かまいたちの夜をプレイした感想
公開 2024/09/22 21:09
最終更新
2024/09/27 15:33
サガエメを進めていながらも、とても気になったので買ってみたかまいたちの夜×3。
結論から言うと、買って3日で12時間以上プレイして収録されている3編は一応クリアした。
今回は、攻略ではなく「かまいたちの夜」をプレイした感想を書いていく。
当然、感想なので私の主観でありそれって私の感想です(?)
まず、かまいたちの夜は3部作としてもともと発売されていたタイトルで、それをスイッチに移植するにあたり1作目のシュプール編、2作目の監獄島編のメインストーリーと3作目の三日月島の真相編が入ったゲームなのだ(説明が下手すぎるので公式サイトhttps://www.spike-chunsoft.co.jp/pages/kama3/をご覧ください)
私は1作目のシュプール編のみリアルタイムでプレイしたのでこれについては犯人もわかっていたけど監獄島と真相編は完全初見だった。
そもそも、シュプール編ですら最後まで犯人がわからずサバイバルゲームが始まってしまうほど推理音痴な私が他2編の犯人なんてわかるわけがないのでここは早々に諦めて攻略サイトを参考にさせていただきました(ネットが発達している今でよかった、ほんとうにありがたい)
かまいたちの夜には多数のエンディングがあって、ゲーム内でとった選択肢によって分岐が発生しそれぞれのエンディングを迎えるのだけど、エンディングには「終」と出るものと「完」と出るものの二種類がある。「終」は終わりであって、これはクリアにはならない。「完」と出たエンディングのみクリア判定となるようだ。そうなると私が昔、シュプール編で見たエンディングは「終」だったので(今回再現した)クリアではなかったということになる。
たとえば犯人を推理しても適切なタイミングで選択しないとクリアにはならないし、適切なタイミングで犯人を推理してもその後のトリックやアリバイ崩しにも選択肢があるのでこれを何も見ずに完結(クリア)できる人は相当の手練れだと思う。
それを踏まえて(?)今回私は攻略サイトを参考にさせていただきながら3作とも完結エンドまで見た。
このストーリーを小説にするのであればもちろん完結エンドのストーリーになるだろうので完結エンドを見たことでその物語を過不足なく見たことになると思う。
ということで、かまいたちの夜3部作について一つずつ感想などを書いていく。
ただ完結エンドの場合は犯人の目星がかなりつきにくいのではないかとも思う。
というのも、かなり確信をもって犯人を推理できるのは完結エンドを逃した後からのシナリオなのでその前に犯人がわかる手がかりといったら、ほんとうに消去法しかないと思う。最初から犯人がわかっていれば(二周目とか)それも可能だけど初見で完結エンドはなかなか厳しいものがある気もする。
そういう要因があるのか、完結エンドのルートに入るとトリックやアリバイ崩しの選択肢で完結ルートから外れるということはないと思う。初見で完結エンドにたどり着くには、おそらく犯人は消去法でわかったとしてもその後のトリックも何もその時点では明らかになっていないのでミステリーとして最もしっくりくるのは犠牲者1で終わるエンドかもしれない。
シュプール編ではこの完結エンドも複数あって、だいぶハッピーエンドで終わる完結もあればちょっと切なさの残る完結もある。ハッピーエンドで終わるエンドがいわゆるトゥルーエンドなのかもしれないと思った。。
今回の×3には入っていないけど、シナリオ分岐によっては(なのか?詳しい条件は曖昧)ピンクのしおりというなかなかエロい裏シナリオにもいける。なんか当時ピンクのしおりも見た気がするのだけど完結エンドを見ていないのに可能だったのか…謎。
かつて、大きな財を成した一族が奴隷を収容するために建てた三日月館で次々と起こる殺人事件。しかしこの三日月館のある三日月島には昔から伝わるわらべ唄があり、どうやら殺人はこのわらべ唄の歌詞に見立てて行われているようだ…という、舞台から見立てからもう金田一少年の事件簿すぎる。ここまでテーマが似通っているのにこういったトリックは見たこともないので(もしかしたら同じようなものがあるのかもしれないけど)すべてにおいてよくできた話だと思う。
完結エンドもシュプール編のようにハッピーなエンディングというわけでなく胸を締め付けられるような終わり方なのだけど、金田一やコナンを読んで育った私としてはこのエンディングが最善でありとてもよかったと思う。
