久しぶりヒプマイ
公開 2023/08/16 10:24
最終更新
2024/06/17 22:04
「今のヒプマイはラップをしていない」
そんな投稿をXもといぺけったーで目にしたかさは、怖いもの見たさで3年ぶりにヒプマイの楽曲をYouTubeで漁った―――。
今はディビを越えたデュエット祭のようで、最新の楽曲がすぐに検索でヒット。
寂雷先生と獄さんの重厚でポエミーなデュエから零のおじさんと銃兎さんのレトロ映画チックでセンスの良いキャラソンまで………
悪かない。
悪かないのだよ。
悪かないが…
私は…本場のラップ界隈やファンから厳しくも暖かく見守られつつ頑張ってラップというフィールドに足を踏み入れ常に緊張感を背負いバチバチに「ペンは剣よりヒプノシスマイク!」とか言っちゃってるなんだかラップっぽい早口でトゲトゲしてるヒプマイが好きだったんや…なんかかっこいいけど良くよく聞くと面白すぎる歌詞をクッソイケメンに歌ってるヒプマイが好きだったんや…
麻天狼が優勝した頃、ヒプマイは私の救世主だった。
ほぼ2年間セフレ状態だった元彼とクソみたいな破局をし、それでも書かないと卒業できない修士論文を控え、社会性のない院生の敵・就活が迫ってくるという人生でいちばん心が削れた時期だった。私のハートはこの程度で削れてしまうので取り扱い注意である。
そんななか、ゾンビのように繰り出した夕方のコンビニで流れてくる「選手宣誓ッッ!!万死一生ッッ!!」
嵌る以外、選択肢がなかった。
無事修論を提出し、私の胃を荒らすアカデミック界から脱出してそこそこブラックな会社から社畜として認められ、元彼が私の後輩と結婚したというおめでたい知らせを受けて世界がコロナの闇に覆われてからも、私はヒプマイを聴き続けた。
アニメも良かった。
OPが素敵だった。
バース蹴飛ばすlyrics〜!!!!
好きでしかない。
今でも神OPだと思ってる。
ところが私のハイレベルな社畜への進化とコロナ禍で削がれて羽のように軽くなった財布は、ドラマパートを追う時間と金を奪っていった。
パ止めが収録されている『麻天狼 -Before The 2nd D.R.B-』の購入を最後に、私はヒプマイの本編?を追うのを諦めた。諦めるの早すぎないかと思うだろうが、ストレスフリーに生きるには諦めが肝心だし、私は好きと執着度が比例しない人間である。たぶん。
ただ、秋のアニメは全力で追った。
敵があまりラップしてなかったけどニチアサみたいなOPと毎回いちいち面白すぎるストーリーが私を離してくれなかった。
神だよあのOPは。
とはいえ、ものごとには必ず終わりがやってくる。
複雑化したストーリーは24時間社畜としてフル回転させている私の脳味噌を焼き切り挫折させた。
もともとヒプマイのストーリー自体はそこまで作り込まれたものではないと思っている。
これははじめから感じてはいたし、けれどこのことは私にとってさほど重要なことではなかった。
が、本編ともいえるドラパを追えなくなった私は限界を感じた。
今まではわりと先が読めたし、聞き逃したパートがあってもふんわりヒプマイの世界観を把握しておけばどうにかなったのだ。
ディビの増加、数多くの明かされる過去、網羅されすぎた伏線、増える乱数…
出来の良くないかさの脳は停止した。
中王区のキャラソンはかっこよかった。
純粋に楽曲だけ楽しんでいれば良かったのかもしれないが、やはりキャラがいてストーリーがあると、どうしてもそれらを噛み締めながら楽曲を聴かねばならぬという義務感と、それを怠っているといううしろめたさに苛まれてしまう性格なのだ私は。
こうして少しずつヒプマイからフェードアウトしていき、楽曲のみで楽しめる界隈に私の趣味はシフトしていった。
ジャンル移行というやつだ。
そして、しばらくたった2023年の夏、彼らがラップをしていないことを知る。それは元彼が私の後輩と結婚したときくらいの衝撃。
私はラップとかヒップホップにまったく詳しくない人種である。とりあえずなんかバチバチしてるのが好きなのだ。
そう、なんだかよくわけがわからないけどなんとなくかっこよさそうな歌詞で治安悪そうにバチバチしてる雰囲気が私の琴線に触れたわけで、風俗改良された素敵オシャンティーヒプマイは、イキりスリザリンのような尖り具合を求める私の需要とはマッチング失敗と相成った。
いつかヒプマイがまたバチバチしはじめたら、ハマるかもしれない……
