タイバニ2の最終回を見た。
前回暴走させられた虎徹さんが相棒のバニーちゃんをボコボコにするシーンは見ていられなかったし、ルナティックも懸命に応戦するけど敵はとても強い••••••絶対絶命のそんな最中に虎徹さんが正気に戻った理由が何とも皮肉。
虎徹さんが、NEXTの能力を失った事を知った時の各々の反応の中で、ブルーローズの表情が切なくてねー(；＿；)
戦いが終わった後、もう能力は回復しないの？と問う彼女•••片思いだけど、でも大好きな人ともう同じステージに居られないと知った時のショックは如何程だろう。
一方、戦闘後のヒーロー達の会話を聴いていたアニエスさんが虎徹さんが今後のことについての旨を口にした時、音声を切って、認めたくない聴きたくないと心の内を漏らしていたシーンで、アニエスさんも実は虎徹さんのこと恋愛的な好きだったんじゃないかと私は受け止めた訳です(安定のカプ厨脳)
とても強い物じゃないけど、低迷して足掻いてNEXT能力も減退して一時ヒーローから離れていたけど努力と工夫で返り咲いた虎徹さんを見ていたから、ずっと気にかけていた存在だったんじゃないかな。
そんな彼が今度こそ間違いなくヒーローを降りる事はやはり認めたくない。
仲間だと言うのもあるけど、ひたむきに諦めない頑張る彼を憎からず想っていたんだろうなあ、なんて。

ルナティックの最後は彼らしい仕舞い方だと思いました。
最後まで虎徹さんとバニーちゃんに素顔を見られず誰にも正体をしられること無く幾人もの罪人を焼いて来た自らの炎で己を灼くその悲しいまでの潔さ•••この人1番物語の中で悲しいし報われなさ過ぎじゃないか？とも考えましたが、最後辺りは虎徹さんに救われ、自分の中に流れるヒーローとしての血脈と、相反した歪んだ正義に捕らえられていた事に気づき自らを罰して幕を降ろした。
壮絶で悲しい、でも彼らしい終幕でした•••本当はまだ虎徹さんと正体を明かさない状態で素顔のままでこの先も接して欲しかったんですけどね、個人的に•••。

ラスト、時を経てヒーローミュージアムの一角にレジェンドとしてワイルドタイガーとバニーの最高のバディとして描かれ展示される2人の後ろ姿••••••泣けました。
2人は伝説になったんだねぇ😭😭


んで隣のヤンジャンで去年公開された桂先生執筆の漫画を見てなぜバニーちゃんがあの時虎徹さんのヒーロースーツを装備出来たのか、その後の虎徹さんとバニーちゃんの話を描いて下さってました。
すぐ側にいるのにもうこれまでみたいにヒーローとして一緒に活躍出来ないんだという実感が隠る、バニーちゃんの切なさそうな表情と、自分がNEXTじゃなくても変わらず相棒としてそばに居てくれるバニーちゃんに対する申し訳なさと感謝が同居するけど優しい虎徹さんの視線。
切なさと温かさが混在し、2人はやっぱりどこまでもTIGER＆Bunnyなんだよという製作者側からのメッセージのようで•••。

個人的に虎徹さん、あの後紆余曲折を経てまたまたヒーローに返り咲き、またまたバニーちゃんとバディヒーローとして活躍してるんじゃないかと勝手に思ってます。
そうであって欲しいですよね。
ウロボロスも結局闇のままでしたし？

なのでタイバニ3作ってくだしあー！