野町にあった “としのや” の思い出
公開 2025/11/29 00:00
最終更新
2025/11/30 09:07

昭和のころ、野町に「としのや」と言う居酒屋があった。居酒屋と言っても、ラーメン、焼そば、餃子、串焼き、おでんなどがあるくらいで、本格的な和食や酒肴があるわけでなかったけど、地元民や、学生たちでいつもにぎわっていたよね。
屋号が「利乃家」なのか「利の屋」なのか「利のや」なのかもう忘れてしまったけど、安くて手軽だったので、小生は寮生ではなかったけど、泉学寮や北めい寮の友人たちとよく通ってました。
店は、お父さんとお母さん、息子さんと、たまにそのお嫁さんがしていたね。庶民派の店の見本みたいだった。ご近所さんが鍋をもって、晩ごはんのおかずにおでんを買いに来るような店でした。
そのメニューの中でぼくが好きだったのは、何と言っても焼きそばですね。まるで陽に焼けた輪ゴムみたいな麺が、中華鍋で熱せられて絡みついて皿に乗って、中華スープとともにやってきました、これをつまみにビール飲むのが好きだったなあ。
麺が絡みついてるので、ほぐすのが大変だったけど、大将が「中華スープにつけて食べるとうまいぞ」と言ってました。仰せの通りにしてみたけど、中華スープにつけないで、そのまま食す方がおいしかったような・・・
「昭和は遠く・・」ではなかった、「“としのや”は遠くなりにけり」です。なつかしいなあ。
この記事は、旧gooブログの2023/3/29付記事の、再録です
