『ケアという「しごと」』 @ 白崎朝子
公開 2025/06/17 00:00
最終更新
2025/06/17 06:02

横浜から帰る新幹線の中で読んだ本。最近、医療だけでなく、介護、福祉分野の労働者が「エッセンシャルワーカー」など呼ばれている。でも現実は、その呼称にふさわしい待遇でもないし、社会的評価でもない。
この本では介護職員内でのパワハラ・セクハラ、正職員でも経済的貧困。そして介護職員と高齢者等介護を「受ける」側との間の、暴力・支配と被支配・セクハラ。。。。それらを赤裸々に綴っています。
この著者は、現場の介護職だけど、ケアと言う「営み」の中には深い闇もある事を互いに自覚し、それから目をそらすのではなく、きちんと向き合うことを訴えている。東日本大震災後、日本中に「絆」があふれかえったとき、「絆は傷を含む」と喝破した奥田知志牧師も、確か同じようなことを言っていたね。
でも、まずは、待遇を改善しないことには、「腹が減ってはいくさはできぬ」です。
