きよみちとさねみち
公開 2023/09/09 17:07
最終更新
2023/09/09 17:07
ぼくの脳内には飄々とした雰囲気の双子らしき人物がいて、ときどき話したくなったときふらりと現れる。
青年の姿のときはきよみち、さねみちと呼んでいる。その時々で女子のみちかとみちるの姿で現れる時もあるし、老人のみちぞうとみちなりの時もある。
話がそれた。
よく来るのはきよみち、さねみちで、先日みた映画が面白かったので開店までの準備の間、話がしたいらしい。
きよ「お皿まだつかわないの」
ぼく「そうだね。まだ箱から出してないや」
きよ「いつも眺めてないと思いつかないんですよそういうのは。すぐしまっちゃうの癖なんですね」
さね「その青いお皿、でてきたZの焼き印がつくグリルパンでホットサンド焼いてのせたい」
きよ「トースト一枚分しか焼けないあのコンロみたいの。焼けたらトングでひっくり返してた。火傷する場面びっくりした怖かった」
さね「なんで火傷したんだろう」
きよ「自分でもわからなそうだった。
原罪?自罰の衝動?女優のトラウマ再演に影響されたの?」
さね「創造は作者の意図を超えたところにあるんだよ」
きよ「あの女の子たちって3つ子なのかな。サンデーメニューにいれたいな」
さね「ぼくはメンデルのチョコレートシューがいい」
きよ「シュー皮にアイシングかけて甘くするのはわかってるなって思うよ。
むかしからシュークリーム食べるたび皮のところ味気ないと思ってた」
さね「3つ積むことに意味はあるのかな」
きよ「イド、エゴ、スーパーエゴの三層構造なんだよ」
ぼく「サンデーは秋冬限定にしてコーヒーのアイスに栗をのせようよ」
さね「今回のはセックスがなかったね」
きよ「ちょっとだけあったよ女優の部屋にいってた。でもあからさまなセックスの描写はなかったからほっとした」
さね「セックスと焦げたトーストってなにかの象徴だと思う?」
きよ「それフレンチ・ディスパッチだよね。食べられることのない焦げたトーストの意味?何枚積み重ねてたかおぼえてる?」
ぼく「お腹すいてきちゃったなあ」
青年の姿のときはきよみち、さねみちと呼んでいる。その時々で女子のみちかとみちるの姿で現れる時もあるし、老人のみちぞうとみちなりの時もある。
話がそれた。
よく来るのはきよみち、さねみちで、先日みた映画が面白かったので開店までの準備の間、話がしたいらしい。
きよ「お皿まだつかわないの」
ぼく「そうだね。まだ箱から出してないや」
きよ「いつも眺めてないと思いつかないんですよそういうのは。すぐしまっちゃうの癖なんですね」
さね「その青いお皿、でてきたZの焼き印がつくグリルパンでホットサンド焼いてのせたい」
きよ「トースト一枚分しか焼けないあのコンロみたいの。焼けたらトングでひっくり返してた。火傷する場面びっくりした怖かった」
さね「なんで火傷したんだろう」
きよ「自分でもわからなそうだった。
原罪?自罰の衝動?女優のトラウマ再演に影響されたの?」
さね「創造は作者の意図を超えたところにあるんだよ」
きよ「あの女の子たちって3つ子なのかな。サンデーメニューにいれたいな」
さね「ぼくはメンデルのチョコレートシューがいい」
きよ「シュー皮にアイシングかけて甘くするのはわかってるなって思うよ。
むかしからシュークリーム食べるたび皮のところ味気ないと思ってた」
さね「3つ積むことに意味はあるのかな」
きよ「イド、エゴ、スーパーエゴの三層構造なんだよ」
ぼく「サンデーは秋冬限定にしてコーヒーのアイスに栗をのせようよ」
さね「今回のはセックスがなかったね」
きよ「ちょっとだけあったよ女優の部屋にいってた。でもあからさまなセックスの描写はなかったからほっとした」
さね「セックスと焦げたトーストってなにかの象徴だと思う?」
きよ「それフレンチ・ディスパッチだよね。食べられることのない焦げたトーストの意味?何枚積み重ねてたかおぼえてる?」
ぼく「お腹すいてきちゃったなあ」