戦争・人間・文化 @ むのたけじが 吠えまくり
公開 2025/07/12 00:00
最終更新
2025/09/21 07:48

まさか むのたけじの「実物」にお目にかかれるとは思ってもいなかったけど、目の前にいるには たしかにむのたけじでした。ちょうど6月27日の雨の土曜日、加賀市の硲伊之助美術館で開かれた「むのたけじ講演会」に行ってきました。むのさん1915年生まれの100歳。
開会10分前ほどに、羽交い絞めにされるように後ろから抱きかかえられ(たぶん息子さん)、やっと椅子に座った(座らされた)むのたけじ氏、想像以上に小柄なおじいいちゃんで、どこかそのあたりの老人ホームのベットの上で ねたりきになっているような老人にしか見えません。「おいおい 大丈夫かいなあ?」が偽らざる気持ちです・・・。
とっ ところ 講演がはじまるやいなや、まるで百獣の王ライオンのごとく、2時間休みなく吠えまくりました。戦争について、人間とは、文化とは・・ なにか本やネットで仕入れた知識ではなく、自らの100年の人生で自分が体験し、自分が悩みくるしみ、そして自分がたどりついた考えと行動実践そのものを語っていました。それを貫いてきたのは、もちろん、自分の従軍記者時代の自らの行動への真摯な反省と それに裏打ちされた、その後の70年の歩みですね。
いや~~ 参りました。間違いなく、2015年のベストな一日でした。むの氏は、生涯5000回の講演をしたそうですが、この日が講演活動の最後だそうです。むのたけじ人生最後の講演を目の当たりにできたサイコーな土曜日でした。
(この記事は、旧gooブログの2015/7/7付記事の再録です)