という話。前二作とは異なり、複数の主人公を選択でき、タイムチャートスケジュール表(?)みたいなもので各々の主人公に移れるというかなり斬新なシステムとなっている。最初は香山編(シュプール編からおなじみ、大阪の社長)から始まり、透編(かまいたちの夜をとおしての主人公)、俊夫編(もともとシュプールに住み込みで働いていたバイトの人)、啓子編(3人組OLの一人)と進めていく形になるが、一度何らかの形でエンドを見ればその後は話の途中で主人公を移動しながらストーリーを進めていくこともできると思う。
前二作に比べてとにかく長い。完結エンドを見るまでにも四人の主人公でストーリーを進めるわけで、それだけでもかなりのボリュームがある。ちなみにエンディングは全90通り。特定のエンドを見るとピンクのしおり、紺のしおりというサブストーリーが解禁され、全エンドを見ると金のしおりが読めるようになる。しかしエンドが90ある上に各主人公ごとの分岐が細かく設定されていて、たとえば俊夫編で一度フラグを立てた状態でないと見られない透編のエンド…というものもあったりして、とにかく金のしおりを達成するには困難が伴うと思う。
ストーリーは、シュプール編がアリバイ崩し、二作目の監獄島が見立て殺人とトリックが中心になっていると考えると今作は密室トリックだと思う。ただ、真相編はその名のとおり真相に迫る話がメインなので犯人やトリックといったミステリー的要素は少し薄まっている気がする。完結エンドはなんというか話が壮大すぎてもはやミステリーの域を超えている。しかも、いくつかの謎はなんとなく解明されないというか、結局何が正解だったのか…?と思う。いくつもエンドを見るとよりその思いが強くなるので一発クリア(?)で完結エンド、ちゃんとしたエピローグを見るのが一番すっきりするかもしれない。そのあとにいろいろ見るとほんとうにわけがわからなくなる。
ちなみに、ピンクのしおりはかなりおすすめ。これを見て私は俊夫&美樹本コンビが好きになった。特に俊夫さん。とてもくだらない(いい意味で!)けど俊夫さんも美樹本さんも本編ではすごいシリアスなのでこういうスピンオフのような話はギャップを感じてとても好きだ。
結論から言うと、買って3日で12時間以上プレイして収録されている3編は一応クリアした。
今回は、攻略ではなく「かまいたちの夜」をプレイした感想を書いていく。
当然、感想なので私の主観でありそれって私の感想です(?)
まず、かまいたちの夜は3部作としてもともと発売されていたタイトルで、それをスイッチに移植するにあたり1作目のシュプール編、2作目の監獄島編のメインストーリーと3作目の三日月島の真相編が入ったゲームなのだ(説明が下手すぎるので公式サイトhttps://www.spike-chunsoft.co.jp/pages/kama3/をご覧ください)
私は1作目のシュプール編のみリアルタイムでプレイしたのでこれについては犯人もわかっていたけど監獄島と真相編は完全初見だった。
そもそも、シュプール編ですら最後まで犯人がわからずサバイバルゲームが始まってしまうほど推理音痴な私が他2編の犯人なんてわかるわけがないのでここは早々に諦めて攻略サイトを参考にさせていただきました(ネットが発達している今でよかった、ほんとうにありがたい)
かまいたちの夜には多数のエンディングがあって、ゲーム内でとった選択肢によって分岐が発生しそれぞれのエンディングを迎えるのだけど、エンディングには「終」と出るものと「完」と出るものの二種類がある。「終」は終わりであって、これはクリアにはならない。「完」と出たエンディングのみクリア判定となるようだ。そうなると私が昔、シュプール編で見たエンディングは「終」だったので(今回再現した)クリアではなかったということになる。
たとえば犯人を推理しても適切なタイミングで選択しないとクリアにはならないし、適切なタイミングで犯人を推理してもその後のトリックやアリバイ崩しにも選択肢があるのでこれを何も見ずに完結(クリア)できる人は相当の手練れだと思う。
それを踏まえて(?)今回私は攻略サイトを参考にさせていただきながら3作とも完結エンドまで見た。
このストーリーを小説にするのであればもちろん完結エンドのストーリーになるだろうので完結エンドを見たことでその物語を過不足なく見たことになると思う。
ということで、かまいたちの夜3部作について一つずつ感想などを書いていく。
シュプール編 #
記念すべきかまいたちの夜の一作目。吹雪で閉ざされたペンションでバラバラ死体が発見されたことから始まる本格ミステリー。うまく完結エンドにたどり着くと実質犠牲者0を達成できる。ただ完結エンドの場合は犯人の目星がかなりつきにくいのではないかとも思う。
というのも、かなり確信をもって犯人を推理できるのは完結エンドを逃した後からのシナリオなのでその前に犯人がわかる手がかりといったら、ほんとうに消去法しかないと思う。最初から犯人がわかっていれば(二周目とか)それも可能だけど初見で完結エンドはなかなか厳しいものがある気もする。