あらためて自分の好みを確認できた夏である。
オチがない文章しかないのでここで終わります。
そんな投稿をXもといぺけったーで目にしたかさは、怖いもの見たさで3年ぶりにヒプマイの楽曲をYouTubeで漁った―――。
今はディビを越えたデュエット祭のようで、最新の楽曲がすぐに検索でヒット。
寂雷先生と獄さんの重厚でポエミーなデュエから零のおじさんと銃兎さんのレトロ映画チックでセンスの良いキャラソンまで………
悪かない。
悪かないのだよ。
悪かないが…
私は…本場のラップ界隈やファンから厳しくも暖かく見守られつつ頑張ってラップというフィールドに足を踏み入れ常に緊張感を背負いバチバチに「ペンは剣よりヒプノシスマイク!」とか言っちゃってるなんだかラップっぽい早口でトゲトゲしてるヒプマイが好きだったんや…なんかかっこいいけど良くよく聞くと面白すぎる歌詞をクッソイケメンに歌ってるヒプマイが好きだったんや…
麻天狼が優勝した頃、ヒプマイは私の救世主だった。
ほぼ2年間セフレ状態だった元彼とクソみたいな破局をし、それでも書かないと卒業できない修士論文を控え、社会性のない院生の敵・就活が迫ってくるという人生でいちばん心が削れた時期だった。私のハートはこの程度で削れてしまうので取り扱い注意である。
そんななか、ゾンビのように繰り出した夕方のコンビニで流れてくる「選手宣誓ッッ!!万死一生ッッ!!」
嵌る以外、選択肢がなかった。
無事修論を提出し、私の胃を荒らすアカデミック界から脱出してそこそこブラックな会社から社畜として認められ、元彼が私の後輩と結婚したというおめでたい知らせを受けて世界がコロナの闇に覆われてからも、私はヒプマイを聴き続けた。
アニメも良かった。
OPが素敵だった。
バース蹴飛ばすlyrics〜!!!!
好きでしかない。
今でも神OPだと思ってる。
ところが私のハイレベルな社畜への進化とコロナ禍で削がれて羽のように軽くなった財布は、ドラマパートを追う時間と金を奪っていった。
パ止めが収録されている『麻天狼 -Before The 2nd D.R.B-』の購入を最後に、私はヒプマイの本編?を追うのを諦めた。諦めるの早すぎないかと思うだろうが、ストレスフリーに生きるには諦めが肝心だし、私は好きと執着度が比例しない人間である。たぶん。
ただ、秋のアニメは全力で追った。
敵があまりラップしてなかったけどニチアサみたいなOPと毎回いちいち面白すぎるストーリーが私を離してくれなかった。
神だよあのOPは。
とはいえ、ものごとには必ず終わりがやってくる。
複雑化したストーリーは24時間社畜としてフル回転させている私の脳味噌を焼き切り挫折させた。
もともとヒプマイのストーリー自体はそこまで作り込まれたものではないと思っている。
これははじめから感じてはいたし、けれどこのことは私にとってさほど重要なことではなかった。
が、本編ともいえるドラパを追えなくなった私は限界を感じた。
今まではわりと先が読めたし、聞き逃したパートがあってもふんわりヒプマイの世界観を把握しておけばどうにかなったのだ。
ディビの増加、数多くの明かされる過去、網羅されすぎた伏線、増える乱数…
出来の良くないかさの脳は停止した。
中王区のキャラソンはかっこよかった。
純粋に楽曲だけ楽しんでいれば良かったのかもしれないが、やはりキャラがいてストーリーがあると、どうしてもそれらを噛み締めながら楽曲を聴かねばならぬという義務感と、それを怠っているといううしろめたさに苛まれてしまう性格なのだ私は。
こうして少しずつヒプマイからフェードアウトしていき、楽曲のみで楽しめる界隈に私の趣味はシフトしていった。
ジャンル移行というやつだ。
そして、しばらくたった2023年の夏、彼らがラップをしていないことを知る。それは元彼が私の後輩と結婚したときくらいの衝撃。
私はラップとかヒップホップにまったく詳しくない人種である。とりあえずなんかバチバチしてるのが好きなのだ。
そう、なんだかよくわけがわからないけどなんとなくかっこよさそうな歌詞で治安悪そうにバチバチしてる雰囲気が私の琴線に触れたわけで、風俗改良された素敵オシャンティーヒプマイは、イキりスリザリンのような尖り具合を求める私の需要とはマッチング失敗と相成った。
いつかヒプマイがまたバチバチしはじめたら、ハマるかもしれない……
あらためて自分の好みを確認できた夏である。
オチがない文章しかないのでここで終わります。
