絵画について
公開 2024/03/19 22:32
最終更新
2024/03/20 11:34
今年は伊藤若冲の絵が新たに見つかったそうで、記事を読んだらワクワクした。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/28580
数年鎌倉に住んだ事があり、今思うとその時もっとのんびりしておけば良かったとだけ思う。
時々文化的な催しに出会えるのは良かった。個人のお宅が集めた江戸時代の美人画を一般に公開する日があり、偶然通りがかって鑑賞した事がある。
コレクションのなかには経年によって筆致が無残になったものがあり、これは絵の具が安価だった事が原因だそうだ。
それを聞いたとき、伊藤若冲が裕福な生まれで、良質な絵の具を惜しみなく使えた事は現代のぼく達にとって幸いだったね、と思った。
伊藤若冲の描くものは、動物も植物も、視界に入った瞬間のはっ、とする感覚、ドキッ。ギョッ。がそのまま描かれていると思う。
晩年にしたがってそういう、見てしまった…感より存在そのものの柔らかさが描かれて、それは見ていて心の慰められるものだった。
むかしふと思い立って、ひとり滋賀まで樹花鳥獣図屏風を見にいったことがある。ひとつひとつタイルのようなモザイクを描いた大作だった。覗き込んでも緻密な絵は全体を眺めるとなんともいえずおおらかで安らかに感じた。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/28580
数年鎌倉に住んだ事があり、今思うとその時もっとのんびりしておけば良かったとだけ思う。
時々文化的な催しに出会えるのは良かった。個人のお宅が集めた江戸時代の美人画を一般に公開する日があり、偶然通りがかって鑑賞した事がある。
コレクションのなかには経年によって筆致が無残になったものがあり、これは絵の具が安価だった事が原因だそうだ。
それを聞いたとき、伊藤若冲が裕福な生まれで、良質な絵の具を惜しみなく使えた事は現代のぼく達にとって幸いだったね、と思った。
伊藤若冲の描くものは、動物も植物も、視界に入った瞬間のはっ、とする感覚、ドキッ。ギョッ。がそのまま描かれていると思う。
晩年にしたがってそういう、見てしまった…感より存在そのものの柔らかさが描かれて、それは見ていて心の慰められるものだった。
むかしふと思い立って、ひとり滋賀まで樹花鳥獣図屏風を見にいったことがある。ひとつひとつタイルのようなモザイクを描いた大作だった。覗き込んでも緻密な絵は全体を眺めるとなんともいえずおおらかで安らかに感じた。
