お前が決めるな
公開 2023/08/03 15:18
最終更新
2023/08/03 15:18
先日、大学の先生の訃報を知った。
当時専攻の教授陣のなかでいちばん若い方だったが、内心最も緊張した教官だった。
先生が研究されていたのは障がい、弱者を取り巻く社会だった。
当時の自分はひどい劣等感を抱えて幼稚なまま大きくなり、社会的弱者とみなされるひと達に自分のこころの暗さを投じてみていた。
つまり、できる限り見たくない、と思っていた。自分のなかにしまい込んでいる自分と同一視していた。
本当に失礼なことこの上ない。彼らはひとりひとりの存在なのに。当時の自分に特大のハリセンを浴びせたい。
いまの自分が心から思うことは、ひとはどんなあり方で生まれても好きに生きて欲しい。社会が強いる理想像にしまい込まれることなく、必要なものを必要として生きて欲しい。社会なんてそれらを提供する存在でしかない。
「お前が決めるな」は先生が生前のインタビューで、病を患ったかたのしあわせについて語った言葉にあった。
どんなひとのしあわせも、社会とやら、「お前が決めるな」なんだ。
当時専攻の教授陣のなかでいちばん若い方だったが、内心最も緊張した教官だった。
先生が研究されていたのは障がい、弱者を取り巻く社会だった。
当時の自分はひどい劣等感を抱えて幼稚なまま大きくなり、社会的弱者とみなされるひと達に自分のこころの暗さを投じてみていた。
つまり、できる限り見たくない、と思っていた。自分のなかにしまい込んでいる自分と同一視していた。
本当に失礼なことこの上ない。彼らはひとりひとりの存在なのに。当時の自分に特大のハリセンを浴びせたい。
いまの自分が心から思うことは、ひとはどんなあり方で生まれても好きに生きて欲しい。社会が強いる理想像にしまい込まれることなく、必要なものを必要として生きて欲しい。社会なんてそれらを提供する存在でしかない。
「お前が決めるな」は先生が生前のインタビューで、病を患ったかたのしあわせについて語った言葉にあった。
どんなひとのしあわせも、社会とやら、「お前が決めるな」なんだ。
