来年宝塚歌劇に初挑戦しようと思ってる三国志オタクに勧める、来年の月組「RYOFU」予習用おすすめ作品
公開 2025/08/25 16:23
最終更新
2025/08/25 23:02
目次
★8月末にCSで無料放送があるよ! #
今まで宝塚歌劇にとんと縁がなかったのに、急に呂布主役のお芝居を宝塚歌劇がやると聞いてビックリしてる三国志オタのみなさんへ。
四半世紀超三国志オタクしてたのに、10年ぐらい前に突然ヅカオタになったアカウントより、月組「RYOFU」を見る予習に向いてる作品をおすすめいたします。
実は今月27日より、CSの宝塚歌劇専門チャンネル「タカラヅカスカイステージ」が5日間無料放送します。いまなら無料で、「宝塚歌劇ってどんなお芝居やるのかなあ?」というお試し視聴ができますので、ぜひご覧になってください。
https://www.tca-pictures.net/skystage/muryouhousou2025/
★お勧め作品(無料放送から) #
今回の無料ラインナップのなかでのおすすめは、まず28日放送の月組「応天の門」。今度呂布主役のお芝居をやるのと同じ組です(ただし数年前の作品なのでメンバーは結構違う。というか主演コンビがまず違うけど、半分以上は同じです)。
「RYOFU」で主演する鳳月杏さんは、在原業平役で登場します。
原作が月刊コミックバンチなんで、「少女漫画が原作でない作品の宝塚歌劇はどんな風になるか」という疑問の参考になると思います。
もうひとつのおすすめは29日放送の星組「JAGUAR BEAT」。RYOFUと同時公演のレビュー「水晶宮殿(クリスタルパレス)と同じ先生が演出(映画で言うところの監督)している作品です。
「宝塚歌劇=ベルばら」と思っている人のイメージを宇宙規模で破壊する、かなりのぶっとび作品です。ちなみに私はお気に入りレビューベスト10に入れてますが、人によってかなり好みが分かれるかなあ……。
花組「鴛鴦歌合戦」、宙組「HiGH&LOW-THE PREQUEL-」もおすすめ。前者は戦前のマキノ正博監督の時代べきオペレッタ映画が原作、後者はLDH JAPANの「HiGH&LOW」の前日譚(LDH JAPANの全面協力あり)。
どちらも「今の宝塚歌劇ってこんなのもやるんだ!」という視野を広げてくれる作品だと思います。私は好きです。
逆に定番の宝塚歌劇作品を見たい場合は、花組「Grand Mirage」か、雪組「ジュエル・ド・パリ!」がおすすめ。月組「Deep Sea」もいいぞ。
★お勧め作品(有料配信から) #
また月組「RYOFU」は、いわゆる一般的な宝塚歌劇のイメージからは
かなり離れている可能性が高いと予想されます。演出&脚本の栗田先生、かなり斬新な演出をする先生なんですよ。
というわけで、本当に予習に見てほしいのは、栗田先生先生の月組「万華鏡百景色」なんですが、こちらは有料配信か円盤しかまだ無いので、先に無料放送を見て、気に入ったら見てみてください。
「万華鏡百景色」の楽天の有料配信はこちら。
https://tv.rakuten.co.jp/content/508101/
☆ドレスコードとかやっぱり厳しい?そんなことはありません #
基本的に宝塚歌劇は大衆演劇なんで、予習とか必要ないし、身構えてゆく必要も全然ないです。服装も「東京駅直結のデパートを歩いても不自然ではない」ぐらいで全然大丈夫です。
いま現在、東京宝塚劇場では、コナミの名作ゲーム「悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲」を原作とする、「悪魔城ドラキュラ 月下の覚醒」を上演中ですが、普段は秋葉原を趣味の根城にしているんだろうなあ、という男性のお客さんもかなり来てますし、別に目立ったりとかしてないですし、ほとんどの古株ファンは「普段来ない人達がきてる!」とウェルカムモードです。
☆どんなストーリー、どんな演出になるかのプチ予想 #
ストーリーについては、宝塚歌劇は原則として「出演するジェンヌさん、特にトップスターとトップ娘役の個性が生き、個性に合うようストーリーを作る」ので、史実は二の次三の次です。既存の三国志ものも多分スルーされると思います。
というか、紹介文に「古典・三国志演義を踏襲しながらも、オリジナリティ溢れる全く新しい呂布の物語としてケレン味たっぷりにお届け致します。」ってあるので、いままでに無いノリになると思います。
ただ、やたらと美しいばっかりの展開や演出にはならないと思います。
というか、宝塚歌劇というと、見ていない方にはどうしてもベルサイユのばらのイメージが強いと思いますが、あの感じのノリには絶対にならないと思います。なんなら賭けてもいい。
現在の宝塚歌劇は、「トップスター、トップ娘役が主演する」「出演者全員を必ず登場させる」「大衆演劇として、お子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで見れる内容にする」の、この3つの条件をクリアすれば、相当自由にして良く、そのため演出の先生ごとに、作品の作風がめちゃくちゃ違うからです。
「ベルサイユのばら」のもともとの演出・脚本は、現在存命の先生のなかで恐らくは最高齢の植田紳爾先生ですが、今回のRYOFUの演出脚本は、今期待の若手のひとりで、なおかつ作風がかなりアバンギャルド寄りの栗田先生です。両先生の作風、全然違います。マジで違います。めちゃくちゃ違います。
というか、これはもう「万華鏡百景色」を見てもらったほうが早いので、がっつり予習しておきたい方には、こちらの配信を強くお勧めいたします。これがオッケーだったら大丈夫だと思います。
ちなみにベルサイユのばらも配信あるので、気になる方はこちらをどうぞ。ここ15年のなかから、私の好みで選びました。
ベルサイユのばら オスカルとアンドレ編(宙組)
https://tv.rakuten.co.jp/content/192541/
ベルサイユのばら フェルゼンとマリー・アントワネット編(花組)
https://tv.rakuten.co.jp/content/205908/
☆チケットは買いやすい?いいえとっても激戦です #
そんでもってチケット事情ですが、ぶっちゃけ厳しいです。めちゃくちゃ売れてるので、ファンでもなかなか手には入らないです。兵庫の宝塚大劇場ならまあ大丈夫だと思いますが、有楽町の東京宝塚劇場のチケットは、入手するのはなかなか難しいです。
ですが現在、宝塚歌劇はライブ配信(宝塚大劇場千秋楽、東京宝塚劇場千秋楽の2回)と、ブルーレイの販売を行っています。しばらくすれば楽天TVなどの配信もあります。そんな訳で、生舞台に拘らなければ、必ず見れるのでご安心ください。
チケットの買い方など詳しいことについては、公式が宝塚歌劇初心者ガイドを作ってますので、そちらをご覧ください。
https://kageki.hankyu.co.jp/beginner/
