ジム・ウッドリングのイルミネーション
公開 2026/03/12 22:01
最終更新
2026/03/12 22:01
ジム・ウッドリングは幼少期の幻覚や特異なビジョンをもとに、シュールでブラックユーモアな作品を描き続けている。幼い頃から悩まされていた幻覚や幻聴をアートにした草間彌生と、似たような出発点を持つ作家だと感じた。
驚いたのは、幼少期に恐怖を感じながらもその妄想や幻覚症状をある種の体験として楽しんでいたところだ。そして「完璧な人生を送っていた両親にとって、自分は異質な存在だった」と当時を振り返りながらも、それをさらりと受け入れているあたりに、独特の強さを感じる。
語り口は終始面白いのだが、字幕の質が足を引っ張っていた。ひと昔前の機械翻訳のようなぎこちない日本語に、中国語の単語が混ざり込んでいたり中国語フォントが使われていたりと、内容よりも言葉の違和感が先に目に入ってきてしまう。
鉛筆やペンを紙の上で走らせるウッドリングの手元を眺めているのは、それだけでも楽しい時間だ。ただ、ピントの合っていないショットが頻繁に出てくるせいで画面を見ていると目が疲れてしまい、せっかくの作業風景に集中しきれないのがもったいなかった。
驚いたのは、幼少期に恐怖を感じながらもその妄想や幻覚症状をある種の体験として楽しんでいたところだ。そして「完璧な人生を送っていた両親にとって、自分は異質な存在だった」と当時を振り返りながらも、それをさらりと受け入れているあたりに、独特の強さを感じる。
語り口は終始面白いのだが、字幕の質が足を引っ張っていた。ひと昔前の機械翻訳のようなぎこちない日本語に、中国語の単語が混ざり込んでいたり中国語フォントが使われていたりと、内容よりも言葉の違和感が先に目に入ってきてしまう。
鉛筆やペンを紙の上で走らせるウッドリングの手元を眺めているのは、それだけでも楽しい時間だ。ただ、ピントの合っていないショットが頻繁に出てくるせいで画面を見ていると目が疲れてしまい、せっかくの作業風景に集中しきれないのがもったいなかった。
