光あれ
公開 2023/09/24 13:44
最終更新
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──この部屋は、いつも光に充ちている。
ドアをノックしたあと部屋に入った私の姿に、本を読んでいたらしい正義はすぐに立ち上がって歓迎してくれた。
「リチャード! お疲れさま。すぐにお茶用意するから待っててくれ!」
「ありがとうございます、正義。来る途中でケーキを買ってきましたので、一緒に食べましょう」
私の掲げたケーキ箱のサイズに驚きつつも喜んでくれた正義の笑顔にほっと息を吐いた。鼻歌交じりに二人分の飲み物を準備する様子を視界の端に留めつつ、ここに来る直前に送られて来ていたメールの文面を確認する。すべて確認し終えたところで、正義がトレイを持ち上げたのが見える
「リチャード、お茶とケーキの用意できたぞ。仕事がまだ残ってるなら待つけど……」
「……いえ、もう片付きましたのでお気になさらず。ありがとうございます」
「そっか。あ、リチャードはケーキどれにする? こんなに買ってきて二人で食べ切れるかなぁ……」
いつも通りの短い返信だけを送りながら、明るい光の下でたくさんのケーキに悩む正義の姿に目を細めた。
今日読んだ本の感想やケーキの味、宝石の話をして一段落ついた頃。時計の針が零時をとうに過ぎていたことに気が付き正義を見れば、さっきから少しだけ口数の減っていた彼は瞼を手で擦っているところだった。
「話し過ぎてしまいましたね。正義、そろそろ眠った方がいいのでは」
ハッとして手を止めた正義は、私の視線にばつの悪そうな顔で俯いた。まるで隠し事を見つけられた子供のように。
「でも、折角リチャードがいるのに……」
「私は明日もいます。またゆっくり話す時間は用意しますから、安心なさい」
「……ん、うん、わかった」
立ち上がった正義がふらりと身体を揺らしたのを見て、見た目よりも眠そうだと肩を支えてベッドへと誘導してやる。部屋の明かりを反射する琥珀の瞳はトロリとして、もう半分近く眠っているのだと見てとれた。
定位置に横になった正義の身体が冷えないようにと念入りに布団をかける。部屋の中は適切な空調が効いているが、背中までしっかりと包むように端を調整していると、正義がふはっ、と小さく吹き出した。
「俺は子供じゃないぞ?」
「私からすればあなたはまだまだ子供ですよ」
「そうかもしれないけど……まあ、嬉しいからいいか」
「嬉しいのですか?」
「うん。今更こんなことおまえに言うのはどうかと思うけど……大切にされてるなって、思えるから」
「……そうですよ、あなたは私の大切な人なのだと、もっと自覚なさい。あなたにはその権利があるのですから」
タオルケットを摘まんでいた手で見た目よりもずっと柔らかい髪を撫でてやると、嬉しそうに喉の奥で笑っていた声がゆっくりと深い寝息へと変わっていく。
正義の寝顔を見つめながら、髪を撫で続ける。
短い黒髪が部屋の明かりに艶めくのを、少しばかり苦々しく感じながら。
□ □ □
正義が光の下でしか眠れないと気付いたのは偶然だった。
予定が早く片付いた日の夜。もう寝ているだろうかと連絡をしないまま訪れたホテルの部屋の扉を開けた先で、照明が点っていたのだ。
(正義はまだ起きているのだろうか?)
