リヴェット・地に堕ちた愛
公開 2024/06/24 22:34
最終更新
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オラが街にやって来たジャック・リヴェット、一日目は「地に堕ちた愛」。
今回は未公開だった50分が補足された再編集版だという。期待がふくらむ。
物語は日曜の夜から始まる。
高架を電車が走るパリ郊外、アパルトマンに観客を招き、文字通りの室内劇を上演する男女3人。ダメ男が二股をかけるドタバタ喜劇だが、終演後その劇作家を名乗る男から3人は招待を受けることになり…からの一週間のお話。
3人が招かれた邸宅の狂いっぷりが良い。悪趣味ともいえる色使いで、3人はこの劇作家の自邸を舞台に、劇作家の新作を演じる事になる。
「時間の感覚がめちゃくちゃだわ」「まるで産まれたときからここにいるみたい」と、奇妙な現実と現実を反映させた劇演出の間で混乱していく。
ジェーン・バーキンとジェラルディン・チャップリンのコンビ。英語圏からパリに来て、異世界めいた邸宅を彷徨う役で、何重にも異邦人性があってたまらないところがある。
物語を「蟹」が意味ありげに横切っていくわからなさが面白いと思っていたけど(部屋に砂のついた蟹が歩いていたり、傷の消毒に蟹を描いたり)、これって十二宮の暗喩なのかな?とは今回観て気がついた事だ。
エントランスホールのタイルには十二宮が描かれている。吹き抜けの円形ホールを囲む形で配置された二階の部屋はそれに対応している?と思い、部屋数を数えていたが途中から映画に夢中になって忘れた。
扉が開かず、中から海鳴りが聞こえる部屋は一番最後(端)にあり、魚座の象徴かもしれない。エミリー(ジェーン・バーキン)が泣きながら言う台詞にも「いつも好きになるのは魚座の男ばかり」とある。
ちなみにジャック・リヴェットこそ魚座の男である。
今回は未公開だった50分が補足された再編集版だという。期待がふくらむ。
物語は日曜の夜から始まる。
高架を電車が走るパリ郊外、アパルトマンに観客を招き、文字通りの室内劇を上演する男女3人。ダメ男が二股をかけるドタバタ喜劇だが、終演後その劇作家を名乗る男から3人は招待を受けることになり…からの一週間のお話。
3人が招かれた邸宅の狂いっぷりが良い。悪趣味ともいえる色使いで、3人はこの劇作家の自邸を舞台に、劇作家の新作を演じる事になる。
「時間の感覚がめちゃくちゃだわ」「まるで産まれたときからここにいるみたい」と、奇妙な現実と現実を反映させた劇演出の間で混乱していく。
ジェーン・バーキンとジェラルディン・チャップリンのコンビ。英語圏からパリに来て、異世界めいた邸宅を彷徨う役で、何重にも異邦人性があってたまらないところがある。
物語を「蟹」が意味ありげに横切っていくわからなさが面白いと思っていたけど(部屋に砂のついた蟹が歩いていたり、傷の消毒に蟹を描いたり)、これって十二宮の暗喩なのかな?とは今回観て気がついた事だ。
エントランスホールのタイルには十二宮が描かれている。吹き抜けの円形ホールを囲む形で配置された二階の部屋はそれに対応している?と思い、部屋数を数えていたが途中から映画に夢中になって忘れた。
扉が開かず、中から海鳴りが聞こえる部屋は一番最後(端)にあり、魚座の象徴かもしれない。エミリー(ジェーン・バーキン)が泣きながら言う台詞にも「いつも好きになるのは魚座の男ばかり」とある。
ちなみにジャック・リヴェットこそ魚座の男である。
