羽衣とスレッタちゃんを考える
公開 2023/10/15 11:24
最終更新
2023/10/15 11:35
※すいまじょのエンディングについてかなりキツい事を言ってます。注意。
この頃ぼーっと考えるんですけど、スレッタちゃんって羽衣伝説の天女みたいだなあと思いついた訳です。
羽衣伝説の天女は後に夫となる男に空を飛べる羽衣を奪われ、泣く泣く地上に住むことになります。
スレッタちゃんもある意味、空を飛べる自由の象徴だったエアリアルを奪われ、そしてキャリバーンに乗り(というか、乗らざる得ない状況だった)、身体の自由を奪われ天界にあたる宇宙ではなく地球に住まうわけなんですが••••••。
スレッタちゃんは本当に地球に行きたかったのかな?と今でも考えてしまいます。
地球に行きたかったのはミオリネだし、付いてきてと言われても、スレッタちゃんは首を縦に振らなかった。
当初からミオリネが行きたいから協力した訳で、彼女は地球のことなんて本当は興味無くて自分の夢があったし、何より自由に動ける宇宙が好きだったんだと思います。
エアリアルがあれば彼女は何処までも飛べると感じていたでしょうし。
でも母親が仕出かしたことや、母への不信と不安でミオリネと婚約した事で依存先が変わって混乱して自分の本音と夢が有耶無耶になってしまい、上記で述べた通りエアリアルを奪われキャリバーンに搭乗し遂には彼女自身身体の自由を奪われるのです。
んで、最終回で後遺症の残る不自由な身体で重力のある地球にてミオリネの事を待っていて自我を無くした母と共に過ごしているという•••。
あんなに宇宙では自由に飛び回っていたスレッタちゃんを思えばこの落差に愕然とします。
エンディングのスレッタちゃんは我々視聴者からみたら一見幸せそうに写ります。
ですが、物言わぬお母さんがこの環境が楽しそうだから私も楽しいというニュアンスの事しか言ってません。
お母さんの反応中心でスレッタちゃん自身の生の声じゃないんですよね••••••つまり本心ではどう思っているのか。
ミオリネがスレッタちゃんを地球に連れてきたのは色々やらかしまくったスレッタちゃん一家を匿う為だろうと何となしに把握出来ます。
個人的な決めつけになるんですけど、このエンディングでのスレッタちゃんとミオリネの関係ってスレッタちゃんの母親であるエルノラが居てこそ保てているのではないかと。
この先エルノラが死去した時にバランスが崩れ、色々と見えてこなかった物が見えてきて関係に綻びが生じて来て、
何故、自分は望んでなかった地球に居るのか、
何故、自分を地球に連れてきたミオリネは自由に宇宙へ行き来出来るのか、
という考えが巡る時が来ると思うんです。
自由の効かない、ある意味1つの地に縛り付けられた自分と世界を飛び回るミオリネとの違いに嫉妬やそこで初めて何故自分がこんな土地に縛られるのかという不満と怒り、また宇宙で自由に飛びまわりたいという願望、そしてそんな醜い感情を抱く自分に嫌気がさしてしまうスレッタちゃんが生まれてしまい、ある日爆発してしまい決定的な諍いが2人に起こり壊れる未来しか想像出来ないんですよ•••。
まあスレッタちゃんが考えを放置したらいいんでしょうけど、それじゃあスレッタちゃんに単に言うことを受け入れる人形になれと言ってる様なものですから、それも嫌です。
でも有り得るルートだから笑えない。
諦めて心を空っぽにして抜け殻みたいに時間を消費するスレッタちゃんなんて悲しすぎる。
話は戻しますが羽衣伝説の天女は諦めと自分の自由を奪った男に怒りや失望、天への渇望を抱きながら過ごしていたのでは無いでしょうか。
スレッタちゃんも近い未来、自分の本当の気持ちに向かい合う時が来て、天女のように宇宙を恋しがるのでは無いかと思います。
あくまで私の妄想で、スレッタちゃんの本心なんて測りかねますが嘆く彼女がいてもおかしくないです。
絶賛する声も多いですが、あのラストの後の、どうしても未来のなさを考えられずに居られないのです。
人の人生って時間に例える事がよくありますよね。
人生の始まりが朝なら終わりは夕方。
色んな方が仰ってますがあの夕焼けはスレッタちゃんの人生はもう進むことが無くもう終わりなんだと表しているようで、閉塞感と虚しさを感じてしまいます。
出来ればミオリネからも離れて自立し、羽衣を取り返し再び天に帰った天女の如く、また宇宙を飛び回るスレッタちゃんの未来が見たいです。
