ジャッカルは凶悪犯ばかりを集めた刑務所、ビレニィプリズンに収容されていました。
彼が投獄されていた時、デビルリバースと呼ばれる男も投獄されていました。
デビルリバースは過去700人を殺し、死刑執行されること13回。
しかし電気椅子も絞首刑も通用せず、そのことごとくを生き延び、最終懲役200年を言い渡されていました。
そんなデビルリバースからジャッカルは、のちのち利用できるかもしれないと、デビルリバースの母の写真が入ったペンダントを盗みました。

その後、ビレニィプリズンを脱走したジャッカルは、そのまま核戦争を生き延び、荒くれ者の集団を作りました。
ある時、とある村の水場を奪おうとして失敗したジャッカルは部下とともに逃げました。
しかし村に犠牲者を出したことで、村に協力していた男の逆鱗に触れてしまいます。
ジャッカルは深刻に捉えず、別行動をしていた部下数人を囮に使い、さらに逃げました。
しかし、見捨てた部下の死体が先回りで行きつけのバーに届いた時点で、他の部下ともども自分たちの危機に気づき、焦りだします。
追い込まれた部下たちはジャッカルを裏切り、殺そうとしますが返り討ちにし、いよいよ打つ手がなくなったジャッカルは、ビレニィプリズンのデビルリバースの存在を思い出しました。
そして一芝居打って味方に引き入れ、追ってくる男を抹殺しようと企てました。

ジャッカルは、危険すぎるデビルリバースの封印を解くのを止めるために獄舎の鍵を飲んだ知り合いを真っ二つにし、悪魔を解放しました。
デビルリバースは自分を投獄した者への憎しみに染まっており、正常な思考ができず、ジャッカルが犯人だと勘違いし、殺そうとしますが、ジャッカルがかつて盗んだペンダントを見せ、自分が生き別れの兄だと嘘をつき、デビルリバースを牢獄の暗闇から解き放つことで、完全に飼いならしました。
ジャッカルは追ってきた男に名演技だのくさい演技だの言われても気にせず、デビルリバースをけしかけました。
デビルリバースの力で男は吹き飛び、ジャッカルが勝利を確信し、村の水場を我が物にするため、戻ろうとしたのも束の間、男は平然と瓦礫から出て立っていました。
その後デビルリバースはあっけなく倒され、調子のいいことを言って助かろうとしたジャッカルは、助けを求めるデビルリバースの巨大な手に捕まって身動きが取れなくなり、そこへ男がダイナマイトに火を点け、ジャッカルの足元に置いていき、命乞いも聞き入れられず、かつて投獄された地で、同じ囚人のデビルリバースとともに、死刑執行されるのでした。
「あろ！！」