何度か本を片手に寝落ちている彼を起こしたことがあったせいで、深夜なのに明るいままの部屋に何の違和感も抱かなかった。ぐるりと部屋を見渡せば、正義がすやすやとベッドの上で静かに眠っていた。
魘されている様子がないことに安心すると同時に、強烈な違和感に包まれた。ジュニアスイートの、決して狭くはないこの部屋の至るところの照明が点けてあったことに対して。
ベッドルームはまだいい。眠る直前に消そうとしてそのまま寝入ってしまうことは私にも覚えがある。けれどリビングやベッドルームの奥にある浴室廻りの照明まで点けたまま眠る、というのは正義の性格からはあり得ないことだ。
突然単身でイギリスまでやってくるような、ある意味潔い金の使い方をすることはあっても、基本的に正義は倹約家だ。
大学から一人暮らしを始めたのはもちろん、母子家庭で育ったせいもあるのか何に対しても無駄遣いすることがない。それは水や電気、ガスなどに対しても同じで、エトランジェでも、緊急の避難先として滞在することになったこのホテルでも慎ましやかに過ごしていた。
なのに今は、あらゆる場所の照明をつけている。
まるで暗闇を怖がっている、子供のように。
考えすぎかもしれないと思いながら、しかしこのままでは眩しいだろうとまずはリビングの明かりを消す。眠る正義の背に落ちた影を見ながら、そのまま奥のシャワールームも暗くする。
もしかするとあまり真っ暗なのは嫌なのかもしれない。せめて少し光度を落とそうかとベッドに近付いたところで、もぞもぞと衣擦れの音がした。見れば正義がうっすらと目を開けて、だけどまだ眠そうにこちらを見ている。
「……申し訳ありません、正義。起こしてしまいましたか」
「……りちゃ、ど……?」
「はい。少し様子を見に来たのです。私のことは気にせずに眠りなさい。今少し照明を」
落とそうかと、と続けるはずだった声が正義の引き攣るような悲鳴に掻き消される。さっきまでぼんやりとしていた瞳は見開かれ、リビングの方を見つめていた。思わず確認して見ても、そこには誰も、何もない。ベッドルームの淡い光が届かない暗闇があるだけだ。
「正義?」
「ぃや、だ、アイツが来る、そこに、暗いところから、嫌だ、嫌だぁっ!」
「正義!」
ベッドから飛び起き、さっきまで明かりの点いていたシャワールームへ駆け込もうとした正義の足がすぐに止まる。さっき私が暗くしたからだ。震えて縺れる足でベッドの横に転がり、隠れるように正義が小さく蹲ったところで、驚きに固まっていた私の身体が動くようになった。
慌ててさっき消した照明をすべて点けて回り、怯える正義の元へと駆け戻る。
「正義、せいぎ。明かりを点けましたからもう大丈夫ですよ。この部屋にはあなたと私しかいません。怖いものは何もない。だから落ち着いて下さい」
固まった背を撫でながら声を掛け続けると、しばらくして正義が身動ぎをした。抱き締める私の腕の向こうをそっと覗き、そこら中が明るいことを確認してようやく強ばりが解ける。よかった、と細い声で呟いたところで半ば気を失うように眠ったので、身体を持ち上げてベッドに寝かせてやった。
「…………いつから、あなたは…………」
さっきの取り乱し様から、部屋中の明かりを点けて眠るのは今夜が初めてではないのだろう。ここ最近は大学へも少しずつ通えるようになっていたし、日中の様子にも違和感がなく私もジェフも油断していたのだ。この優しく脆い青年が、自分の不調を、特に酷い時ほどひた隠しにしようとするのを忘れていた。
疲れた顔で眠る正義を頬に呪いをかけるように唇を落としてから、NYにいるはずの男へとメールを送った。
□ □ □
染野が、どうやらまた大学近辺をうろつくようになったらしい。
