5年(推定)伸ばした髪を切った話
公開 2026/03/14 13:19
最終更新
2026/03/14 13:19

思い切って、髪を切りました。
おそらく5年近く伸ばしてたと思います。切った髪はいちばん長いとこが65cm、袋ごと量った重さは70gほどでした。
最初からそれを目指してはいなかった #
わたしは、いまでも電話が大の苦手です。必要があっても、何度も話したことがある人としても、うんと考えて考えてようやく電話する…という。なんでそんな話から始まるのかというと、髪を伸ばし始めたのはいわゆるコロナ禍の時期でそこを理由にしてはいましたが、正確に言うと
コロナ禍もあったけど、いつもの理容室でさえ電話をするのが重くて、気がついたら足が遠のいていた
…何やってんのw
気づけばショートだった髪は、肩を越して肩甲骨のあたりくらい。このくらいならよくある長さではある。そんな折、イラストレーターの佐藤ジュンコさんがTwitter(そう、当時はまだTwitterでした)ヘアドネーションの話をしていらしたのを目にして「そうかそこを目指してみるか」と思った記憶…その当時はもちろん、最低限必要な31cmには全然なってないので、気長に伸ばしていきますか、と思ったわけでした。
2024年の年末くらいで、なんとか31cmは超えてるかな…と仲間内忘年会のときに測ってもらったので、25年のどこかで切ろう、とそのときは、思いました。
長い髪のある暮らし #
話が前後しますが、あんまり長くなってくるとヘアゴムで束ねるのも大変になってくるのでした。そのころ、タイッツーの「おうちつまみ細工」を少しずつやっていて(もう全然追いつかなくなってしまって脱落しましたが)、ちょうどかんざしがあって、そのかんざしで束ねてみたら、これがなかなかよい。後日、そのおうちつまみ細工のかんざしだけで髪をまとめるのは不向きであることを知って「すみません」となりましたが、そのことがきっかけでnoteの記事なんかも見たりして、ステンレスのU字型スティックを愛用するようになりました。それが心地よかったこともあって、なかなか髪を切ろうという気にならなくなったりして(^_^;)。おうちつまみ細工のかんざしは、スティックを差したあとにときどき飾りでつけ足しました。お天気がよい、ここぞのときといいますか。ただ、昨年の秋くらいから、このU字スティックを2本使わないと髪を留めるのが難しくなってきた!これはいよいよ髪を切れということだよな…と、ドネーションカットを引き受けてくださる美容院にあたりをつけたものの、どうしても電話をするあと一歩がでない!そうこうしているうちに年を越し、あるイベントのときに飾りのかんざしを使いたい案件があって、いよいよそれが終わったら、もうほんとに髪を切る問い合わせ…と思ってから結局1週間かかりました。ほんとに何やってんのと思いましたけど。
当地は日帰り入浴施設が多く(銭湯ではなくて。温泉が多いです)、ときどき任務上がりに足を運んだりしてました。洗髪してから入浴…って、長い髪が結構抜けるんです。洗面器にお湯を張り、抜けた髪をその洗面器に集めて、最後にその髪をくるくるっと丸めて施設のゴミ受けに入れておりました。まっくろくろすけみたいだったなぁ(^_^;)。そしてスティックで濡れた髪をまとめて湯船に浸かってました。
https://item.rakuten.co.jp/stency-nana/hs001/?variantId=24205
↑ステンレスのスティックかんざしの販売サイト。
ヘアドネーション忘備録 #
