映画 あれやこれや
公開 2023/09/26 00:03
最終更新
2023/09/26 17:43
今日もあまり日記といえない。
緑色の部屋では頭の中のものを取り出してごっこ遊びをしたり、今日よりも昨日したことが書きたければ書く。明日したい事があればそれを書く。フリーダム。
映画が好きなので調べごとをしていたらもうすぐ「ヒッチコックの映画術」(邦題)が始まると知った。
同タイトル。ぼくの家にもある「ヒッチコックの映画術」はフランソワ・トリュフォーがまとめた本人への膨大なインタビュー集で、大変な熱量を感じる大型本だ。犀のマークの晶文社である。
凡そストーリーテリングに関心のあるひとは皆読むべき、と荒木飛呂彦さんもどこかで語っていらした。
その本と同タイトルのドキュメンタリー映画である。もしやトリュフォー秘蔵のインタビューフィルムが?と興奮しかけたが、監督はイギリスのマーク・カズンズ、オリジナルタイトルは「My name is Alfred Hitchcock」だ。
生前ヒッチコックが残した映像を作品のシーンと共に編集したとある。
トリュフォーとの関連は無さそうだ。
我が名はグルーヴィ、じゃないけど格好いい。タイトルになるMy name is 。
ぼくの街に来たら観に行く。まだまだ先なのが待ち遠しい。
そもそもの調べごとはウェス・アンダーソン関連だった。今年のベルリン映画祭のサイトに俳優と監督達の一推し映画が紹介されていた。
ウェス・アンダーソンの推しは
「小さな逃亡者」(Little fugitive)。
プロの俳優でなく、素人たちに演技させた、子どもが主人公の1953年の映画だそうだ。
カメラは通行人に見えないよう、オールロケで街中で撮影された。
紹介文にはヌーヴェル・ヴァーグの作家達、特にアニエス・ヴァルダは大きな影響を受けたとある。全然知らなかった。
「小さな逃亡者」は探したらYoutubeにアップされていたのでありがたく観た。
5歳差ほどの兄のちょっとした悪戯が、小さな弟の勘違いと彷徨を招く。
悲劇ではないので安心して観れる。
冒険かといってそうともいえず、さすらいとは映画にぴったりな主題だよねと思う。
遊園地という華やいだ空間のなかで、子どもだからやっぱり楽しんじゃうところもあるんだけど、ふとひとり迷い込んでしまったような孤絶感、行き場のなさが伝わる。
ウェス・アンダーソンがこういう低予選映画を推してるとは意外に思えたけど、子どもが主役とあって、腑に落ちた。
インディペンデント性も通じるところがあるのだろう。
緑色の部屋では頭の中のものを取り出してごっこ遊びをしたり、今日よりも昨日したことが書きたければ書く。明日したい事があればそれを書く。フリーダム。
映画が好きなので調べごとをしていたらもうすぐ「ヒッチコックの映画術」(邦題)が始まると知った。
同タイトル。ぼくの家にもある「ヒッチコックの映画術」はフランソワ・トリュフォーがまとめた本人への膨大なインタビュー集で、大変な熱量を感じる大型本だ。犀のマークの晶文社である。
凡そストーリーテリングに関心のあるひとは皆読むべき、と荒木飛呂彦さんもどこかで語っていらした。
その本と同タイトルのドキュメンタリー映画である。もしやトリュフォー秘蔵のインタビューフィルムが?と興奮しかけたが、監督はイギリスのマーク・カズンズ、オリジナルタイトルは「My name is Alfred Hitchcock」だ。
生前ヒッチコックが残した映像を作品のシーンと共に編集したとある。
トリュフォーとの関連は無さそうだ。
我が名はグルーヴィ、じゃないけど格好いい。タイトルになるMy name is 。
ぼくの街に来たら観に行く。まだまだ先なのが待ち遠しい。
そもそもの調べごとはウェス・アンダーソン関連だった。今年のベルリン映画祭のサイトに俳優と監督達の一推し映画が紹介されていた。
ウェス・アンダーソンの推しは
「小さな逃亡者」(Little fugitive)。
プロの俳優でなく、素人たちに演技させた、子どもが主人公の1953年の映画だそうだ。
カメラは通行人に見えないよう、オールロケで街中で撮影された。
紹介文にはヌーヴェル・ヴァーグの作家達、特にアニエス・ヴァルダは大きな影響を受けたとある。全然知らなかった。
「小さな逃亡者」は探したらYoutubeにアップされていたのでありがたく観た。
5歳差ほどの兄のちょっとした悪戯が、小さな弟の勘違いと彷徨を招く。
悲劇ではないので安心して観れる。
冒険かといってそうともいえず、さすらいとは映画にぴったりな主題だよねと思う。
遊園地という華やいだ空間のなかで、子どもだからやっぱり楽しんじゃうところもあるんだけど、ふとひとり迷い込んでしまったような孤絶感、行き場のなさが伝わる。
ウェス・アンダーソンがこういう低予選映画を推してるとは意外に思えたけど、子どもが主役とあって、腑に落ちた。
インディペンデント性も通じるところがあるのだろう。