高田馬場のアパートは既に荷物をすべて運び出し、空室になったのが中途半端な時期だったせいかまだ次の入居者も決まっていない。正義に繋がる足掛かりとしては残りは新橋近辺と大学廻りと考えた男は、より情報を得られそうな方を選んだというわけだ。
ただし大学へは正義の義父である中田様からの直談判と、ジェフが紹介した弁護士と染野のストーキングに関する資料が功を奏したのもあって構内への侵入はもちろん、警備を増やしているお陰で周辺での待ち伏せも出来なくなっている。正義の通学には電車内での体調悪化の可能性も考えて車での送迎を絶対条件としていたので正義が染野と会うことはほぼないのだが、人伝に何か聞かされた可能性はある。
ストレス性の暗所恐怖症に陥っている可能性があると分かってすぐ病院へと連れ込んだこともあって、正義の症状は少しずつだが改善している。まだ光の下でしか眠れていないが、ベッドルーム以外の場所の明かりを自分から消すことが出来るようにはなっている。
『中田くんの状態は僕も先生からも聞いてますよ。こればっかりはもう根気よく続けるしかないからね』
本来の仕事の傍ら……というには少しばかりこちらに傾注しているだろう従兄は、近況をまとめた資料を送ってきたあとに電話でそう告げた。
『とにかく、僕らも追加で対応すべきだね。あちらは資金がなくなれば諦めてどっか行くだろうけど、それまでわざわざ待つ必要はない』
「当然です。その前に叩き潰します」
『僕の弟は相変わらず苛烈だなぁ。まあそっちは任せてよ。リッキーは中田くんの方をよろしくね』
通話が終わったタイミングで、ベッドルームから物音がした。起きてカーテンを開けている正義に声を掛ければ、振り向いた彼は朝日の中でふわりと笑っている。
「おはようリチャード。おまえは今日も綺麗だなぁ」
「おはようございます正義。今日は可愛らしい寝癖がついていますね」
「えっ、わっ! うう、すぐに直すから……!」
「ごゆっくりどうぞ。そのあとで一緒に朝食にしましょう」
跳ねた髪を押さえながら頷いた正義が洗面所へと駆け込むのを見ながら、残りのカーテンをすべて開けて、点けっぱなしにしていた照明を消した。人工的ではない日の光が射し込んだ部屋の明るさに懐かしさを感じるのは何故だろう。
朝も夜もないこの部屋は、いつでも光に充ちている。
心の中から押しやった暗い闇を、封じ込めるように。
ドアをノックしたあと部屋に入った私の姿に、本を読んでいたらしい正義はすぐに立ち上がって歓迎してくれた。
「リチャード! お疲れさま。すぐにお茶用意するから待っててくれ!」
「ありがとうございます、正義。来る途中でケーキを買ってきましたので、一緒に食べましょう」
私の掲げたケーキ箱のサイズに驚きつつも喜んでくれた正義の笑顔にほっと息を吐いた。鼻歌交じりに二人分の飲み物を準備する様子を視界の端に留めつつ、ここに来る直前に送られて来ていたメールの文面を確認する。すべて確認し終えたところで、正義がトレイを持ち上げたのが見える
「リチャード、お茶とケーキの用意できたぞ。仕事がまだ残ってるなら待つけど……」
「……いえ、もう片付きましたのでお気になさらず。ありがとうございます」
「そっか。あ、リチャードはケーキどれにする? こんなに買ってきて二人で食べ切れるかなぁ……」
いつも通りの短い返信だけを送りながら、明るい光の下でたくさんのケーキに悩む正義の姿に目を細めた。
今日読んだ本の感想やケーキの味、宝石の話をして一段落ついた頃。時計の針が零時をとうに過ぎていたことに気が付き正義を見れば、さっきから少しだけ口数の減っていた彼は瞼を手で擦っているところだった。
「話し過ぎてしまいましたね。正義、そろそろ眠った方がいいのでは」
ハッとして手を止めた正義は、私の視線にばつの悪そうな顔で俯いた。まるで隠し事を見つけられた子供のように。
「でも、折角リチャードがいるのに……」
