カミュ VS 久保田早紀 @『異邦人』
公開 2025/10/22 00:00
最終更新
2025/10/27 06:22

もう40年近く前だけど、大学に入って一番びっくり仰天したのは、大学でも「体育」や「数学」「物理」「化学」の授業があるってことだったね。根っからの文系だった僕は、高校を卒業して何が嬉しかったかというと、もう「数学」「物理」「化学」をしなくていいということでした。
大学に行ったら、朝から晩まで 好きな勉強をして、好きなだけ本を読める・・ そう思ってた。だから、入学試験が終わって金沢から実家に帰ってきた翌日、僕はすかさず町の一番大きな本屋に行き、独和辞典を買いました。昨日入試が終わり合格発表は10日後だけど、待ち切れなかったですね。大学ではマルクス エンゲルスを原書で読もうと息巻いてましたねえ。。
で、首尾よく大学に入って入学式にも出ず(当時の入学式は城内の体育館でした)その入学式の時間は、新堅町の加登長でカレーライスを食ってました。本読むか 酒飲むか、寝るか それしかない生活ってあこがれてました。
で、いざ入学してみると、「体育」や「数学」「物理」「化学」と 高校とほとんど変わらない毎日に幻滅しましたが、唯一の「救い」は、当時、教養部で哲学を担当されていた関雅美先生の講義でした。
実存主義について 体系的かつ実践的な講義は、いかにも大学にキターーーーー! って感じで、今もその感動を忘れられないです。その中で、新潮文庫のこのシルバーのカバーの 『異邦人』を知ったのでした。
↓これだね。懐かし~~っ

まあこの小説の内容は、わかったようでわからず、しかし、わかったようなフリをしなくっちゃいけないという まあその当時のフツーの学生の、フツーの態度でした。
そうするうちに秋になり、いつも晩飯を食っていた新堅の『赤ひょうたん』のTVから、( だって下宿にはTVなかったしね) この美しい女性の、美しい声の 美しいメロディーが聴こえてき始めたのでしたあ!!。
↓名曲ですねえ
(この記事は、旧gooブログの2013/4/6付記事の、再録です)

