ジャズバーのヤスパース3
公開 2025/05/02 18:23
最終更新
2025/05/02 22:28
🐾
中にショットグラスが浮かんでいるウォッカのボトル。それ自体は現代アートのひとつともいえる。
だが、それだけで完結しているわけではなかった。
味、香り、年代……それ以上、価値を付加できないような、超高級ウォッカ。
そのボトルの中にショットグラスが浮かんでいたら……?
そう、贈答品としての活躍が期待できる。
もともと贈答された酒というのは棚に飾られる期間が長く、インテリアとしての側面が強い。
そうであるならば、中にグラスが浮かぶ酒瓶はまさにインテリア向けだ。所有者本人の個人的な趣味として棚に飾ってもいいし、また、ゲストの目を惹くことも期待できる。
いつ開封して飲むのがよいか? それはやはり、特別な客人をもてなすときだろう。
本来はボトルの外にあるべきグラスが、そのボトルの中にある。一種の不条理。
改めて人数分のショットグラスを用意し、それまではインテリアだったものを酒へと“生成変化”させていく。パーティ・ジョークとしてはそう悪くない。
空になったボトルには水道水でも詰めて、再度インテリアとして活躍してもらおう。“持続可能性”というやつだ。ライフサイクル――“円環”。
その一杯は物語のなかで――――
中にショットグラスが浮かんでいるウォッカのボトル。それ自体は現代アートのひとつともいえる。
だが、それだけで完結しているわけではなかった。
味、香り、年代……それ以上、価値を付加できないような、超高級ウォッカ。
そのボトルの中にショットグラスが浮かんでいたら……?
そう、贈答品としての活躍が期待できる。
もともと贈答された酒というのは棚に飾られる期間が長く、インテリアとしての側面が強い。
そうであるならば、中にグラスが浮かぶ酒瓶はまさにインテリア向けだ。所有者本人の個人的な趣味として棚に飾ってもいいし、また、ゲストの目を惹くことも期待できる。
いつ開封して飲むのがよいか? それはやはり、特別な客人をもてなすときだろう。
本来はボトルの外にあるべきグラスが、そのボトルの中にある。一種の不条理。
改めて人数分のショットグラスを用意し、それまではインテリアだったものを酒へと“生成変化”させていく。パーティ・ジョークとしてはそう悪くない。
空になったボトルには水道水でも詰めて、再度インテリアとして活躍してもらおう。“持続可能性”というやつだ。ライフサイクル――“円環”。
その一杯は物語のなかで――――
