「捨てにくいモノ」の筆頭がパソコン……かもしれません。
特に最近は個人情報の塊でもありますから、捨てるにも躊躇してしまいます。

「もうとっくに使わなくなったけど、面倒くさいからそのまま置いておこう」ということでたまったパソコンが、わが家には12台ほどありました。2人分で20年くらい暮らした家なので、そのくらいはたまってしまいますよねえ。

「パソコン　処分」で検索すると同時に、在住の自治体の処分方法も検索。すると「リネット」という業者がやってくれることがわかりました。本体は無料で引き取ってくれるけど、HDDやSSDのデータ消去については別料金。証明書も発行してくれて安心……ではありますが、１台につき約3500円もかかってしまうのが問題。何せ12台のパソコンですからねえ。

というわけで、今回利用したのがビックカメラのHDD破壊サービス。店舗にHDDを持ち込むと、税込み1500円でドリルで穴を開けてくれるというものです。穴は4箇所開けてくれるので、たぶんこれなら大丈夫かなと。

ノートパソコンからHDDを取り出す作業、これはわりと大変でした。今までさまざまなメーカーのPCを使ってきたので、PCによって取り出しが楽だったり大変だったり……。慣れてくるとペースは上がりましたが、それなりに疲れましたねえ。処分するものだとはわかっていても、最初はちょっと気を遣っちゃったり。

ビックカメラにHDDを持ち込むと、4箇所に穴を開けてそのまま返してくれます。向こうで処分してくれればいいのに……と一瞬は思ったのですが、「処分した」と言いつつ横流しする悪質な業者がいるとか何とか。穴を開けて返してくれるほうが良心的なのですね。

リネットのデータ消去サービスを利用したのも２台ほどありました。このくらいの数なら許容範囲です。それにしても、捨てるのって本当にたいへん。これを経験したら、モノをためこむなんてできなくなっちゃうと思うのですが、この苦労もいずれは忘れてしまうのでしょうか……。