「私は明日もいます。またゆっくり話す時間は用意しますから、安心なさい」
「……ん、うん、わかった」
立ち上がった正義がふらりと身体を揺らしたのを見て、見た目よりも眠そうだと肩を支えてベッドへと誘導してやる。部屋の明かりを反射する琥珀の瞳はトロリとして、もう半分近く眠っているのだと見てとれた。
定位置に横になった正義の身体が冷えないようにと念入りに布団をかける。部屋の中は適切な空調が効いているが、背中までしっかりと包むように端を調整していると、正義がふはっ、と小さく吹き出した。
「俺は子供じゃないぞ?」
「私からすればあなたはまだまだ子供ですよ」
「そうかもしれないけど……まあ、嬉しいからいいか」
「嬉しいのですか?」
「うん。今更こんなことおまえに言うのはどうかと思うけど……大切にされてるなって、思えるから」
「……そうですよ、あなたは私の大切な人なのだと、もっと自覚なさい。あなたにはその権利があるのですから」
タオルケットを摘まんでいた手で見た目よりもずっと柔らかい髪を撫でてやると、嬉しそうに喉の奥で笑っていた声がゆっくりと深い寝息へと変わっていく。
正義の寝顔を見つめながら、髪を撫で続ける。
短い黒髪が部屋の明かりに艶めくのを、少しばかり苦々しく感じながら。
□ □ □
正義が光の下でしか眠れないと気付いたのは偶然だった。
予定が早く片付いた日の夜。もう寝ているだろうかと連絡をしないまま訪れたホテルの部屋の扉を開けた先で、照明が点っていたのだ。
(正義はまだ起きているのだろうか?)
何度か本を片手に寝落ちている彼を起こしたことがあったせいで、深夜なのに明るいままの部屋に何の違和感も抱かなかった。ぐるりと部屋を見渡せば、正義がすやすやとベッドの上で静かに眠っていた。
魘されている様子がないことに安心すると同時に、強烈な違和感に包まれた。ジュニアスイートの、決して狭くはないこの部屋の至るところの照明が点けてあったことに対して。
ベッドルームはまだいい。眠る直前に消そうとしてそのまま寝入ってしまうことは私にも覚えがある。けれどリビングやベッドルームの奥にある浴室廻りの照明まで点けたまま眠る、というのは正義の性格からはあり得ないことだ。
突然単身でイギリスまでやってくるような、ある意味潔い金の使い方をすることはあっても、基本的に正義は倹約家だ。
大学から一人暮らしを始めたのはもちろん、母子家庭で育ったせいもあるのか何に対しても無駄遣いすることがない。それは水や電気、ガスなどに対しても同じで、エトランジェでも、緊急の避難先として滞在することになったこのホテルでも慎ましやかに過ごしていた。
なのに今は、あらゆる場所の照明をつけている。
まるで暗闇を怖がっている、子供のように。
考えすぎかもしれないと思いながら、しかしこのままでは眩しいだろうとまずはリビングの明かりを消す。眠る正義の背に落ちた影を見ながら、そのまま奥のシャワールームも暗くする。
もしかするとあまり真っ暗なのは嫌なのかもしれない。せめて少し光度を落とそうかとベッドに近付いたところで、もぞもぞと衣擦れの音がした。見れば正義がうっすらと目を開けて、だけどまだ眠そうにこちらを見ている。
「……申し訳ありません、正義。起こしてしまいましたか」
「……りちゃ、ど……?」
「はい。少し様子を見に来たのです。私のことは気にせずに眠りなさい。今少し照明を」
落とそうかと、と続けるはずだった声が正義の引き攣るような悲鳴に掻き消される。さっきまでぼんやりとしていた瞳は見開かれ、リビングの方を見つめていた。思わず確認して見ても、そこには誰も、何もない。ベッドルームの淡い光が届かない暗闇があるだけだ。
「正義?」
「ぃや、だ、アイツが来る、そこに、暗いところから、嫌だ、嫌だぁっ!」
「正義!」
