ナイトスクープ
公開 2024/10/19 23:10
最終更新
2024/10/21 20:21
白系で注文していたおまかせの花が届く。
白のうちでも儚い色が思ったより多く、注文したときは予想もしなかった事だけど悼みの花になったようだ。
探偵ナイトスクープが好きで学生の頃から観ていた。西田局長はほんとよく泣くなあ、おかげでよくもらい泣きした。
娯楽番組なのはもちろんだけど、ドキュメンタリーとしても素晴らしいものがたくさんある。神回とはいったもので、「そのとき」カメラが回っていたことの幸運を思わないわけにはいかない。
笑って観ているうちに、あれ、今なんかすごいの観てるんじゃないか…?と生唾を飲むことが何度もあった。
掃除機を怖がる子どもの回もそのひとつで、もう一度観たいと思って探したらU-NEXTにあった(見放題である)。
ほかのひとが怖がらないものが極端に怖い、というのはぼくもそうだったから他人事とは思えない。
ちなみにぼくは小2くらいまで「笑点」のオープニングアニメが恐怖だった。あの絵と音楽の組み合わせが心底怖くて、音の聞こえない部屋に逃げていた。家族があの番組を好んでいたので、うっかりすると遭遇する。見てしまったら泣き叫んで逃げる。
VTRの二歳の子どもの怖がる姿は見ていて辛い。掃除機が動くまではやんちゃで明るい元気な二歳児なのだ。専門のお医者さんが登場し、おとなのあほさに笑ったところで、別の依頼者のハガキがカットインする。
こちらは掃除機が好きで好きでしょうがない五歳の男の子(の親御さん)だ。
こんな事ってあるんだろうか?
そこからの展開は猛スピードに感じられるが、結論からいえば二歳の子の恐怖は五歳の子に会ったことで克服される。番組でその言葉が出て来ることはなかったが、行動療法のひとつの暴露療法の場が提供されたのだ。
放送当時は展開が早すぎて、偶然の力とはいえこれが一回性の奇跡か、と驚き細かいところは忘れていた。いま改めて観るとお医者さんの監修のもとに慎重にその「場」をつくった事がわかる。
二歳の不安を抱えた子にとって安心できる「子どもだけの場」である。全く面識のない掃除機を怖がる子と掃除機が超・好きな子が初めて会う場として、怖がる子の家にかれの従姉妹たちが集まった。
怖がる子、超・好きな子の双方ともコミュニケーション力が高い事も幸いしたのだろう。
子どもたちだけの場をつくり、おとなが離れて見守るなかで、子どもの表情はもちろんだが、おとなたちの表情も素晴らしい。
時折カメラがパンして映るおとなたちの顔を見て泣いてしまった。これは放送当時には感じなかった情緒だ。
白のうちでも儚い色が思ったより多く、注文したときは予想もしなかった事だけど悼みの花になったようだ。
探偵ナイトスクープが好きで学生の頃から観ていた。西田局長はほんとよく泣くなあ、おかげでよくもらい泣きした。
娯楽番組なのはもちろんだけど、ドキュメンタリーとしても素晴らしいものがたくさんある。神回とはいったもので、「そのとき」カメラが回っていたことの幸運を思わないわけにはいかない。
笑って観ているうちに、あれ、今なんかすごいの観てるんじゃないか…?と生唾を飲むことが何度もあった。
掃除機を怖がる子どもの回もそのひとつで、もう一度観たいと思って探したらU-NEXTにあった(見放題である)。
ほかのひとが怖がらないものが極端に怖い、というのはぼくもそうだったから他人事とは思えない。
ちなみにぼくは小2くらいまで「笑点」のオープニングアニメが恐怖だった。あの絵と音楽の組み合わせが心底怖くて、音の聞こえない部屋に逃げていた。家族があの番組を好んでいたので、うっかりすると遭遇する。見てしまったら泣き叫んで逃げる。
VTRの二歳の子どもの怖がる姿は見ていて辛い。掃除機が動くまではやんちゃで明るい元気な二歳児なのだ。専門のお医者さんが登場し、おとなのあほさに笑ったところで、別の依頼者のハガキがカットインする。
こちらは掃除機が好きで好きでしょうがない五歳の男の子(の親御さん)だ。
こんな事ってあるんだろうか?
そこからの展開は猛スピードに感じられるが、結論からいえば二歳の子の恐怖は五歳の子に会ったことで克服される。番組でその言葉が出て来ることはなかったが、行動療法のひとつの暴露療法の場が提供されたのだ。
放送当時は展開が早すぎて、偶然の力とはいえこれが一回性の奇跡か、と驚き細かいところは忘れていた。いま改めて観るとお医者さんの監修のもとに慎重にその「場」をつくった事がわかる。
二歳の不安を抱えた子にとって安心できる「子どもだけの場」である。全く面識のない掃除機を怖がる子と掃除機が超・好きな子が初めて会う場として、怖がる子の家にかれの従姉妹たちが集まった。
怖がる子、超・好きな子の双方ともコミュニケーション力が高い事も幸いしたのだろう。
子どもたちだけの場をつくり、おとなが離れて見守るなかで、子どもの表情はもちろんだが、おとなたちの表情も素晴らしい。
時折カメラがパンして映るおとなたちの顔を見て泣いてしまった。これは放送当時には感じなかった情緒だ。
