一次創作小説 君と、どこまでも。
公開 2026/03/09 23:30
最終更新
2026/03/13 15:44
僕と彼女はずっと一緒にいられると思っていた。
だけどある時、彼女は命を落としてしまった。
僕は悲しかったが、諦めなかった。
僕はネクロマンサーだ。
このチカラを使えば、死者の復活ができる…!
僕は床に魔法陣を描き、復活の儀式を開始した。
魔法陣の中に、彼女が現れる。
彼女の姿は生前の頃とあまり変わってなさそうだ。
少しして、彼女は目を開けた。
彼女はゆっくり身体を起こすと、僕の顔をじっと見つめてきた。
よし、上手くいった。
何から話そうかと考えていると、彼女が口を開いた。
「キミに聞きたいことはいろいろあるが、まずはキミの血をいただけないだろうか?」
…ん?
生前の彼女は研究者だったから、こういうことを言っても変ではないけど、目的は何だろうか。
僕が考えていると―
「早くしてくれないか?私はキミの血が欲しいのだよ」
おっと、これは待たせるとマズそうだ。
とりあえず服の袖を捲り、彼女の方に片腕を伸ばしてみる。
「キミは素直でいいな。それでは、いただくとしよう」
彼女はそう言うと、僕の腕にかみついた。
僕の血を吸った彼女は、満足そうな顔をした。
「いやあ、助かったよ。目が覚めてから、どうにもキミの血が欲しくてたまらなかったからね」
「あの、これはもしかして…」
「まるで吸血鬼みたいだな!キミもそう思わないかね?」
いや…どう考えたって、それは吸血鬼じゃないのかな、うん。
「…なんだ、そんな顔をして」
「いや、そうなんじゃないかと思ってただけだよ」
「なら、今後はキミの血をいただくことになるな。ふふっ、楽しみだ」
どうやら彼女は吸血鬼になったようだ。
しかも反応を見るに、彼女は吸血鬼になったことについてはあまり気にしてなさそうだ。
彼女は僕に少しだけ顔を近付けて言った。
「…実は、まだもう少しキミの血が欲しいと思っているんだ。キミを見てると、もっと欲しくなってしまう。…ダメだろうか?」
いやいや、こんな風にお願いされたら断れないじゃないか…!
「まあ、僕が倒れないくらいならいいよ」
君に何かあっても困るからね。
「では、今度はどこからいただこうか…ふふふ」
こうして、僕と彼女の新しい時間が始まった。
だけどある時、彼女は命を落としてしまった。
僕は悲しかったが、諦めなかった。
僕はネクロマンサーだ。
このチカラを使えば、死者の復活ができる…!
僕は床に魔法陣を描き、復活の儀式を開始した。
魔法陣の中に、彼女が現れる。
彼女の姿は生前の頃とあまり変わってなさそうだ。
少しして、彼女は目を開けた。
彼女はゆっくり身体を起こすと、僕の顔をじっと見つめてきた。
よし、上手くいった。
何から話そうかと考えていると、彼女が口を開いた。
「キミに聞きたいことはいろいろあるが、まずはキミの血をいただけないだろうか?」
…ん?
生前の彼女は研究者だったから、こういうことを言っても変ではないけど、目的は何だろうか。
僕が考えていると―
「早くしてくれないか?私はキミの血が欲しいのだよ」
おっと、これは待たせるとマズそうだ。
とりあえず服の袖を捲り、彼女の方に片腕を伸ばしてみる。
「キミは素直でいいな。それでは、いただくとしよう」
彼女はそう言うと、僕の腕にかみついた。
僕の血を吸った彼女は、満足そうな顔をした。
「いやあ、助かったよ。目が覚めてから、どうにもキミの血が欲しくてたまらなかったからね」
「あの、これはもしかして…」
「まるで吸血鬼みたいだな!キミもそう思わないかね?」
いや…どう考えたって、それは吸血鬼じゃないのかな、うん。
「…なんだ、そんな顔をして」
「いや、そうなんじゃないかと思ってただけだよ」
「なら、今後はキミの血をいただくことになるな。ふふっ、楽しみだ」
どうやら彼女は吸血鬼になったようだ。
しかも反応を見るに、彼女は吸血鬼になったことについてはあまり気にしてなさそうだ。
彼女は僕に少しだけ顔を近付けて言った。
「…実は、まだもう少しキミの血が欲しいと思っているんだ。キミを見てると、もっと欲しくなってしまう。…ダメだろうか?」
いやいや、こんな風にお願いされたら断れないじゃないか…!
「まあ、僕が倒れないくらいならいいよ」
君に何かあっても困るからね。
「では、今度はどこからいただこうか…ふふふ」
こうして、僕と彼女の新しい時間が始まった。
創作をしたり、ゲームをしたりしている人です。
他では「アルジー」の名で活動しているところもあります。
他では「アルジー」の名で活動しているところもあります。
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