明るい未来があると信じたいですね。
この頃ぼーっと考えるんですけど、スレッタちゃんって羽衣伝説の天女みたいだなあと思いついた訳です。
羽衣伝説の天女は後に夫となる男に空を飛べる羽衣を奪われ、泣く泣く地上に住むことになります。
スレッタちゃんもある意味、空を飛べる自由の象徴だったエアリアルを奪われ、そしてキャリバーンに乗り(というか、乗らざる得ない状況だった)、身体の自由を奪われ天界にあたる宇宙ではなく地球に住まうわけなんですが••••••。
スレッタちゃんは本当に地球に行きたかったのかな?と今でも考えてしまいます。
地球に行きたかったのはミオリネだし、付いてきてと言われても、スレッタちゃんは首を縦に振らなかった。
当初からミオリネが行きたいから協力した訳で、彼女は地球のことなんて本当は興味無くて自分の夢があったし、何より自由に動ける宇宙が好きだったんだと思います。
エアリアルがあれば彼女は何処までも飛べると感じていたでしょうし。
でも母親が仕出かしたことや、母への不信と不安でミオリネと婚約した事で依存先が変わって混乱して自分の本音と夢が有耶無耶になってしまい、上記で述べた通りエアリアルを奪われキャリバーンに搭乗し遂には彼女自身身体の自由を奪われるのです。
んで、最終回で後遺症の残る不自由な身体で重力のある地球にてミオリネの事を待っていて自我を無くした母と共に過ごしているという•••。
あんなに宇宙では自由に飛び回っていたスレッタちゃんを思えばこの落差に愕然とします。
エンディングのスレッタちゃんは我々視聴者からみたら一見幸せそうに写ります。
ですが、物言わぬお母さんがこの環境が楽しそうだから私も楽しいというニュアンスの事しか言ってません。
お母さんの反応中心でスレッタちゃん自身の生の声じゃないんですよね••••••つまり本心ではどう思っているのか。
ミオリネがスレッタちゃんを地球に連れてきたのは色々やらかしまくったスレッタちゃん一家を匿う為だろうと何となしに把握出来ます。
個人的な決めつけになるんですけど、このエンディングでのスレッタちゃんとミオリネの関係ってスレッタちゃんの母親であるエルノラが居てこそ保てているのではないかと。
この先エルノラが死去した時にバランスが崩れ、色々と見えてこなかった物が見えてきて関係に綻びが生じて来て、
何故、自分は望んでなかった地球に居るのか、
何故、自分を地球に連れてきたミオリネは自由に宇宙へ行き来出来るのか、
という考えが巡る時が来ると思うんです。
自由の効かない、ある意味1つの地に縛り付けられた自分と世界を飛び回るミオリネとの違いに嫉妬やそこで初めて何故自分がこんな土地に縛られるのかという不満と怒り、また宇宙で自由に飛びまわりたいという願望、そしてそんな醜い感情を抱く自分に嫌気がさしてしまうスレッタちゃんが生まれてしまい、ある日爆発してしまい決定的な諍いが2人に起こり壊れる未来しか想像出来ないんですよ•••。
まあスレッタちゃんが考えを放置したらいいんでしょうけど、それじゃあスレッタちゃんに単に言うことを受け入れる人形になれと言ってる様なものですから、それも嫌です。
でも有り得るルートだから笑えない。
諦めて心を空っぽにして抜け殻みたいに時間を消費するスレッタちゃんなんて悲しすぎる。
話は戻しますが羽衣伝説の天女は諦めと自分の自由を奪った男に怒りや失望、天への渇望を抱きながら過ごしていたのでは無いでしょうか。
スレッタちゃんも近い未来、自分の本当の気持ちに向かい合う時が来て、天女のように宇宙を恋しがるのでは無いかと思います。
あくまで私の妄想で、スレッタちゃんの本心なんて測りかねますが嘆く彼女がいてもおかしくないです。
絶賛する声も多いですが、あのラストの後の、どうしても未来のなさを考えられずに居られないのです。
人の人生って時間に例える事がよくありますよね。
人生の始まりが朝なら終わりは夕方。
色んな方が仰ってますがあの夕焼けはスレッタちゃんの人生はもう進むことが無くもう終わりなんだと表しているようで、閉塞感と虚しさを感じてしまいます。
出来ればミオリネからも離れて自立し、羽衣を取り返し再び天に帰った天女の如く、また宇宙を飛び回るスレッタちゃんの未来が見たいです。
明るい未来があると信じたいですね。