ジェーン・バーキン
公開 2023/08/10 18:28
最終更新
2023/08/10 18:28
ジェーン・バーキンが7月に亡くなった。
映画、音楽、カルチャー…とぼくがフランスのものを長い間好きでいられたのは、ジェーン・バーキンの存在がとても大きい。

地元の映画館でシャルロット・ゲンズブールが撮ったドキュメンタリーを観てきた。
完成は2021年だけど、このタイミングで日本公開が追悼上映になってしまった。
日本のコンサートで演奏した楽団員に渡すのだろうか、ジェーンが一枚一枚カードにデッサンを描いている(五十枚)。
ジェーンの絵は独特で、外側の輪郭からさらさらと、まるで下絵を写すかのような描き方であっという間に描く。シンプルな線だが柔らかく豊かで、もらえる方たちいいなー…なんて思ってしまう。
(葬儀の弔辞ではルー・ドワイヨンが、旅行先でジェーンが通りがかりの女の子達をデッサンして喜ばれたというエピソードを述べていたから、絵も魅力があったのだ。なんというタレント)
映画はジェーンに向かってカメラを向けるシャルロットも写される。構図としては「母と娘」。ここにシャルロットの末娘も加わり、生命感たっぷりに画面に動きをもたらす。
初めの二人のぎこちなかった空気が、第三者がいることで変化したように感じた。
それにしても、ジェーン・バーキンの声はロックだなあと思う。
ツアーのバックはオーケストラだが、ぶっちゃけスプーンでテーブル叩く音だけだったとしても、音に乗せるだけの呟きだけでも胸に届くんだろう。エンドロールの歌もよかった。
腕を伸ばしたとき、何も言わずに抱きしめ返してくれるひとがいることは、なんて幸せなことだろうと思った。
映画、音楽、カルチャー…とぼくがフランスのものを長い間好きでいられたのは、ジェーン・バーキンの存在がとても大きい。

地元の映画館でシャルロット・ゲンズブールが撮ったドキュメンタリーを観てきた。
完成は2021年だけど、このタイミングで日本公開が追悼上映になってしまった。
日本のコンサートで演奏した楽団員に渡すのだろうか、ジェーンが一枚一枚カードにデッサンを描いている(五十枚)。
ジェーンの絵は独特で、外側の輪郭からさらさらと、まるで下絵を写すかのような描き方であっという間に描く。シンプルな線だが柔らかく豊かで、もらえる方たちいいなー…なんて思ってしまう。
(葬儀の弔辞ではルー・ドワイヨンが、旅行先でジェーンが通りがかりの女の子達をデッサンして喜ばれたというエピソードを述べていたから、絵も魅力があったのだ。なんというタレント)
映画はジェーンに向かってカメラを向けるシャルロットも写される。構図としては「母と娘」。ここにシャルロットの末娘も加わり、生命感たっぷりに画面に動きをもたらす。
初めの二人のぎこちなかった空気が、第三者がいることで変化したように感じた。
それにしても、ジェーン・バーキンの声はロックだなあと思う。
ツアーのバックはオーケストラだが、ぶっちゃけスプーンでテーブル叩く音だけだったとしても、音に乗せるだけの呟きだけでも胸に届くんだろう。エンドロールの歌もよかった。
腕を伸ばしたとき、何も言わずに抱きしめ返してくれるひとがいることは、なんて幸せなことだろうと思った。