そういう要因があるのか、完結エンドのルートに入るとトリックやアリバイ崩しの選択肢で完結ルートから外れるということはないと思う。初見で完結エンドにたどり着くには、おそらく犯人は消去法でわかったとしてもその後のトリックも何もその時点では明らかになっていないのでミステリーとして最もしっくりくるのは犠牲者1で終わるエンドかもしれない。
シュプール編ではこの完結エンドも複数あって、だいぶハッピーエンドで終わる完結もあればちょっと切なさの残る完結もある。ハッピーエンドで終わるエンドがいわゆるトゥルーエンドなのかもしれないと思った。。
今回の×3には入っていないけど、シナリオ分岐によっては(なのか?詳しい条件は曖昧)ピンクのしおりというなかなかエロい裏シナリオにもいける。なんか当時ピンクのしおりも見た気がするのだけど完結エンドを見ていないのに可能だったのか…謎。
監獄島のわらべ唄編 #
「かまいたちの夜」というゲームソフトが売れたので、あの夜シュプールに宿泊していた人たちをもてなしたい、とかまいたちの夜の作者から招待状が来たところから話が始まる。今でいうかなりメタな切り口だけど物語が進むにつれて最初のメタなネタっぽさは完全に消えてひたすらに怖い展開になる。個人的にはこれが一番ミステリーとしては良かったと思う。動機、犯人ともに意外性も伏線もちゃんとある。かつて、大きな財を成した一族が奴隷を収容するために建てた三日月館で次々と起こる殺人事件。しかしこの三日月館のある三日月島には昔から伝わるわらべ唄があり、どうやら殺人はこのわらべ唄の歌詞に見立てて行われているようだ…という、舞台から見立てからもう金田一少年の事件簿すぎる。ここまでテーマが似通っているのにこういったトリックは見たこともないので(もしかしたら同じようなものがあるのかもしれないけど)すべてにおいてよくできた話だと思う。
完結エンドもシュプール編のようにハッピーなエンディングというわけでなく胸を締め付けられるような終わり方なのだけど、金田一やコナンを読んで育った私としてはこのエンディングが最善でありとてもよかったと思う。
三日月島の真相編 #
監獄島(三日月島)で起こった事件で犠牲となった人たちを供養するため一年後にまた三日月館に集まった当時の面々。その一年で環境や状況が変わった人もいる中、それぞれの思いを抱きながら三日月館に行くことになるが、そこでもまた殺人事件が起こることとなる…という話。前二作とは異なり、複数の主人公を選択でき、タイムチャートスケジュール表(?)みたいなもので各々の主人公に移れるというかなり斬新なシステムとなっている。最初は香山編(シュプール編からおなじみ、大阪の社長)から始まり、透編(かまいたちの夜をとおしての主人公)、俊夫編(もともとシュプールに住み込みで働いていたバイトの人)、啓子編(3人組OLの一人)と進めていく形になるが、一度何らかの形でエンドを見ればその後は話の途中で主人公を移動しながらストーリーを進めていくこともできると思う。
前二作に比べてとにかく長い。完結エンドを見るまでにも四人の主人公でストーリーを進めるわけで、それだけでもかなりのボリュームがある。ちなみにエンディングは全90通り。特定のエンドを見るとピンクのしおり、紺のしおりというサブストーリーが解禁され、全エンドを見ると金のしおりが読めるようになる。しかしエンドが90ある上に各主人公ごとの分岐が細かく設定されていて、たとえば俊夫編で一度フラグを立てた状態でないと見られない透編のエンド…というものもあったりして、とにかく金のしおりを達成するには困難が伴うと思う。
ストーリーは、シュプール編がアリバイ崩し、二作目の監獄島が見立て殺人とトリックが中心になっていると考えると今作は密室トリックだと思う。ただ、真相編はその名のとおり真相に迫る話がメインなので犯人やトリックといったミステリー的要素は少し薄まっている気がする。完結エンドはなんというか話が壮大すぎてもはやミステリーの域を超えている。しかも、いくつかの謎はなんとなく解明されないというか、結局何が正解だったのか…?と思う。いくつもエンドを見るとよりその思いが強くなるので一発クリア(?)で完結エンド、ちゃんとしたエピローグを見るのが一番すっきりするかもしれない。そのあとにいろいろ見るとほんとうにわけがわからなくなる。
ちなみに、ピンクのしおりはかなりおすすめ。これを見て私は俊夫&美樹本コンビが好きになった。特に俊夫さん。とてもくだらない(いい意味で!)けど俊夫さんも美樹本さんも本編ではすごいシリアスなのでこういうスピンオフのような話はギャップを感じてとても好きだ。
