ふう〜

ねみいですね。

そういやこの前、内見に行ってきました。

住宅街、、築4〜50年ぐらいの長屋、、ハイカラに言うとテラスハウスですか。

そういったのが立ち並ぶ中で何軒か立て直してた家の中の一軒。

築30年の3階建。

１階部分は駐車スペース。

そこに車を停めて

不動産会社の担当の方に挨拶していざ内見。

靴脱いで上陸した瞬間

きしみ方が半端じゃない。

一歩歩くとギイ。

二歩歩くとギイギイ。

武家屋敷さながらのきしみ方。

虫の気配すら即察知できそうなきしみ方。

きしみ過ぎて慣れてしまって

逆に忍者に気づかないんじゃないか。

オオカミ少年的な寓話が生まれそうなきしみ方。

歩く度にきしみが脳内にダイレクトに届く。

AirPodsで聴いてるぐらいの没入感。

むしろ家で移動してる時はAirPodsのノイキャンが必要。

本当は築45年のきしみ方。

優しさを持ち寄りたくなるきしみ方。

あなたの視力が0.1ならさしみ方と書いてもいいかもしれない。

洗面所はピカピカ。

お風呂はまあ小さいけど追い焚きもある。

給湯器のリモコンも新しかった。

「ほ〜ん」と思いながら２階へ。

２階への階段がまあきしむきしむ。

まきしまむきしみ。

ほんで急やね。

昔の階段は。

ちょっとカーブポイントがあるんで、そこはちょっと安心。

直線はまじで怖いからな。

そう思ったら昔の家って住んでるだけで結構神経使うよな。

今の家は優しいわ。

でもそれで神経使わなくなってボケが助長されてるんかもな。

ほんまの優しさじゃないんかもな。

ほんで２階なんですが、

洋室とダイニングキッチン。

洋室は6畳のまあ普通の洋室。

エアコンは無いけどエアコンの取り付け板はついてます。

外しといて。

キッチンは2口コンロ（ろこんろ）。

結構昭和というか平成初期というか。

年季は入ってたけど、まあ火が出ればいいからね。

ほんで電気器具と違ってガスコンロは古くてもそこまで燃費変わらないと思うんで。

多分。

まあ及第点。

ダイニングキッチンも6畳あるんですが

別に置く物もないんで

6畳全てが調理場みたいなもん。

ダンシング和食とかローリング中華とか編み出すかも。

きしむ階段を登り３階へ。

３階はまず6畳の和室。

結構こぎれい。

唯一エアコンが付いてます。

「設備ですか？」と聞いたら「残置物です。」とのこと。

。。聞いてみたものの無いより有る方がいいよな。

３階のもう一つの部屋は6畳の洋室。

エアコンなし。

エアコン用のコンセントはついてるんですが

３階やし、裏は家やし

エアコン付けれるんかなあ、、といった感じ。

不動産屋曰く「いけます！」とのことでしたが

。。ほんまかなあ。。

この３階にエアコンつけれるか問題が結構でかいな。

あとは屋根裏収納。

屋根裏に窓があって左を向くと結構いい景色。

まあ登るの結構めんどくさそうなんであんまりかなあ。。

しかも景色も立ち上がらないと見えないんですよね。。座ると見えない。

タバコ吸ってる時期ならめっちゃいいやん！ってなってたと思うんですけど

立ちながらぼーっと景色だけ見てもね。。

まだ座れたら何か飲み食いしながら楽しめるんやけど。。



この物件、全体的にちょっと微妙というかなんというか

ボタンの掛け違いみたいな物件でした。

ちょっとずつのズレが致命傷というか。

それが床のきしみに現れてます。

そういう運命（さだめ）的な家なんやな。

不動産屋さんは戸締りとかして帰ります〜っていってたので

「じゃあありがとうございました〜」って言って外出てきたんですけど

不動産屋さんが家の中を歩き回ってる音が外まで丸聞こえでした。