう何もわからない。
ただ、いつもは気にしたこともない指の爪が与えてる刺激だけが、妙にはっきりとして伝わってくる気がした。
夜はまだ、終わらない。
