事情があって、会社で使用しているスリム型デスクトップパソコンにグラフィックボードを後付けした。
ハードウェア的な制約から、ロープロファイル、1スロット、ファンが隣接スロットにかかるのもダメ。

で、見つけて購入したものが以下。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 6400 GAMING 4GB GDDR6　約20,000円
NVIDIA RTX A400 約28000円
SPARKLE Intel Arc A310 ECO SA310C-4G 約16,000円

IntelのA310は価格コムで不具合品として騒がれていたものの新バージョンみたいで、クーラーファンを外さなくてもロープロ用のブラケットに交換できる。カバーにドライバーが通る穴があけてある。

さて、Radeon RX6400にしろNVIDIAのA400にしろ、ほぼ現行版としてエントリークラスなのは仕方ない。
それでもCore i5-9500の内蔵グラフィック(UHD 630)よりは間違いなく速い。
なのにIntel A310はUHD630より遅かった。UHD630が意外と速いというのは分かるんだが、一応は現行モデルなんだから、もう少しは健闘してほしかった。
一応、UHDになる前の内蔵グラフィックよりは速いんだけど、これにお金を払う価値はないんじゃないかなぁ。これなら中古でもいいからGTX1030あたりを買ったほうがいい。（2024/10/24訂正：HD 4600=Core i5-4570の内蔵GPUよりも2Dはかなり速いが、3Dは遅い。これは内蔵GPUなしモデル用か？３D性能の低さを考えると、それならPCIe 1レーン仕様のグラボをつくったほうが良かった気がする。Matrox M9120 LPみたいな。）
他でA310のレビューを見つけたので補足。動画のハードウェアエンコード用途であれば、高性能なのだそうです。あと、映像出力はHDMIx1, miniDPx2という変則的な構成。ロープロのQuadroなんかを使っていなければ、miniDPなんて触る機会もなかったです。（MicrosoftのSurfaceなんかにはついていますから知名度はそこそこか。）

ちなみに性能はRX6400のほうが上なんだけれども、使用したいアプリとの相性の問題でRTX A400を採用。ま、CAD的な部分もあるので、残当というところ。

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開発会社の開発能力に疑問符がつく状態ではある。
いろいろなハードウェアに対応させるのは大変なので、仕方のない部分はあるのだけれども。

いくら高速なPCを用意しても起動までの遅さが変わらないところを見ると、ハードウェアが接続されていない場合もずっと待っている様子。スタンドアロンでも利用できるという触れ込みなので、外部ハードウェアが接続されていない状態も想定してもらわなきゃ困る。せめて設定で外部接続を無視するとか。
メイン画面がモニターの左上に張り付くのが許しがたい。画面サイズが固定されるのは致し方ないとしてもウインドウを動かせないので、扱いにくい。