キモカワについて
公開 2026/01/11 19:01
最終更新
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キモカワというもののよさがいまいち理解できないまま大人になった。
自分は割と正統派にかわいいものが好きで、それは小さい頃から変わっていないと思う。
幼稚園から小学校低学年くらいまでは、周りの女子はほとんど全員何かしら「かわいい」ものに夢中になっていた。
おジャ魔女だったり、ディズニーの動物系キャラだったり(ディズニープリンセスはまだ今ほど強くなかった気がする)、サンリオだったり、色々。
自分のたまごっちが「かわいくない」キャラに育てばみんなブーブー文句を言ったものだ。
転換期は小学校高学年。
クラスのちょっとギャルっぽいイケてる女の子たちがこぞって「キモカワ」に目覚め始めた。
ニチアサや夕方やってるきらきらかわいい女児アニメではなくスポンジボブを見るようになり、身につけている小物はマリーちゃんやチップとデールではなくリトルグリーンメンやミスター・ポテトヘッドに変わり、ファンシーなデニム地のペンケースからアメリカンなパンツ型ポーチに持ち替えていった。
自分はそのどれも、手放しに「それかわいいね!」とは言えなかったが、クラスのみんながみんなそういう趣味というわけでもなかったし、まあそういうのが好きな子もいるのねくらいにしかその頃は思っていなかった。
中学生になるとまたちょっと風向きが変わった。
明確に、「かわいい」ものはちょっとダサいという風潮が生まれ始めた。
上記のアイテムがクラスのおしゃれ番長だけが持つ特殊なものでなく、広く一般化するようになったのだ。
ちょうどウサビッチやこびとづかんが流行り始めた時期で、アバターを作るタイプのゲームはどう森よりトモコレが主流になっていっていた。
単にキモカワブームの時代だったのか、小学生の頃より時代が下ったからなのか分からないが、「キモカワ」度合いもだんだん先鋭化していったような気がする。
いかにキモカワの「キモ」の割合が多いかどうかがイケてるかどうかの証で、まるでそれを競い合っているかのような状態だった。
正直それらに「カワ」の要素を見出すのは難しかったのだが、そういうグッズを持ってきた子への周囲の反応は軒並み「かわいい〜」だった。
いや、もしかしたら自分と同じような思いを抱えていた同級生もいたのかもしれないが、キモカワを支持する声は圧倒的に大きく、あまり大っぴらにそんなことは言い出しにくいような雰囲気だった。
完全にキモカワが覇権を握っており、サンエックスの文房具やメゾピアノのポーチ、音符やクローバーの柄のハンカチなんかは価値のないものと見なされるようになっていた……。
このような時代を自分は経験しているので、昨今の平成女児ブームに対して「……ほんとか?」と思っている節がある。
2010年前後の文化なのは紛れもない事実だし、実際それが当時好きだった女の子はたくさんいると思う。
いると思うのだが……あの、あの頃キモカワに鞍替えして散々「平成カワイイ」をこき下ろしてた層、絶対いますよね!?
そういう人たちもブームに乗っかっているのかと思うと何とも複雑な気分である。
いやね、成長の過程としてそれまで好きだったものを一旦「卒業」するフェーズがあって、それが「キモカワブーム」だったのかもしれないし、思春期初期の同調圧力も絶対あったし、全員が全員「カワイイがダサい」と本気で思ってたわけじゃないんだろうとはわかるんだけどね。
でもさ〜……「今さら何よ!(泣)」みたいな気持ちが、ないわけじゃないんだなあ(泣)
自分は割と正統派にかわいいものが好きで、それは小さい頃から変わっていないと思う。
幼稚園から小学校低学年くらいまでは、周りの女子はほとんど全員何かしら「かわいい」ものに夢中になっていた。
おジャ魔女だったり、ディズニーの動物系キャラだったり(ディズニープリンセスはまだ今ほど強くなかった気がする)、サンリオだったり、色々。
自分のたまごっちが「かわいくない」キャラに育てばみんなブーブー文句を言ったものだ。
転換期は小学校高学年。
クラスのちょっとギャルっぽいイケてる女の子たちがこぞって「キモカワ」に目覚め始めた。
ニチアサや夕方やってるきらきらかわいい女児アニメではなくスポンジボブを見るようになり、身につけている小物はマリーちゃんやチップとデールではなくリトルグリーンメンやミスター・ポテトヘッドに変わり、ファンシーなデニム地のペンケースからアメリカンなパンツ型ポーチに持ち替えていった。
自分はそのどれも、手放しに「それかわいいね!」とは言えなかったが、クラスのみんながみんなそういう趣味というわけでもなかったし、まあそういうのが好きな子もいるのねくらいにしかその頃は思っていなかった。
中学生になるとまたちょっと風向きが変わった。
明確に、「かわいい」ものはちょっとダサいという風潮が生まれ始めた。
上記のアイテムがクラスのおしゃれ番長だけが持つ特殊なものでなく、広く一般化するようになったのだ。
ちょうどウサビッチやこびとづかんが流行り始めた時期で、アバターを作るタイプのゲームはどう森よりトモコレが主流になっていっていた。
単にキモカワブームの時代だったのか、小学生の頃より時代が下ったからなのか分からないが、「キモカワ」度合いもだんだん先鋭化していったような気がする。
いかにキモカワの「キモ」の割合が多いかどうかがイケてるかどうかの証で、まるでそれを競い合っているかのような状態だった。
正直それらに「カワ」の要素を見出すのは難しかったのだが、そういうグッズを持ってきた子への周囲の反応は軒並み「かわいい〜」だった。
いや、もしかしたら自分と同じような思いを抱えていた同級生もいたのかもしれないが、キモカワを支持する声は圧倒的に大きく、あまり大っぴらにそんなことは言い出しにくいような雰囲気だった。
完全にキモカワが覇権を握っており、サンエックスの文房具やメゾピアノのポーチ、音符やクローバーの柄のハンカチなんかは価値のないものと見なされるようになっていた……。
このような時代を自分は経験しているので、昨今の平成女児ブームに対して「……ほんとか?」と思っている節がある。
2010年前後の文化なのは紛れもない事実だし、実際それが当時好きだった女の子はたくさんいると思う。
いると思うのだが……あの、あの頃キモカワに鞍替えして散々「平成カワイイ」をこき下ろしてた層、絶対いますよね!?
そういう人たちもブームに乗っかっているのかと思うと何とも複雑な気分である。
いやね、成長の過程としてそれまで好きだったものを一旦「卒業」するフェーズがあって、それが「キモカワブーム」だったのかもしれないし、思春期初期の同調圧力も絶対あったし、全員が全員「カワイイがダサい」と本気で思ってたわけじゃないんだろうとはわかるんだけどね。
でもさ〜……「今さら何よ!(泣)」みたいな気持ちが、ないわけじゃないんだなあ(泣)