今回ドネーションカットをお願いしたサロンさんは、もう何百件もカットを引き受けてきて、髪を送るレターパックライト(実費別途)やドナーシートも準備してくださってました…が、そこまでやってくださるのは当たり前ではないのでは。わたしはどちらも自力で用意してたので、切った髪だけお預かりしてきましたが、袋(ジップロック)はサロンさんが準備してくれたものをありがたく使わせていただきました。それで、髪の毛はちゃんと乾いた状態のものを送らないと、カビなどでほかの方が送ってくださった髪の毛までだめにしてしまうこともありますので、前日洗髪してしっかり乾かす、これが肝心とのことでした。ちなみにわたし、長過ぎたので洗髪を2〜3日に1回にしてたので、たまたま前日に洗髪しててそれはラッキーでした。サロンさんではドネーション用にカットしてから、ちゃんと整える前にシャンプーしてくださるという手順でした。
あと、上の方でも書いてますが、最低限ウィッグを作成するのに必要な長さは31cmで、いまはそれより短いと「もう少し伸ばしましょう」って引き受けていただけないのでは、と思います。
切ってもらった髪をあらためて見たら、白髪が少し混じってましたが、それは問題ないようでした。3年くらいの間にカラーやパーマをかけてた場合、ドナーシートにその旨記載する欄がありました。わたしが最後にカラーを入れたのは20年ほど前…さすがにそれは問題ないでしょうと言われましたーw
今回カットを引き受けていただいたサロンさんでも、前は髪をまとめて団体さんに送ることをやってくださってたそうなのですが、トラブルが多くなってしまい、いまはドナーが各自送るようになっているとのことでした。認知度が上がるとやはり、一定数困った人も出てくる…「善意だからいいだろう」でいい加減にしていいわけじゃない。帰宅後、髪を送る準備も、ちょっと緊張しながらすすめました。
わたしは今回、切った髪を団体さんに直接ではなく、団体さんが提携している刑務所内美容室に送るための手筈を整えました。これもnoteでヘアドネーションについて調べてるなかで知りました。送り方も団体さんのサイトにあったものを、穴が開くほど熟読して間違えないようにすすめました…
https://www.jhdac.org/
↑今回穴が開くほど熟読してお世話になりました、JHD&Cさんのサイトです。
そしてその後 #
今回、切ったあとは肩につくくらいに切り揃えてもらいました。ドネーションをまたするかどうかは別にして、朝起きたときのぐずぐずっぷりを考えたときに、束ねられる長さがあるほうが楽であると悟ったので(^_^;)スティックもまた使えたらいいなと思っています。ドネーション自体は「またする」とはちょっと言えない…かな。ひとつはわたし自身そんなに若くないので、年数がかかることを考えると健康的な理由などで断念、ということもあるだろうな、ということ。もうひとつが
今回はもうその長さに近かったので、1回はドネーションをしようと決めたけど、本来なら必ずしもウィッグを使わなくてもいい社会のほうがよいはずなのだ
という…団体さんのサイトにもそのあたりのことが書かれていて、でもいま、現実にはそうなっていない。お子さんと保護者さんの間で齟齬が起こることもある。次にその長さに近くなってまた「ドネーションどうしよう」と思うころに「そんなこともあったけど、そこまでしなくていいんだ」と言える世の中に…なってると、いいんだけど。どうかなあ。
ただ、髪を切ってから折に触れて「ああ、起き上がる時に自分の髪踏んづけないで起きられる」とかいろいろ思うものの、こんなに軽くなるんだったら思い悩まないでとっとと切っちゃえばよかった、も、なかったりします。切った日がそのタイミングでいちばんよかった、というか。ふふふ。
余談:かしゆかさんのこと #
昨年の大晦日、実弟宅で紅白歌合戦を見ていて、Perfumeがコールドスリープ前最後のステージを披露しておりました。そこで「え、かしゆかってこんなに髪長かったのか、どうやって生活してるんだ」
と口走り、家族に苦笑されるという(^_^;)
その後、コールドスリープ後のかしゆかさんのインスタグラムで、ばっさりあのロングヘアを切った様子が流れてきました。すてき!と同時に、そうだよねぇ切らなくちゃだよな…でもそこからもひと月以上かかっているという。ほんとに電話がハードルだった(まだ言う)。