ベッドから飛び起き、さっきまで明かりの点いていたシャワールームへ駆け込もうとした正義の足がすぐに止まる。さっき私が暗くしたからだ。震えて縺れる足でベッドの横に転がり、隠れるように正義が小さく蹲ったところで、驚きに固まっていた私の身体が動くようになった。
慌ててさっき消した照明をすべて点けて回り、怯える正義の元へと駆け戻る。
「正義、せいぎ。明かりを点けましたからもう大丈夫ですよ。この部屋にはあなたと私しかいません。怖いものは何もない。だから落ち着いて下さい」
固まった背を撫でながら声を掛け続けると、しばらくして正義が身動ぎをした。抱き締める私の腕の向こうをそっと覗き、そこら中が明るいことを確認してようやく強ばりが解ける。よかった、と細い声で呟いたところで半ば気を失うように眠ったので、身体を持ち上げてベッドに寝かせてやった。
「…………いつから、あなたは…………」
さっきの取り乱し様から、部屋中の明かりを点けて眠るのは今夜が初めてではないのだろう。ここ最近は大学へも少しずつ通えるようになっていたし、日中の様子にも違和感がなく私もジェフも油断していたのだ。この優しく脆い青年が、自分の不調を、特に酷い時ほどひた隠しにしようとするのを忘れていた。
疲れた顔で眠る正義を頬に呪いをかけるように唇を落としてから、NYにいるはずの男へとメールを送った。
□ □ □
染野が、どうやらまた大学近辺をうろつくようになったらしい。
高田馬場のアパートは既に荷物をすべて運び出し、空室になったのが中途半端な時期だったせいかまだ次の入居者も決まっていない。正義に繋がる足掛かりとしては残りは新橋近辺と大学廻りと考えた男は、より情報を得られそうな方を選んだというわけだ。
ただし大学へは正義の義父である中田様からの直談判と、ジェフが紹介した弁護士と染野のストーキングに関する資料が功を奏したのもあって構内への侵入はもちろん、警備を増やしているお陰で周辺での待ち伏せも出来なくなっている。正義の通学には電車内での体調悪化の可能性も考えて車での送迎を絶対条件としていたので正義が染野と会うことはほぼないのだが、人伝に何か聞かされた可能性はある。
ストレス性の暗所恐怖症に陥っている可能性があると分かってすぐ病院へと連れ込んだこともあって、正義の症状は少しずつだが改善している。まだ光の下でしか眠れていないが、ベッドルーム以外の場所の明かりを自分から消すことが出来るようにはなっている。
『中田くんの状態は僕も先生からも聞いてますよ。こればっかりはもう根気よく続けるしかないからね』
本来の仕事の傍ら……というには少しばかりこちらに傾注しているだろう従兄は、近況をまとめた資料を送ってきたあとに電話でそう告げた。
『とにかく、僕らも追加で対応すべきだね。あちらは資金がなくなれば諦めてどっか行くだろうけど、それまでわざわざ待つ必要はない』
「当然です。その前に叩き潰します」
『僕の弟は相変わらず苛烈だなぁ。まあそっちは任せてよ。リッキーは中田くんの方をよろしくね』
通話が終わったタイミングで、ベッドルームから物音がした。起きてカーテンを開けている正義に声を掛ければ、振り向いた彼は朝日の中でふわりと笑っている。
「おはようリチャード。おまえは今日も綺麗だなぁ」
「おはようございます正義。今日は可愛らしい寝癖がついていますね」
「えっ、わっ! うう、すぐに直すから……!」
「ごゆっくりどうぞ。そのあとで一緒に朝食にしましょう」
跳ねた髪を押さえながら頷いた正義が洗面所へと駆け込むのを見ながら、残りのカーテンをすべて開けて、点けっぱなしにしていた照明を消した。人工的ではない日の光が射し込んだ部屋の明るさに懐かしさを感じるのは何故だろう。
朝も夜もないこの部屋は、いつでも光に充ちている。
心の中から押しやった暗い闇を、封じ込めるように。
