Dive into milktea
公開 2025/08/18 00:00
最終更新
2025/08/19 23:36
近所の川に定期パトロール。
おいおい、シーバスがいっぱい見えるぞ。
いつものDAISOミノーを投げるも嫌がっている様子。
う〜ん、難しい。だがこれは面白……、
……!
雨が降り始めた。
おまけにゴロゴロ……いや、ビッカビカのズドンズドンで雷が容赦なく近づいてくる。
ヤバすぎる。
とっさに近くの橋の下の遊歩道に自転車を乗り捨て、その上手の護岸された斜面に避難(よくホームレスの住居になっているような三角の空間)。
よりによってロッドを2セットも持っていたので、ちょっと離れたところに置いておいた。

稲光と雷鳴の間隔がどんどん縮まっていく。
屋外でこんなに『雷雲の真下にいる』と確信できる状況は初めてかもしれない。
歳を重ねるごとに雷が怖くなってきている自分は、身動きが取れなくなってしまった。
まるで稲妻が自分を探しているのではないかと錯覚するような緊張感。
右、左、背後、真上にドカドカと容赦なく落ちてくる。
と同時に、眼下左右に伸びる川がみるみるうちに荒れていく。
こ……怖い。
冷や汗が止まらない。
時折吹き荒れる突風が、妙に冷たいのがさらなる不安感を煽る。
途中、斜面を這って近づいてきたゲジゲジを、払うでもなくただ見つめて心を落ち着ける。
こんなにグロテスクな虫ケラにすら、「この状況下においても命ある者がそばにいる」という微かな安心感を見いだしていた。
さて、頭の中で状況を整理。
周囲は豪雨と落雷が半端じゃないけど、このままここにいたら濁流に飲まれる。
怖いとはいえ、歩行者に雷が落ちるなんて宝くじを当てるよりも難しい確率。
だったらもう行くしかないのだけれど、家までは少し遠い。
その代わり、数百メートル付近にカインズホームがある。
そこしかない。
まずはとにかく持っていたくない釣り竿2本を『支承』と呼ぶらしい「橋と橋脚の継ぎ目」みたいな隙間に隠し、リュックを背負う。
間もなく水没するであろう下の遊歩道に停めている自転車にまたがり、意を決してこぎ出し目的地までダッシュ。
相変わらずビカビカでドカンドカンの雷が鳴り止まぬ中、なんとか避難成功。事なきを得た。
やっぱり緊急事態はホームセンターだよな。ゾンビ映画よろしく、心配そうに外の様子をうかがう客がたくさんいた。
やがて雷雨が落ち着き陽も出てきたので、今度こそ帰宅すべく出発。
隠していった釣り竿を回収していこうと先ほどの橋の下を覗いて愕然。

あ〜こりゃ無理だ。
さっき自転車を置いていた遊歩道は完全に水没。
おそらく竿は無事だけど、それを取りに行くための道が無い。
この板チョコ状の斜面を忍者のごとく上手くたどって行けば取れるかも知れないけど、
少しでも足を滑らせたら……。
回収は日を改めよう。人命第一。
それにしても、なすすべなくただ橋の下に座って変わりゆく川の流れをじっと見ていたわけだけど、雨の降り始めから川が濁流に変わる直前までの魚たちの活性の上がり方は物凄かった……。
ありゃ多少のおバカなら竿出しちゃうかもな〜。
おいおい、シーバスがいっぱい見えるぞ。
いつものDAISOミノーを投げるも嫌がっている様子。
う〜ん、難しい。だがこれは面白……、
……!
雨が降り始めた。
おまけにゴロゴロ……いや、ビッカビカのズドンズドンで雷が容赦なく近づいてくる。
ヤバすぎる。
とっさに近くの橋の下の遊歩道に自転車を乗り捨て、その上手の護岸された斜面に避難(よくホームレスの住居になっているような三角の空間)。
よりによってロッドを2セットも持っていたので、ちょっと離れたところに置いておいた。

稲光と雷鳴の間隔がどんどん縮まっていく。
屋外でこんなに『雷雲の真下にいる』と確信できる状況は初めてかもしれない。
歳を重ねるごとに雷が怖くなってきている自分は、身動きが取れなくなってしまった。
まるで稲妻が自分を探しているのではないかと錯覚するような緊張感。
右、左、背後、真上にドカドカと容赦なく落ちてくる。
と同時に、眼下左右に伸びる川がみるみるうちに荒れていく。
こ……怖い。
冷や汗が止まらない。
時折吹き荒れる突風が、妙に冷たいのがさらなる不安感を煽る。
途中、斜面を這って近づいてきたゲジゲジを、払うでもなくただ見つめて心を落ち着ける。
こんなにグロテスクな虫ケラにすら、「この状況下においても命ある者がそばにいる」という微かな安心感を見いだしていた。
さて、頭の中で状況を整理。
周囲は豪雨と落雷が半端じゃないけど、このままここにいたら濁流に飲まれる。
怖いとはいえ、歩行者に雷が落ちるなんて宝くじを当てるよりも難しい確率。
だったらもう行くしかないのだけれど、家までは少し遠い。
その代わり、数百メートル付近にカインズホームがある。
そこしかない。
まずはとにかく持っていたくない釣り竿2本を『支承』と呼ぶらしい「橋と橋脚の継ぎ目」みたいな隙間に隠し、リュックを背負う。
間もなく水没するであろう下の遊歩道に停めている自転車にまたがり、意を決してこぎ出し目的地までダッシュ。
相変わらずビカビカでドカンドカンの雷が鳴り止まぬ中、なんとか避難成功。事なきを得た。
やっぱり緊急事態はホームセンターだよな。ゾンビ映画よろしく、心配そうに外の様子をうかがう客がたくさんいた。
やがて雷雨が落ち着き陽も出てきたので、今度こそ帰宅すべく出発。
隠していった釣り竿を回収していこうと先ほどの橋の下を覗いて愕然。

あ〜こりゃ無理だ。
さっき自転車を置いていた遊歩道は完全に水没。
おそらく竿は無事だけど、それを取りに行くための道が無い。
この板チョコ状の斜面を忍者のごとく上手くたどって行けば取れるかも知れないけど、
少しでも足を滑らせたら……。
回収は日を改めよう。人命第一。
それにしても、なすすべなくただ橋の下に座って変わりゆく川の流れをじっと見ていたわけだけど、雨の降り始めから川が濁流に変わる直前までの魚たちの活性の上がり方は物凄かった……。
ありゃ多少のおバカなら竿出しちゃうかもな〜。
