『書く習慣』2024/06/09〜2024/06/12
公開 2024/06/13 13:10
最終更新
2024/06/13 13:10
『書く習慣』雑感 #
ご来訪ありがとうございます。
今年は本当に梅雨が来るのでしょうか?そんな天気が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私はそこそこ北の方に住んでおりますが、それでも夏日が続くので体調を崩さぬよう慎重に行動しております。
そんな頭がボーっとしがちな中でしたためました。
心の声が漏れ出すような内容で恐縮ですが、読んでいただけると嬉しいです。
個人的テーマ #
前回同様、家族から疎まれ世界的災難で全てを失いながらも正義を貫き強く生きる青年と、自らが聖と邪どちらの存在か不明な別世界の魂を持った少女の二人をテーマに書いております。
できる限り簡潔で繊細な表現を目指してます。
時間軸を統一していないので、片思い、両片思い、両思いと二人の関係性が話によって変わります。ご了承下さい。
『書く習慣』再掲文章 #
2024/06/09《朝日の温もり》 #
東の空が白む。月は姿を消し、
日は明星の導きにて姿を表す。
鳥は訪れを高らかに謳い、
森は恵みを受け、
泉はその輝きを増す。
風は森の囁きを運ぶ。
子よ、来たれ。遥か世界より来たれ。
古の呪詛より傷付けられし魂を救うために。
地の根を支える魂に応えるために。
子よ、汝の想い通うとき、
魂に新たな光が灯る。
子よ、その温もりへと彼らを誘え。
かの地の知恵と、その強き想いをもって。
2024/06/10《やりたいこと》 #
同じ時代に生まれたい。同じ地に立ちたい。
同じ空気を吸いたい。
たったこれだけだった願い。
そんな望みもあなたの傍に立てた途端、
次々と心の底から新しく溢れ出す。
あなたの事をもっと知りたい。
他愛のない話がしたい。
二人で何処かへ出かけたい。
幸せそうに笑っている顔が見たい。
でも、今この瞬間願う事は。
あなたには生きていてほしい。
あなたが救った、この大いなる巨人が支える地には、
きっとあなたの幸せが眠っているから。
この命と引換えにあなたを守れるならば、
笑って空へ身を捧げます。
2024/06/11《街》 #
立ち並ぶ堅牢な建物。舗装された広い道。あちこちに据え付けられた金属が呼吸するかのように吐く煙。
他国よりも圧倒的に発達した機械技術の粋が、太陽の光を受け黄金色に煌めく。
富と繁栄が凝縮された風景。
ここが、僕の生まれ故郷。
しかし、この繁栄の裏には、労働階級達への凄惨な圧政がある。
機械技術を支えるために、彼らに過剰な労働を強いた。
そんな犠牲の元に立つこの街は、僕の目には悲しく空虚な物に映る。
それでも、ここは大切な場所。
歪んだ選民思想に染まった中にも、優しき人も住んでいる。
闇の存在に占拠され、蹂躙されたこの街。この国。
今、僕はここの復興に励んでいる。
傷跡はあまりにも大きい。まだまだ先は長いだろう。
その上、圧政時代の政権が以前の体制に戻そうと妨害を仕掛けてくる。
しかし、苦しんでいる人々のためにも負けるわけにはいかない。
開けた箱から厄災が放たれた後に残された小さな希望のような存在を見つめつつ、全てを立て直す為に全力を注ごう。
皆が等しく笑顔で暮らせる国になれるように。
2024/06/12《好き嫌い》 #
彼は、負の感情をあまり表に出さない。他を害するような正義に反する行動に対し怒りはしても、その人自身を厭う感情は決して見せない。
私とは正反対の人。そんなところを尊敬してる。
私はすぐに感情を表に出してしまう。嫌な相手はとことん遠ざける。
だからこそ、不安になる。
私は彼にどう思われているのだろう。
闇に魅入られし色を持つ者…彼にそう断じられた私。
監視を目的として私と同居を始めた彼は、それでも私を手荒に扱ったりはしない。
相手が誰であろうと分け隔てない優しさを持つ彼だからこそ、嫌われたくはない。
闇の者に近寄られても。
そうは思われたくないから、私はこの想いをひた隠す。
あなたの隣で高鳴る鼓動も熱くなる頬も必死に抑え込む。
もうすぐお昼。会議が終われば昼食の時間。
また彼の顔が見れると逸る気持ちを抑えつつ、部屋の扉が開くのを待とう。
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午前の会議が終わり、本部の個人部屋で待たせていた彼女を伴い、食堂へ向かう。
「今日の日替わりのメニューは何でしょうね?」
ニコニコしながら弾む声で彼女は問う。
「今日はほうれん草とベーコンのキッシュに蒸し鶏のサラダだそうですよ。」
彼女の方を向きながらそう答えれば、目元を赤らめ破顔しながら喜んでいた。
「そうですか!楽しみですね!」
ウキウキ。ワクワク。
彼女の全身からはそんなオノマトペが躍り出るようで。
踊る会議に荒んだ心も爽々となり、足取りも軽くなる。
そうか。彼女の好む食事はこれなのか。
自宅の献立にも取り入れようかと、心のメモに書き記しておいた。
最後に #
ここまで読んでくださりありがとうございます。
今回は二人の世界に関わる大いなる存在の言葉を作りました。少女がこの世界へ顕現することになったのは、この存在の影にある思いからです。
他はいつものとおり、何気ない日常から奥に潜む想いを書き記しました。
私の文章から何かが残ってくだされば幸いです。
それではまたお会い出来ますように。
